目次
③訪問時に準備すること
会社案内やインターネットで調べればわかる情報は頭に入れておく
基本的な情報は準備段階で調べて、訪問時にはその企業で働く人しかわからないような情報を質問できるようにしましょう。
志望動機と自己PRをまとめておく
OB・OG 訪問は面接の一つと位置づけて、その企業への志望動機や自己PRをまとめておき、訪問の際に簡潔に話せるようにしておきましょう。
質問する内容は事前にまとめておく
時間をムダにしないためにも、事前に質問したい内容をまとめておきましょう。入社後の勤務意欲を疑われてしまう可能性がある「休日」や「残業」について質問したい場合は、言い回しなども考えておき、慎重に質問できるようにしましょう。
④訪問当日のマナー
⒈ 遅刻厳禁
遅刻は絶対してはいけないが、万一、電車が遅れそうな場合などは、早めに連絡をして、きちんと謝罪をしよう。
2.待ち合わせ場所(場所は事前に確認)
会社内、喫茶店が多い。場合によっては、仕事が終わった後お酒を飲みながら、ということもある。
⒊ 名刺の受け取り方
OB・OGから名刺を渡されたら、両手で胸の高さを保ちながら、「ありがとうございます」や「頂戴します」などと言って、ていねいに受け取る。いただいた名刺はすぐにはしまわず、右側に置いておくことが多い(正面に置くと、手元が触れたり、汚したりしてしまう可能性があるため)。
【以下はNGマナー】
・その場で名刺に書き込みをする(名刺は相手の“分身=顔”と考えること)
・すぐにかばんにしまう(名刺には相手の方の情報が満載。)
・汚す(相手の“分身”を大切に扱うこと)
⒋注文
■レストラン&カフェの場合
迷ったら、「○○さんは何になさいますか?」と聞き、OB・OGの注文したものよりも若干安めのもの、もしくは、「同じものをお願いします」でよい。 ※同じものであれば、運ばれるタイミングも同じであり、お互いに気を遣わなくて済む
■お酒を飲みながらの場合
基本的には、OB・OGにお任せする(「自分から積極的に」は避ける)。 正気を失うほど飲み過ぎたり、OB・OGに介抱されたり、などという失態は絶対に避けたい。
⒌質問時
効率的に情報収集ができるよう、想定できる会話の流れを作っておく。 ただし、OB・OGが回答しにくい抽象的な質問は避けること。 例:唐突に「仕事とはどういうものですか?」と聞くなど。 OB・OG訪問だからこその生情報・ホンネ情報を聞き出すこと。
⒍会計時
基本的には、OB・OGが支払ってくれることが多いが、自分も支払おうとする気持ちは持っておくことが大切。 OB・OGの自腹の場合、会社経費の場合(先輩が領収書を店からもらっている)と2通りある。どちらであっても「ごちそうさまでした」「ありがとうございました」と心から感謝の言葉を述べること。
⑤訪問後にやること
訪問後は時間をあけずにお礼のEメールや下記のようなお礼状を必ず送りましょう。
訪問の際に聞いて参考になった話や印象に残った話などを交えて書くことをおすすめします。また就職活動終了後にも、ご縁を大切にする意味でも近況の報告と挨拶を、メールや手紙で送りましょう。
⒈件名
企業で働く人は、毎日たくさんのEメールを受信する。件名を見れば何についてのメールかがすぐにわかるようにつける。件名の文字数は簡潔にする。
⒉宛名
宛名には、会社名、部署、名前の順に入れる。また、社名の後株、前株を間違えないように しよう。「○○株式会社」を「○○(株)」と略すのは失礼になる。
⒊名乗り
ビジネスメールでは、どこの誰からのメールかが、すぐわかるよう書くのが基本。 必ず名乗ってから、お礼の言葉を入れましょう。
⒋御礼と感想
当日のお話を伺ったことの感想などを盛り込み、感謝を伝える。訪問直後に、感想などをノートにまとめておくこと。
⒌締めくくり
再度、感謝の言葉を添え、締めくくる。
⒍差出人名
署名機能に、あらかじめ自分の氏名、大学名、住所、連絡先(電話番号、Eメールアドレス)などを登録しておくとよい。
⒎本文
手紙などの場合は、段落ごとに1文字空けるが、Eメールの場合は、1文字空ける代わりに、改行し行間(空白)を入れる。1行の文字数は30文字程度を目安にすると読みやすい。ビジネスメールなので、絵文字等は使わないこと。
はじめは緊張するかも知れませんが、勇気を出して行動に移しましょう!
END