こんにちは。新型コロナウイルス感染症拡大の状況から、以前よりも気軽に旅行することが難しくなってしまいました。
そんな中でも、やっぱり旅に出たい、いつもの日常とは変わったことを経験したいと思うことはありませんか?
今回は、フィンランド大使館さんにご協力頂き、おすすめのフィンランド気分を満喫できるスポットを教えて頂きました。東京でフィンランド気分を満喫できるスポットを中心に紹介しています。
目次
料理編
まずは、料理編です。東京都内では、北欧料理店(スウェーデン料理店)でフィンランド料理を味わうことができます。料理店とカフェを1軒ずつ教えて頂きました。
リラ・ダーラナ
公式サイト:http://dalarna.jp/
アクセス :東京都港区・六本木
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広報部担当者さん「六本木にあるリラ・ダーラナで、北欧料理を味わうことができます。」
北欧諸国には似たような料理が多いので、レストランでメニューを眺めていると北欧一周した気分になれるかもしれません。写真から美味しそうな雰囲気が漂ってきて私もいつか訪れたいと思います!
Robert’s Coffee
公式サイト:http://robertscoffee.co.jp/
アクセス :東京都世田谷区・千歳鳥山、埼玉県飯能市
広報担当者さん「フィンランドは、コーヒーの消費率が世界トップクラスとして知られますが、人気のチェーン店がRobert’s Coffeeです。都内では、千歳烏山に店舗があります。」
ここには、私も実際足を運んでみました!私自身珈琲が好きなので、とても美味しく味わいました。珈琲の違いを説明するのは難しいのですが、フィンランドコーヒーはフルーティでさっぱりとした飲みやすさがありました。クロワッサンを一緒に食べたのですが、こちらもサクサクした食感で美味しかったです。
〈豆知識〉
2020年、World Atlasが発表した「世界で最も珈琲を飲む国ランキング」によると、フィンランドは堂々の1位にランクイン!上位25位には、日本は入っていませんでした。ランクインした上位25位のうち、20ヵ国は、全てヨーロッパの国です。
参考:https://www.worldatlas.com/articles/top-10-coffee-consuming-nations.html
雑貨編
フィンランドに関する雑貨店を楽しみたい時は、表参道を散策することがおすすめだと教えて頂きました!今回は表参道に出店している4店舗を紹介します。そのうち実際に訪れてみた3店舗はお店の印象も紹介しているので、訪れる際の参考にしてみるといいかもしれません。
Marimekko(マリメッコ)
公式サイト:https://www.marimekko.jp/
アクセス :東京都渋谷区・表参道
広報部担当者さん「フィンランドといえばMarimekko!と思う方も多いと思いますが、その第一号店ができたのが表参道です。2018年に改装され、よりフィンランドらしい空間が演出されています。」
細道に入ったところにお店があったのですが、お店の看板文字が大きく彩られている為、見つけやすかったです。身に纏うといつもより気分が上がるような柄モノの商品が沢山並んでいて店内を歩いていると楽しい気分になりました。
Artek(アルテック)
公式サイト:https://www.artek.fi/jp/
アクセス :東京都渋谷区・表参道
広報部担当者さん「Marimekkoから大通りを挟んだ反対側にもお店があります。Artekは、日本初の直営店となるフィンランドのインテリアデザインブランドです。」
Marimekko同様、こちらも細道を進んでいくとお店があります。インテリアのデザインは、日本では見慣れないファッショナブルなデザインのものも多く、見ているだけでも楽しむことができました。また、建物は写真から見ても分かるようにガラス窓になっているので、昼間は店内まで光が入ってきて明るい印象を持ちました。
ラプアンカンクリ
公式サイト:https://lapuankankurit.jp/
アクセス :東京都渋谷区・表参道
広報部担当者さん「Artekからほんの数分離れた場所には、Lapuan Kankuritという上質なリネンやウールを扱うショップもあります。」
お店の名前「ラプアンカンクリ」という日本語では聞き慣れない響き。フィンランド語で「ラプアの織り手たち」という意味を持つそうです。名前から可愛らしさを想像していたのですが、店内もとても可愛く、また、落ち着きのある雰囲気でした。
イッタラ表参道ストア&カフェ
公式サイト:https://www.iittala.jp/shop/fragship_cafe.php
アクセス :東京都渋谷区・表参道
広報部担当者さん「日本でもファンの多いテーブルウエアブランドiittalaのお店がオープンしました。こちらの内装デザインは、著名な日本の建築家、隈研吾さんが手掛けています。」
こちらは、今年2月にオープンしたばかりのお店です。フィンランド雑貨だけではなく、カフェも楽しめる施設になっているようなので、注目度高いと思います!
