目次
はじめに
皆さんは映画の「舞台挨拶」に行ったことがありますか?
映画を見る事が好きで、頻繁に劇場へ足を運び映画を見るという大学生は多いかと思います。
しかし「舞台挨拶に行ったことがある!」という人は少ないのではないでしょうか。
映画の舞台挨拶には、名だたる俳優・女優が登壇し、出演する映画について様々な話をしてくれるので、通常より何倍も映画を楽しむことができます!
今回の記事ではそんな魅力の詰まった舞台挨拶に行く方法とその実態について解説していきます。
舞台挨拶の種類
舞台挨拶には様々な種類がありますが、今回はよく行われる3種類を紹介します。
舞台挨拶そのものの話をする前に、少し勘違いされがちなことについて解説します。
皆さん「試写会」という言葉を耳にしたことがあるかと思います。「試写会」と「舞台挨拶」は同じものと考えている方もいるかもしれませんが、実は違います!「試写会」というのは、映画の宣伝のために公開以前に無料で招待されるもので、キャストが登壇するとは限りません。(登壇する場合もあります)
一方、「舞台挨拶」は必ずキャスト・監督が登壇し、観客はお金を払って行くものです。(完成披露舞台挨拶は無料招待の場合があります)
以下が主な3種類の舞台挨拶です。
- 完成披露舞台挨拶
- 初日舞台挨拶
- 大ヒット御礼舞台挨拶
まず「完成披露舞台挨拶」は、完成した映画を公開前に披露し公開へ向けてのプロモーションを行うものです。
こちらは無料招待の場合もありますし、チケットが販売されることもあります。
続いて「初日舞台挨拶」です。これは、商業映画ならばほぼ全ての映画で行われる舞台挨拶となります。
映画公開日にキャスト・監督が映画にかける思いを語り、映画の大ヒットを祈願し挨拶します。
最後の「大ヒット御礼舞台挨拶」は観客にヒットした御礼を伝え、さらなる観客動員を目指すために行われます。
チケットを取る方法
手順①:見たい映画の公式サイトを常にチェックしておき、チケット販売詳細を確認する
完成披露舞台挨拶の案内は、約公開1ヶ月前に公式サイトで情報が出ることが多いです。
それよりもっと前(約2ヶ月前)に情報が出ることもあります。
初日舞台挨拶の場合は、公開直前に情報が解禁されることがほとんどです。
手順②:チケットぴあで抽選に応募する
公式サイトからの募集以外であれば、ほとんどの場合「チケットぴあ」で抽選募集が行われます。
ただし通常会員だと当選可能性が低いので、どうしても行きたい時には「プレミアム会員」になることをおすすめします。「プレミアム会員」は、2年目以降年会費4,180円(初年度無料)でお金がかかりますが、相当な当選確率アップが見込めます。
チケットぴあ詳細はこちら:https://t.pia.jp/
※プレミアム会員にならずにチケットを取る方法は《舞台挨拶Q&A》で説明していますので、最後までご覧ください!
舞台挨拶当日の流れ
映画上映後約5分後・・・
①司会者による注意事項の説明(録音・撮影などの禁止等)
↓
②キャスト・監督の登壇(声が漏れそうになるのを堪えながら、拍手で出迎えます)
↓
③キャスト・監督それぞれの自己紹介と一言挨拶
↓
④司会者進行で映画に関する質問(共演者同士のエピソードも聞けちゃいます)
↓
⑤約30分のトーク後、キャスト・監督による最後の挨拶
↓
⑥フォトセッション(メディア陣によるフラッシュ撮影)
↓
⑦キャスト・監督・メディア陣の退場
終了するとすぐに観客の退場開始が司会者よりアナウンスされます。
以上が「上映後」舞台挨拶の流れです。
「上映前」舞台挨拶の場合もありますが、流れは「上映後」と同様です!
舞台挨拶Q&A
Q. 舞台挨拶のチケット料金は?
A. 「チケットぴあ」の通常料金(一般シート)は2100円/枚(手数料別)です。
Q. 舞台挨拶が行われる劇場は決まっているの?
A. よく行われる劇場は、TOHOシネマズ六本木/日比谷・丸の内TOEIです。もちろんこれらの劇場以外でも行われます。
Q. 双眼鏡は使用しても良いの?
A. 舞台と座席が近い場合は、周りにも使用している人がいないので使いづらいかと思います。2階席や1階でも後方であれば使用している人も多いので使いやすいです!
Q. メディア撮影に写ってしまうことはある?
A. 滅多にありません。撮影しているのは舞台上のキャスト・監督のみで客席が写ることはまずないです。また、カメラが入らない舞台挨拶もあります。
Q. 「チケットぴあ」以外にチケットを取る方法はない?
A. あります。
「チケット流通センター」や「チケットジャム」というサイトを覗いて見てください。
「チケットぴあ」のチケット分配制度(Cloak:https://cloak.pia.jp/)なら簡単に、安心してチケットを譲ってもらえます。しかし、人気映画の場合値段は定価以上となることが多いです。
おわりに
映画の舞台挨拶について、その実態が分かっていただけたでしょうか?
私は舞台挨拶に行くようになってから映画の見方が大きく変化しました。
なぜなら、キャストや監督が映画を作ることにどれだけの思いを込めているのかを知ることで、より映画に出てくる登場人物に感情移入できるようになったからです。
皆さんもまずは一度、舞台挨拶に足を運びその魅力を堪能してみてくださいね。
もし直接行くのはハードルが高い…ということであれば、YouTubeで舞台挨拶の動画を見ることも出来ますので、一度見てみることをおすすめします!
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