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【常にワクワクすることを追求し続ける】ブランドと共にZOZOTOWNのサイトを盛り上げるEC推進本部に密着!/株式会社ZOZO 社員インタビュー

ファッションが大好きで洋服をこよなく愛す私が暇さえあれば眺めているのが、ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」です。今までにZOZOで買った洋服は数えきれません。私のようにZOZOTOWNで買い物をしたことがある人や、一度は名前を耳にしたことがある方はたくさんいるのではないでしょうか。

ZOZOTOWNをはじめとする様々なサービスを運営している、株式会社ZOZO。

 

「ZOZOって、どんな雰囲気なの?」

「ZOZOで働いている人って、どんな学生生活を送っていたの?」

 

ZOZOTOWNヘビーユーザーの私は、そんな疑問を持っていました。そこで今回は、株式会社ZOZOの2人の社員の方にインタビューをさせていただきました。お2人の普段の*お自事やZOZOで働くことの魅力、就活、新卒時代のエピソードなどをお聞きします。

(※)ZOZOグループでは、仕事のことを「仕事(仕えること)」ではなく「自事(自然なこと)」であるという意味を込めて「自事」と表記します。

今回はEC推進本部に所属する、宮森 菜未さんのインタビュー記事です。ZOZOユーザーはもちろん、働くことに前向きなイメージが持てずに悩んでいる大学生も必見です!

 

株式会社ZOZO
日本最大級のファッション通販サイト「ZOZOTOWN」、ファッションコーディネートアプリ「WEAR」やブランド古着のファッションゾーン「ZOZOUSED」などのサービスを運営している。企業理念は「世界中をカッコよく、世界中に笑顔を。」
HP:https://corp.zozo.com

 

宮森 菜未(みやもり なみ)さん
2017年 新卒入社。株式会社ZOZO EC推進本部ECマネジメント部所属。
 

 

「見てるだけでもワクワクするようなサイト」を目指して

ー本日はよろしくお願いいたします!

早速ですが、宮森さんのEC推進本部でのお自事や、現在取り組んでいるお自事の内容を教えてください。

ZOZOでは、ブランド営業本部と、私が所属するEC推進本部のECマネジメント部が、2人1組のペアなってZOZOTOWNに出店している各ブランド様を担当します。担当ブランド様から受けたご相談に対し、それぞれで対応する内容や業務を分担しながらZOZOTOWNの運営をサポートしています。

ブランド営業本部では、ZOZOTOWNで商品を販売していただけるようにブランド様との交渉や、販売する商品の決定などを担当しています。

ECマネジメント部では、ZOZOTOWNで販売が決まった商品の画像やコーディネート例、アイテム説明文などをブランド様と一緒に考えたり、アドバイスをしたりします。お客様に魅力が伝わるような商品画像や説明文を販売開始日にアップできるような状態に準備をすることはもちろん、サイトに掲載した後も細かいメンテナンスやアップデートを行っています。

私はZOZOTOWNを「見てるだけでもワクワクするようなサイト」にしたいと考えており、その実現に向けてチームやブランド様と一緒に試行錯誤しています。ZOZOTOWNのユーザーさんと出店ブランド様にとって売りたいな、買いたいなと思ってもらえるような売り場を目指して、普段から業務を行っています。

 

ー出勤から帰宅までの1日のスケジュールをお聞かせください。(現在はリモート出勤)

9:00 出勤

ZOZOTOWN全体や自分の担当ショップの前日の売り上げ、商品のランキング、メールの確認をします。

11:00 チーム単位で朝礼

1日のスケジュールの共有を行います。また、私たちのチームでは1日1個テーマを決めて、それについて話す時間をとっています。これは、リモート出勤になって人と話す機会が少なくなってしまった中でも、コミュニケーションを大切にしたい、という想いから行っているものです。「おすすめの漫画は何?」や「おすすめの映画は何?」といったことを話しています。ちなみに今朝は「得意科目や好きだった教科は何?」というテーマで話をしました(笑)。