文化編
メッツァ・パビリオン
公式サイト:https://www.businessfinland.fi/ja-jp/tokyo2020finland
アクセス :東京都港区
広報部担当者さん「フィンランド大使館敷地内に建設されている交流施設です。フィンランドのデザイン・建築・テクノロジーを融合させたハイブリットなプラットフォームで、一般の方々を対象にしたオープンハウスイベントが開催されることもあるそうです。現在は、新型コロナウイルス感染症拡大で、イベントの予定が流動的です。詳しくは公式サイトをご確認ください。」
フィンランドのスポーツ「モルック」を体験できるイベントや編み物バレーなど名前を聞くだけでも楽しそうなイベントが開催されているようで、もう少しコロナが落ち着いたらサイトをチェックして体験してみたいなと思います。
参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000050747.html
https://www.facebook.com/homeoffinland
ムーミンバレーパーク
公式サイト:https://metsa-hanno.com/
アクセス :埼玉県飯能市
広報部担当者さん「埼玉県飯能市にあるムーミンバレーパークを紹介します。実は、フィンランド以外でムーミンのテーマパークが出来たのは日本が初めてです。敷地内の標識がフィンランド語表記であったり、細かいこだわりが感じられる楽しい空間です。」
ムーミンバレーパークの公式サイトに「北欧時間が流れる森と湖での体験を通じて、こころの豊かさの本質に気づき、日常生活へと帰れる場所」というコンセプトが掲げられています。私はまだ、行ったことがないのですが、訪れる際には1日ここでゆっくりと過ごして、リフレッシュしたいなと思いました。
サウナ
広報部担当者さん「フィンランド文化の1つに『サウナ』が挙げられます。日本でもブームとなっているサウナですが、最近はフィンランド式サウナも増えているようです。フィンランドのサウナ文化は、2020年12月にユネスコの世界無形文化遺産に登録され、ますます注目を集めると思います。フィンランド式サウナとは、熱したサウナストーンに水をかけて蒸気を発生させる方法です。」
埼玉県と神奈川県にあるフィンランドサウナを体験できる3店を教えて頂きました。温泉にあるサウナは何度か利用したことがありますが、フィンランド式サウナはこれまで体験したことがありませんでしたが、足を運んでみたいと思います。皆さんも自分の好きなサウナを体験できるお店を探すのもいいかもしれません!
〈豆知識〉
サウナ in フィンランド:サウナの本場、フィンランドには人口550万人のうち、約320万のサウナがあると言われています。フィンランドの多くの家庭にあるほか、大学や国会、企業、観覧車などいたるところにサウナがあります。
サウナ in 日本:1964年東京オリンピック後に普及しました。現在では、ホテルや旅館の浴場、スーパー銭湯、スポーツクラブなどに多く設置されています。
参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%A6%E3%83%8A
おふろcafé utatane
公式サイト:https://ofurocafe-utatane.com/
アクセス :埼玉県さいたま市
オーパークおごせのサウナスイートキャビン
公式サイト:https://opark.jp/saunasweetcabin/
アクセス :埼玉県入間郡
横浜天然温泉SPA EAS
公式サイト:https://spa-eas.com/
アクセス :神奈川県横浜市
番外編
関東近郊だけではなく、京都でもフィンランド気分を味わうことができます。京都にあるカフェと宿泊施設を教えて頂きました!
