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氷河期就活を乗り越えた「過去」、体験ギフト事業EC担当の「今」/ ソウ・エクスペリエンス株式会社

 

SOW EXPERIENCE Inc. / ソウ・エクスペリエンス株式会社
2005年より、全く新しい贈り物のカタチである「体験ギフト」事業をスタートさせる。現在提供する体験の種類は250種類・6400コースにも及び、ギフト体験者は累計63万人にも上る。
エステ・ヨガ・陶芸・クルージング・パラグライダーなどの豊富なラインナップに加えて、カフェやアフタヌーンティーなど特定の体験を楽しめるものもあるそうだ。

新型コロナウイルスの影響による就職氷河期が予想される中、就職に大きな不安を抱える大学生が増えています。

リーマンショックによる就職氷河期を乗り越えたOB・OGはどんな学生生活を送り、どんな努力をしてきたのか?

今回は、ソウ・エクスペリエンスでご活躍されている田鍋さんにお話を伺いました。(写真左が田鍋さん)

 

————田鍋さんの現在の業務内容と、入社の経緯についてお聞かせ下さい。

現在はECとマーケティングの領域を担当しています。主に自社サイトとソウ・エクスペリエンスを出店している外部モールの運営などの店長業務、一部広告やSNSの運用なども行なっています。

入社に至った経緯は、大学時代の友人から代表の西村を紹介してもらったのがきっかけです。

体験ギフトを通じて一人でも多くの方の内面・生活を豊かにしていこうという事業内容はもちろんですが、我々のような若輩者にもざっくばらんに接してくれる代表の西村と、趣味のバスケットボールの話が永遠にできて、ビジネスに関しても大変頼もしい取締役の矢動丸、二人の人柄に惹かれて入社を志望しました。

 

————これまでのキャリアでは、主にEC事業に携わっていらっしゃるそうですが、その魅力や、田鍋さんにとってのやりがいをお聞かせ下さい

 EC事業の魅力は、定量的にお客様の行動を把握できるところです。

目標があれば、そこまでのプロセスを細分化、売上と相関関係にある指数(ユーザー数や購入率)など指標を決めます。その指標目掛けて施策を行い、数字を振り返って分析→改善して施策をうつ→振り返り/分析→また施策に落とし込む…と、かなり泥臭いですが、定量的なデータをもとに、建設的に業務を進められるところは魅力だなと感じます。

しかしながら、あくまでお客様も一人の人間なので、なるべくお客様の気持ちをイメージした上で施策は実行していかなければなりません。定量だけでなく、定性的にもお客様のことを考えた上で施策を実行、それがお客様に伝わり例えば売上に結びついたら、やりがいを感じます。

前職では、かつてパリコレに参加していたブランドをいくつか運営するアパレル企業でEC担当をしていましたが、ソウ・エクスペリエンスに入社して扱う商材が「体験ギフト」に変わっても、やりがいに変化はないです。

「好きなこと・興味」を仕事に活かせる会社

————セカンドキャリアとして、社会人7年目でソウ・エクスペリエンスに入社されてから働くことに対する価値観に変化はありましたか?

ソウ・エクスペリエンスの社員は、仕事のオン/オフがかなりしっかりしてます。

なので私生活も各々で好きなことを充実させているのですが、その私生活での興味や探究心をそのまま仕事に活かしている人が多いです。それが素直にできる会社って案外少ないのかなとは感じます。それに好きなことを追求してビジネスに転換できる人は強いと思います

「好きこそものの上手なれ」っていう言葉もあるくらいです。その部分の価値観はこの会社で培ったので、今後も大切にできればと感じています。

 

————ソウ・エクスペリエンスさんのHPにある社員インタビューページで、田鍋さんは会社を表す3つの言葉として「愛・勇気・希望」を挙げられていますが

田鍋さんにとってのソウ・エクスペリエンスを一言で表すと、どんな会社でしょうか? 

  一言で表すと「赤ずきんチャチャ」です。

会社の社員インタビューで書いた「愛・勇気・希望」は小さい頃に好きだったアニメ「赤ずきんチャチャ」(古いアニメですみません…)が変身するときのセリフの中に出てくるキーワードです。

当時、このアニメはビジネス的にも実験的かつ前衛的な手法を用いてたと言われています。(例えば香取慎吾さんが声優をしていたり、SMAPがアニメの主題歌を歌っていたり)

ソウ・エクスペリエンスに入社した当社、良い意味で個性溢れる社員の皆さんや、お子さんがいて賑やかな日常、子連れ出勤やフレックス出社、副業がOKなどの前衛的な働き方はビジネス界の赤ずきんチャチャだなぁと感じ、この3つを挙げました。

(オフィスの様子)

————田鍋さんご自身のロールモデルになっている方がいらっしゃいましたら、その理由も含めてお教えください。

 ロールモデル…普段は特に意識したことはありませんが、代表の西村はいつも笑顔で楽しく仕事をしています。社長って絶対大変そうじゃないですか。でもいつも笑っていたり、皆を楽しませる立ち振る舞いや言動をしているんですよ。私もそんな風に、関わる仲間と自分自身の笑顔や楽しむ気持ちを大切にしながら今後も仕事ができたらいいなと感じます。

 

————今後のソウ・エクスペリエンスでのキャリアについて、具体的な展望や目標はありますか?

