休みの日の過ごし方

お家でできるフランス料理レシピ

こんにちは。皆さんは「フランスといえば?」という質問をされた時どのようなものを思い浮かべるでしょうか。フランスと言えば、芸術の国、サッカーの国などの印象を抱く人も多いと思います。では「フランス料理といえば?」と問われたらどうでしょう。「フレンチ」という名で親しまれるフランス料理ですが、何となくお洒落なイメージを持っている人も多いかもしれません。

 

今回は、お家でできるフランス料理を紹介します。是非、おうち時間に挑戦してみてはどうでしょうか。

フランス料理の歴史

「フレンチ」という名から写真映えしそうなお洒落な印象を持つフランス料理。現在の華やかなフランス料理の起源は、16世紀頃に誕生しました。それまでは、明確な作法は存在せず、規則性の無いメニューが次々と、もしくは一斉にテーブルに並べられていました。1533年、当時のフランス王である*アンリ2世がイタリアの*メディチ家*カトリーヌ・ド・メディシスと結婚したことに起因します。カトリーヌがイタリアンシェフを引き連れたことで、イタリア料理がフランスに持ち込まれました。

*アンリ2世:ヴァロワ朝第10代フランス王。カトー・カンブレジ条約を締結し、イタリアから撤退して、当時フランスとイタリアが繰り広げていたイタリア戦争を終結させたことで知られます。
*メディチ家:ルネサンス期に繁栄していた一族。ボッティチェリ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロなど多数の芸術家をパトロンとして支援し、ルネサンスの文化を育むことに大きな役割を果たしたことで知られます。
*カトリーヌ・ド・メディシス:アンリ2世の王妃。

 

フランス料理の特徴

フランス料理の特徴として、豊富な調味料と食材が挙げられます。食材は、フォアグラ、エスカルゴ、トリュフといった珍味、子牛や羊の心臓、子羊の脳みそなども調理技法や調味料に工夫をこらして、食べやすい味に仕上げて提供されます。

フランス料理レシピ-おかず編-

おかず編として、2品のフランス料理を紹介します。


ポトフ

フランスの家庭料理として知られます。鍋に塊のままの牛肉、野菜類に香辛料を入れ、長時間煮込んだものを指します。
じっくりと煮るので時間はかかりますが、その分野菜や肉の旨味がスープに浸み込んで味わい深くなります。

レシピ
〈材料(2人分)〉
人参:1本
玉ねぎ:1/2個
セロリ:1/2本
牛すね肉:400g
塩:適量
黒コショウ:適量
ハーブ:適量
 
〈作り方〉
・大き目の鍋にたっぷりの水と牛すね肉、塩、黒コショウとハーブを入れ中火にかける。沸騰したら弱火にし、蓋をして約2時間煮込む。(アクは適宜取り除く)
・野菜を3~5cmくらいの大きさに乱切りする。
・煮込んだ後、黒コショウとハーブを取り除く。野菜を入れ、更に15分程煮る。
・野菜に火が通ったら完成。
 
〈参照〉
ポトフ-Wikipedia
定番だからこそ極めたい!フランスの冬の味ポトフ PARIS mag パリマグ
私たちの知らないフランス式「ポトフ」の世界。家庭料理なのに奥が深い!macaroni

 

ガレット

ガレットの歴史は、紀元前7000年、*ブルターニュで始まったと言われています。ガレットは、そば粉の生地をクレープのように薄く焼き、チーズやハム、卵、魚介などを一緒に包んだものです。

 

*ブルターニュ:フランス北西部にある大西洋に面した地域圏。

 

レシピ
〈材料(2人分)〉
そば粉:150g
卵:1個
水:100ml
牛乳:250ml
卵:2個
チーズ:適量
ハム:2枚
魚介(お好み)
 
〈作り方〉
・ボールにそば粉、卵、水、牛乳を入れて混ぜる。
・油を広げたフライパンを中火で熱す。
・大匙2~3杯くらいの少量の生地を流し入れ、素早く全体に広げる。表面に気泡が出てきたらひっくり返す。
・もう片面も2分程焼いたら、具材をのせ、形を整えて盛り付けたら完成。
〈参照〉
フランスのクレープとガレット 研究旅行
フランスの家庭料理を食卓に「そば粉のガレット」のレシピ キナリノ

 

フランス料理レシピ-デザート編-

ミルフィーユ

現在のクリームパティシエールを挟んだミルフィーユは、1867年にアドルフ・セニョというパティシエによって考案されたと言われています。サクサクとしたパイ生地とカスタードクリームの組み合わせが絶妙で、現在もなお多くの人々に愛されるフランスお菓子の1つです。

レシピ
〈材料(2人分)〉
苺:1パック
生クリーム:50cc
カスタードクリーム:100g
砂糖:大匙1
冷凍パイシート:1枚
 
〈作り方〉
・冷凍パイシートを解凍させ、鍋を敷いたフライパンで片面5~10分程パリッときつね色になるまで焼く。
・苺は薄く切る。パイ生地、カスタードクリーム、苺、カスタードクリームの順番で重ねる。
・生クリームに砂糖を加え、8分立てにしてミルフィーユの上に絞り出す。お好みで苺を飾り付けたら完成。
 
〈参照〉
ミルフィーユの歴史と由来 フランスお菓子
苺ミルフィーユの作り方 EMOJOIE CUISINE えもじょわキュイジーヌ
フライパンで簡単 いちごのミルフィーユ作り方・レシピ クラシル

 

フランス料理の歴史とレシピを紹介しました。見栄えもお洒落で比較的簡単に作ることができるフランス料理、是非おうち時間に試してみてはどうでしょうか?

 

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