休みの日の過ごし方

学生インド旅行記②~異国で育った同年代の女の子と話した~ / コラム

みなさん、ナマステ~( `・人・)!

インド旅行記 第二弾 でございます。

 


第一弾では紹介文で書かせていただいた通りに、インドという日本とは文化も街並みも大きく異なる国に実際に行ってみて感じたあれこれを紹介したところで終わってしまいました。

そして、今回の第二弾では実際に行ってみて、私が感じたあれこれから派生して深く考えた出来事についてコラムを書きたいと思います。

 

( 第一弾をご覧になっていない方は コチラ から読めるので是非読んでみてください。 )

 

さて、

突然ですがみなさん、アーユルヴェーダをご存知ですか?

日本でも流行っているのでおそらく耳にしたことのある人も多いはず。
アーユルヴェーダとはインドやスリランカに古くから伝わる療法として知られています。温めたゴマ油や自然から作られた植物のエキスを使って全身から腐敗物を取り除き、リラックス効果をももたらします。インドではいたってポピュラーであるアーユルヴェーダは観光客にも大人気なのだそう。

 

そんな噂を聞き、やらないで帰るわけにはいかない!

私も実際に足を運んでみました。

ガイドさんに紹介してもらいひと時のリラックスタイムを楽しんできました。
父、母、娘の三人家族が出迎えてくださり、娘さんが担当してくれることになったのですが…..なるほど、さすが現地といいますか衣服を身に着けたままでは受けられないということでした。マッサージ部屋へ案内され、見るからに歳の近そうな娘さんと二人きりに。

ブリティッシュイングリッシュは分るかと聞かれたけれどインド人の英語はナマリがあってとても聞き取りづらい。会話もままならず、それでも引き返せない状況だったというのもあり羞恥心を捨て、アーユルヴェーに臨む覚悟をしました(笑)

私に担当してくれた女の子はとても陽気な子で、歳を聞いてみるとなんと22歳
しかも、私と2歳しか違わないのにも関わらずもう既に2歳の娘がいるということでした。

 

ほとんどのインド人にとって “星占いの結果は絶対的な存在として受け止められます。
私も星占いをしてもらったのですがなかなか心にくるお言葉をいくつもいただきました。
インドに訪れた際には是非、星占いもしてみてください。私としては外せないポイントです。

というのも、 ”星占い” は文化の違いを理解する入り口になるからです。

 

星占い☆

人々は生活における大事な行動を星占いによって決めています。
結婚する人も、星占いの結果がよくなければ結婚できません。また新たな縁談を組みます。
そのためインド人の90パーセントはお見合いで結婚をしています。しかしその分、離婚はほとんどありません。
結婚をする日も星占いで決めます。

また、インドは宝石の地として有名ですが、人々は星占いによって指定された宝石を毎日毎日、肌身離さず持っています。それほどまでに星占いの結果というのは真摯に受け止められているのです。

この話を聞いてもともと占いを信じていなかった私はあまりの文化の違いに驚きが隠せませんでした。
なにもかも占いで決めて、結婚相手さえも自分で選べない。なぜこんなにも疑いもせずに頼ることができるのか不思議でなりません。

アーユルヴェーダのお店で働いていた女の子は一児の母とは思えないぐらいにまだまだ無邪気で、その表情は「母」ではなくどこにでもいる「女の子」でした。
彼女は14歳の時に星占いで決められた人と結婚したそうです。馴れ初めを話してくれ、結婚してから何年経った今も色あせずにとても幸せそうな雰囲気でした。彼女の場合、結婚相手はもともと友達だった人というのもあり「この人と結婚するのか~」という、比較的安心した感情だったようです。

日本でもお見合い結婚は離婚率が低く、いつまでも幸福感を感じている人が多いと聞きます。

私はこの日以来、恋愛結婚とお見合い結婚について、星占いの絶対的な存在について、低年齢である婚期について、
様々なことを考えてしまいます。

 

異国の地で自分とあまり変わりのない年齢の女の子に出会いました。
私から見ると不自由な生活と文化の中で育ちながらも、幸せは手に入れているインドの女の子。

 

本当はなんの仕事がしたかったの?

どんな人と結婚したかったの?

生まれ変わっても同じ生活をしたいと思う?

 

失礼で聞けなかったけれど聞きたいことだらけで、どうして良いのか分らず。

日本の環境はたくさんの選択肢を持ち合わせて困ってしまうというほど恵まれていると感じることができます。

 

それでも行動を起こさなければ何にも得ることはできませんか?
選ばなければ仕事いくらでもあるのではないですか?
それって、とても贅沢なことなんじゃないですか?
そのありがたいチャンスを見て見ぬふりするつもりですか?
ドブに捨てるつもりですか?

 

今後の人生において異文化で出会った人たちを思い浮かべながら、その過酷な状況を思い出し、日本に生まれてこれたことに、幅広い選択肢を持っていることに、十分なありがたみを持つことができるようになりました。

 

 

幸せとは何か、 とても難しい質問です。

 その入り口も出口も、あなた以外誰も知りません。

 

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atsushi

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