12:00 担当ショップへの対応

自分の担当ブランド様から来たお問い合わせの電話やメールへの対応を行います。コロナ禍以前は、商談やブランド様の展示会のために定期的に外出をしていました。展示会は流行りのコーディネートやトレンドカラーなどの情報収集ができ、人気商品を販売しているブランド様との関係性を作ることができる機会でもあるので、積極的に出向くようにしています。

夕方 チームで会話

Slack(チャットツール)のハドルミーティングという機能を使い、チームで同時通話をしながら、オフィス勤務時のようにいつでも会話ができるような環境を設けて自事をしています。和気あいあいと、業務に関する質問や情報の共有、雑談などをしているので、在宅勤務でもオフィスにいる時のような楽しい雰囲気で自事ができます。

18:00〜19:00 退勤

ーお自事をしている中でやりがいを感じるのはどんな時ですか?

ブランド様と一緒にZOZOTOWNを盛り上げているという感覚が生まれた時ですね。基本的にはブランド様にZOZOTOWN上の商品ページの作成や運営を行っていただきますが、より商品の魅力や世界観などが伝わるように様々なご提案をさせていただいた結果、売上アップに繋がり、ブランド様とその喜びを共有した時には、やりがいを感じます。

 

ーお自事をする上で心がけていることは何ですか?

コミュニケーションの取り方を工夫することです。ECマネジメント部は調整役になることがとても多く、自分の担当ブランド様はもちろん、ZOZOBASE(ZOZOの物流拠点)やカスタマーサービスなど、社内の様々な部署と関わる機会があります。お互いがスムーズにやりとりをするために、物事の伝え方やタイミングをよく考えています。また、リモートワークになってからもコロナ前と変わらない、堅苦しさのないコミュニケーションを取ることも心掛けています。

 

ーこれまでのお自事の中で特に印象に残っていることはありますか?

私はZOZOに入社して5年が経つのですが、ある時昔から担当しているショップ様が話題のコラボ商品を発売することになったと電話がありました。ですが、ZOZOTOWNでは販売しない方向だということを伺ったんです。とても魅力的な商品だったので、私はその商品を絶対に販売いただきたいと思い、ZOZOTOWNで販売することのメリットや、他部署と連携しながらまとめたPR施策などの提案をブランド様へ行い、ZOZOTOWNで販売いただけるよう交渉を行いました。その結果、販売していただけることになり、とても嬉しかったです。また、お客様の購入時のハードルを少しでも下げられるように、予約販売では無く即日発送も選択が可能な販売方法にしたり、物流をスムーズに行えるよう調整したりと様々な工夫も行いました。その商品がZOZOTOWNのアイテムランキングにも掲載されるほど人気商品となった時には、とても達成感がありましたね。

自事は、楽しいのが当たり前。楽しくないなら楽しくなれるまでみんなで考える

ー会社で働く人のイメージとして「暗い髪色でスーツを着ている」という印象が強かったのですが、ZOZOで働く 方々の服装や髪色などは自由度が高く、一人一人の個性を大切にされているように感じました。

そうですね。ZOZOでは、働く人のユニークさを大切にしているので、服装も髪型も完全に自由です。スタッフはみんな自分の好きなファッションを楽しんでいますね。私も入社の面接時は働くスタッフの見た目の個性が凄くてびっくりしました(笑)。ZOZOではそれぞれの個性がファッションを通して表現できるところがいいなと思います。

 

ーズバリ、ZOZOの強みや魅力を教えてください。

強みは文化です。スタッフみんなが「世界中をカッコよく、世界中に笑顔を。」というZOZOの企業理念が大好きなんだなと感じることがとても多いです。直近で感じたのは、3月に販売していたウクライナの人道支援のチャリティーTシャツ(現在は販売終了)ですね。これは私が企画したわけではありませんが、様々な部署の担当者が協力し、とてつもないスピード感でこの企画を動かし、カッコいいページと商品を作りあげていました。自分たちが正しいと思うことをお客様に伝え、支援を行う姿はまさにZOZOらしいなと感じましたし、誇らしくも思いました。スタッフ同士で話をしている時は「あの企画良いよね」と言い合い、社外の友人には「今のZOZOではこういうことをやってるんだよ」とあえて伝えたくなるんです。全てのことを自分ごととして考え「今、うちの会社がこれをやっているから、是非賛同して欲しい」と自然に発信できるところが、ZOZOの文化であり、強みです。