 自分にとっての中長期的な目標はあまり立てず、目の前の事に向き合うタイプなので、キャリアの展望はありません。

しかし、体験ギフトをもっと国内に定着させられるようにしたいです。体験ギフトは贈った人も貰った人も心が満たされる、本当に良い商品なので。個人では、最近は動画制作のスキルを身に付けたいなと考えているので、趣味や好きな事の領域からチャレンジしてみて仕事に展開できたらと考えています。

>> >>氷河期の就活でも仕事でも、コントロールできる要素はある。

氷河期の就活でも仕事でも、コントロールできる要素はある。

————大学時代の田鍋さんご自身を振り返って、どんな学生生活を送られていましたか?

 大学時代、基本的にはカフェのアルバイトでカフェラテばかり作っていましたが、2011年3月に起きた東日本大震災の復興ボランティアに参加した経験は自分の中で印象的です。

2011年は津波の影響を受けた石巻市の商店街の歩道を復旧する作業(汚れてしまった石畳を外して、洗ってまた設置する作業)、2012年は塩釜市の松島・浦戸諸島の復興支援内容の企画を行いました。

厳しい状況の中でも、目標や達成したいことを明確にして、仲間と一緒に実行していくという経験はとても有意義でした。また、実際に役に立てたかどうかはわからないですが、現地の人から笑顔を頂けた時に、感銘を受けたのを覚えています。仕事でも会社のチームの仲間と一緒に課題を解決したり、お客様の笑顔を見る時にはやりがいを感じるので、今の自分に繋がっていると感じています。

 

————いわゆる就職氷河期の最中に、就職活動をされていたと思います。当時のご自身にアドバイスをできるとしたら、何を伝えますか?

  氷河期って、コントロールできる要素とできない要素があるから、コントロールできる要素をしっかり取り組むことは大事だと思います。このことを当時の私にもアドバイスしたいです。

私の就職活動は、明確だった目標をリセットするところから始まりました。元々、客室乗務員になるのが夢でしたが、調べていく中で迷いが生じてしまった為です。私が就職活動をしていた時代も氷河期と言われていたので、非常に焦りがあったのを覚えています。

学生の皆さんも、やりたいことが明確じゃない、これから決めていくという方は少なくないかもしれません。だとしたら、まず最初はいろいろな業界や企業の情報を収集して、その情報を整理して、自分のやりたいことを決めるところから始められたらと思います。社会情勢が大変だったとしても、自分と向き合いながら情報を整理することはできますから

そこから、その先にどうやってその企業に受かるか、さらに情報収集と整理、実際に面接。現在の就職活動は、当時よりも大変な部分、苦労することや上手くいかないこともあるかもしれません。しかしながら、コントロールできる要素をしっかり見定めて、徹底していくことが大事だと思います。これはビジネスにおいても同様だと最近は感じています。

 

————ソウ・エクスペリエンスさんでは、オフィスへの子連れ出勤の容認など、社員一人一人に応じた柔軟な働き方を推進し、まさに実践されていると感じます。

就活において、「会社の雰囲気」や「働き方」は1つの判断基準になると考えますが、大学生に何かアドバイスをお願いします。

 会社の雰囲気や働き方に関して、説明会や面接だけで実態を掴むのはとても難しいことだと思います。

入社後のギャップを生まない為の正攻法は、情報収集している中で出てきた疑問を、説明会や面接の場でぶつけて潰していくしかないです。しかし、それでマッチングが良かったら何よりですが、やっぱり合わないってこともあるかもしれません。そのような場合は、辞めてしまうという選択肢も全然アリだと思います。

最近、大学時代の先輩が「会社を辞めることは逃げではなく、攻めだ」と言っているのを聞いて、納得感がありました。実は環境ってそんなに関係無くて、そのときいるそこが自分の居場所になります。そこで本当に好きだと思える自分や、なりたい自分を目指せたらいいのかなと思います。

 

————では最後に、田鍋さんが誰かへのプレゼントを考えている大学生に勧めたい体験ギフトはありますか?

おすすめは、おうちの中でおいしい紅茶とお菓子が楽しめるTea time giftです。

パラグライダーや陶芸のような普段できない体験も良いのですが、日常の中で得られる小さな幸福感も立派な体験だと思います。このギフトは貰った人は、紅茶とお菓子を楽しむだけでなく、紅茶を淹れる時間や、どのお菓子にしよっか?などと会話が弾む時間など、そのプロセスも含めて楽しんで頂けると思います。

ご両親や友人、パートナーなど贈る相手を選ばないのと、価格も比較的贈りやすい設定にしているので、誰かへのプレゼントを考えている大学生の方にぜひすすめたい体験ギフトです。

 

————おうち時間にもぴったりなギフトですね。ありがとうございました!

 

ソウ・エクスペリエンス HPはこちら >>> https://www.sowxp.co.jp

 

編集後記
聞くだけでワクワクするような「体験ギフト」。ホームページを覗いてみると、まさに、贈った人も貰った人も心が満たされるような素敵な商品ばかりです。今回はEC・マーケティング領域でご活躍されている田鍋さんに、幅広くお話を伺いました。厳しい局面にあっても、コントロールできる要素にしっかり取り組むという姿勢を忘れないようにしたいですね!

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