Café Aalto(カフェ・アルート)
公式サイト:https://maja-hotel.com/#aalto
アクセス :京都府京都市
広報担当者さん「カフェでいえば、最近話題となったのが、京都にあるMaja Hotel Kyotoに併設されたCafé Aaltoです。カフェ・アールトは、映画『かもめ食堂』にも登場するヘルシンキのカフェで2号店が京都にオープンしました。」
私も好きな映画の1作である映画『かもめ食堂』には、現地の食べ物が沢山出てきます。その中でも私は、シナモンロールを食べてみたいと思っていました。京都のカフェで現地のシナモンロールが食べられると聞いたので、いつか食べてみたいなと思います。シナモンロールは勿論、ブルーベリーパイも人気商品みたいです!
Maja Hotel Kyoto
公式サイト:https://maja-hotel.com/
アクセス :京都府京都市
広報部担当者さん「世界的に活躍されているフィンランド人プロダクトデザイナーである、ハッリ・コスキネンが手掛けたことで注目を集めたカプセルホテルです。こちらのホテルに併設されているのが、先程料理編で紹介した『Café Aalto』です。」
公式サイトに掲載されている写真からも伝わるように、フィンランドデザインの家具が使用されており、存分にフィンランド気分を味わうことができそうです。デザイナーのハッリ・コネスキンさんは、透明なガラスに包まれた照明(電球)であるBlock LampやコンテナのFattyを手掛けたことで知られています。とてもお洒落で、1つ部屋に置くだけでも気分が上がりそうです。
映画編
フィンランド旅行の前に観ておくべき、フィンランドについて知ることができる映画作品を教えて頂きました。コロナ禍の状況が落ち着いた際、準備万端で旅行できるようお家でフィンランド気分を味わうのはいかがでしょうか?
『かもめ食堂』
広報部担当者さん「フィンランドファンの中で根強い人気を誇っています。」
私自身、観たことがあるのですが、出てくる食べ物は美味しそうで、インテリアや衣装といった部分も可愛く、観ていてほっこりさせられました。何より、フィンランドの流れる空気感が穏やかでとても心豊かな気持ちで満たされます。
『365日のシンプルライフ』
広報部担当者さん「モノにあふれる時代に考え直すきっかけを与えるドキュメンタリー作品です。」
私自身「モノ」を考え直すきっかけになりました。モノの話だけに問わず、これまで当たり前だと思って過ごしてきたことに疑問を投げかけてみることにも繋がりました。
『サウナのあるところ』
広報部担当者さん「フィンランド人は(とくに男性は)、物静かで言葉少ないことで知られますが、サウナの中では胸の奥底にあることを語られるという、いかにサウナが生活に欠かせない習慣の場かということがわかります。」
この作品は、教えて頂いたことをきっかけに観ました。サウナに集まる人々が様々な悩みや問題を打ち明ける様子、フィンランドならではの文化を映画越しに味わうことができました。
現地のお勧めスポット
今は難しいですが、晴れて現地に赴くことができる日が来た時の為に、大学生にお勧めのモデルコースを教えて頂きました。
広報部担当者さん「ヘルシンキは、こじんまりとした街ですので、いろいろと歩いてみることをお勧めします。とくに必見が、世界的に話題となったヘルシンキ中央図書館Oodiです。また、Visit Finland (フィンランド政府観光局)のサイトには、フィンランドの魅力が沢山紹介されているので、ご自身の興味にあわせて自分だけのコースをつくってみてはいかがでしょうか?」
ヘルシンキ中央図書館Oodi:https://g.page/oodihelsinki?share
フィンランド政府観光局 :https://www.visitfinland.com/ja/
いつかフィンランドに旅行できる日まで、今は国内でフィンランド気分を味わってみるのはいかがでしょうか?
フィンランド大使館さま、ご協力ありがとうございました!
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