またZOZOにはフレックスタイム制度があるのですが、それをうまく活用している人が多いように感じます。自事はもちろん全力で取り組みますが、1人ひとりが自分のプライベートをすごく大切にしています。*フレックスや有給をしっかりと使って旅行や趣味の時間に当てることができていますし、それを気兼ねなくできる環境があるところがZOZOの魅力だと思います。

(※)一部の部門はフレックス制度対象外です。 

気になることは徹底的に!時間とお金を惜しまず活動し続けた大学時代

ー大学生時代に力を入れていたことや活動はありますか?

1つのことに力を入れていたと言うよりかは、大学の4年間は全力で色々な経験をしたいという想いを持っていたんです。時間とお金を惜しまずに、とにかく気になったことはやり尽くそうと思って行動していました。私は幼い頃から海外に興味があり、留学も合計3度行く機会がありました。アメリカ、カナダ、フィリピンへの留学で、英語の勉強や海外で生活することを楽しみました。最後に行ったカナダでは、ワーキングホリデーという制度を利用し、1年間休学して海外で働きながら現地の学校に通うことを選びました。

あとはサークルとして活動していた、住居ボランティアが印象に残っています。世界の良い面だけを見ていてはいけないという気持ちから、スリランカやマレーシアの紛争地域やスラム街で住居支援を行ったり、現地の方々と交流するNGO団体のボランティア活動に参加しました。様々な活動を通し、同世代だけでなく年上や年下、社会人と関わることが増えたので、色々な人生の選択肢があることに気付けたり、刺激をもらったりしました。そこからさらに自分の興味が広がっていって、やりたいことをひたすらやり続けることに力を入れていましたね。これらは将来のために役立てるつもりでやっていたのではなく、自分が将来後悔しないように、というモチベーションで行動していました。

 

ー大学生時代の経験が、今のお自事に生かされたと感じたことはありますか?

色々な活動をしていると、コミュニティがたくさんできます。コミュ二ティによって自分の立場が一番上になったり一番下になったりと、変化がものすごく多かったんですね。そんな時、どのコミュニティにいる時でも「自分が自分らしくいること」を大切にしていました。

その考えは今でも心に留めていますし、どんな時でも自分らしく自事ができているのは、大学生時代の経験があったからこそだと思います。

企業理念「世界中をカッコよく、世界中に笑顔を。」に共感して入社

ーZOZOに入社したいと思った理由を教えてください。

先ほどもお話したように、私は大学を1年間休学していましたので、同級生たちが自分より1年前から就活を始めており、就活についての話を聞くことができました。その時にZOZOを受けた友人から「ZOZOに合っている」と言われたんです。私は東京の都心で働きたかったので千葉に本社があるZOZOとはあまり縁がないと思っていたのですが、面接時の質問のユニークさやスタッフの楽しそうな雰囲気に惹かれ、だんだんとZOZOに興味を持ち始めました。

また、住居ボランティアをやっていた頃に、現地の女の子が道端に咲いているお花を髪飾りにしたり、白い粉でお化粧をしていたりした光景がとても楽しそうでした。その子たちが私にも同じお化粧やヘアアレンジをしてくれて、とても嬉しかったことが印象に残っていたんです。この経験から、「おしゃれ」が人の内面に与える影響に惹かれ、ファッション業界に興味を持ちました。

あと、私は数年後に何をやっているか想像できないと思わせてくれるようなチャレンジングな雰囲気や、新しい事業を常に追い求めている会社に入社したいと考えていたため、理想に合っていると感じたZOZOに入社を決めました。

 

ー数ある部署の中からEC推進本部を選んだきっかけは何だったんですか?

ZOZOTOWNに携わりたかったという思いと、自分の興味をさらに広げられるように、社内外の人と関わりが多い部署に入りたかったこともあり選びました。また、ブランド様とやりとりをすることでファッション業界の流れや雰囲気に触れ、自分が今どんな業界にいるのかを直接感じたいという気持ちもありました。

 

ー 面接対策はどのようなことをされていましたか?

質問の答えを固く決めすぎず、自分の中でエピソードだけを持つようにしていました。なるべく自然体で伝えることを大事にしていました。実際にZOZOに面接に行った時「この絵を見て感じ取ったことを教えてください」といった事前に答えを用意できないような直感的な質問をされることもあったんです。自分の感覚や伝え方を見てくれていたんだなと思いますね。

ーZOZOに入社して1年目の時に苦労したことはありますか?

ECマネジメント本部は、色んな立場の方々の間に入る「調整役」のような自事が多いため、相手によって言葉の伝え方やタイミング等を工夫してコミュニケーションをとる必要がある部分です。

私たちが間に入って物事を円滑に進めるには、双方の都合や状況を自分たちが一番把握している状態である必要があり、日頃からのコミュニケーションの大切さを強く感じます。また、その時々の立場の代表として、誰かの代わりに無理なお願いをしたり、時にはお詫びをすることもあります。相手の都合や状況を知っているからこそ心苦しい場面も多々ありますが、良い結果に向けて立場の異なる人たちが協力するには、それも必要なことなのだと学びました。

 

 ー学生時代のイメージと、実際にお自事をされてみてからでは、働くことに対する考え方は変化しましたか?

結構変わりましたね。私は大学生の頃、本当に働きたくなくて(笑)。仕事が始まったら、自由がなくなるっていうイメージありませんか?

 

ーまさに今、そう思ってます…!

ですよね!私も「仕事」だけの毎日になるのが嫌で、働くことにポジティブになれませんでした。しかし今はイメージしていたよりも毎日が楽しくてびっくりしています。それはZOZOの自由で楽しく働く社風のおかげだと思いますし、和やかな雰囲気が私にはとても合っています。友達や家族と過ごす時間や、旅行などの趣味に費やす時間がなくなることも本当になくて。気持ち的にも時間的にも余裕があり、大学の時のようなフットワークの軽さで自分の好きなことができているので、不自由は感じていません。働くことは思ったよりも自由で、自分らしくいられるというイメージに変わりました。

 

ー大学生に向けてメッセージをお願いします。

大学生は時間やルールが許す限り、色々なことに挑戦して欲しいです。仕事に全く関係のないことだとしても、そこで関わる人とのコミュニケーションがきっかけで自分の引き出しを増やすことができ、今後関わる人と親しくなれるポイントや盛り上がれるネタが増えることにも繋がります。また、色々な人と関わることで、この先自分が誰かに対して不満を持った時も、相手の気持ちを理解して許すことができるようになると思います。楽しく自分の好きなことをして、ポジティブになれるきっかけをたくさん作ってください!

 

ー取材は以上です。宮森さん、ありがとうございました!

編集後記

「言葉の伝え方やタイミングをよく考えて相手とコミュニケーションをとる」というお話がとても印象的でした。学生時代から様々なコミュニティに所属し、たくさんの人と関わりを築いてきた宮森さんのお言葉だからこそ、人と接することの大切さや相手を理解することの重要性を学ばせていただきました。私もこの先、理不尽なことで嫌な思いをしたり、人とのコミュニケーションが上手くいかなかったりすることがあると思います。そんな時に、一度立ち止まって相手の気持ちをよく考えて行動できる人でありたいなと感じました。

☆株式会社ZOZO CI室コーポレートデザイン部 吉村 麗奈さんのインタビュー記事はこちら

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