休みの日の過ごし方 環境

4月22日はアースデー !大学生が実践する「環境に優しい休日の過ごし方」

環境問題について考えることは大事とはいえ、毎日生活の中で気をつけるのは大変ですよね。

今日4月22日「アースデー 」は、日々の生活と環境問題のつながりを改めて考えるためにピッタリな1日です。

このコラムを読んで、皆さんも一緒に日々の暮らしと環境問題について触れてみませんか?

そもそもアースデー (The Earth Day)とは?

 
直訳すれば「地球の日」。
422日をアースデイと定め、世界各地で地球環境問題を考えるイベント・運動が行われている。さまざまな環境破壊が進んでいる地球のありようを考え直そうと1970年代にアメリカの市民団体によって始められた。参加国は現在100カ国以上に広がっている。(引用:環境用語集:「アースデイ」|EICネット)
アースデイやイベントについてもっと詳しく知りたい方はこちらをチェック↓

アースデイ東京について | アースデイ東京 ポータルサイト
 

環境に優しい休日のタイムスケジュール

私個人の意見になりますが、環境について考えるきっかけという意味でアースデイはとても大切ですが、「考えた上で、自分がそれについてどんなアクションを起こすのか」の方がより大切だと思っています。
ここでは実際に私が実践した休日の過ごし方を基に、誰でも試せる「環境に優しい休日」をタイムスケジュールにしてご紹介します。
 

8:00 a.m.:起床&ヨガ

朝起きたらまずは身体のストレッチ。特にヨガがオススメ!

そもそもヨガとは、心・身体・自然といった人間の内側と外側の「つながり」を意識した瞑想のことです。考え事をやめ、身体のバランスを整えることで、自然と人間とのつながりを意識できるようになります。
私は、Youtubeでヨガのインストラクターの方の動画を観てやっています。

  • ヨガをする時のオススメのユーチューバー 
    • B-life Marikoさん:元バレリーナのMarikoさんは、ヨガ・筋トレ動画だけでなく、食事など健康なライフスタイルを送るための様々なコンテンツをたくさん発信しています。動画が洗練されていて観やすく、とても好きです。
    • Haruka Kuriyamaさん:ヨガのインストラクターに加え、地球に優しいライフスタイルな私生活を発信しているインフルエンサーです。環境問題についても沢山取り組みをされています。インスタグラムも要チェックです。

 

9:30 a.m.:朝食

日々の食事は環境と常に密接な関係にあります。特に近年問題視されているのが動物性食品による環境破壊です。

牛、豚、鶏などの家畜を飼うのには大量の水、穀物、土地を必要とします。この影響により、水質汚染、温暖化、森林破壊、生態系の破壊など地球環境全体に深刻な影響を及ぼします。

 
家畜といえばお肉を想像しがちですが、チーズやヨーグルトなどの乳製品、乳や卵を原材料にしている食品(チョコレート、マヨネーズなど)も対象です。これらを一切無くしたものが「ヴィーガンフード」と呼ばれるもので、日本でもだんだん浸透してきています。
しかし今までずっと動物性食品を食べてきた人にとって、いきなりヴィーガンフードを食べるのは少し抵抗がありますよね。
そこで、ヴィーガンではない私がいつも基準にしているのが「食べやすさ」です。
「動物性のものは一切入っていないけど、そんなことどうでもいいくらい美味しい!」と思えるものを選んで食べれば、ヴィーガンフードに抵抗がなくなるし、ヴィーガンフードだという認識さえ薄れます。
ここで、私が美味しすぎて何度もリピートしているヴィーガンメニュー「バナナオーツパンケーキ」ご紹介します。

 
(※イメージ画像:Pinterest)
 
バナナの甘さが強いので、メープルシロップなくても十分美味しいです。食物繊維たっぷりのオートミールは、お腹いっぱいになるし腹持ち抜群です。
 

10:00 a.m.:読書

いつもならスマホやパソコンをいじってしまうところを、読書に変えてみましょう。環境問題についての本を読めばさらに意識が高まるかも。

末吉里花『初めてのエシカル』

エシカルって何だろう? そんなふうに思っていらっしゃる方に、ぜひ手にとっていただきたい一冊ができました。
エシカルとは、「私にいい」と「世界にいい」をつなげていくこと。
この本では、エシカルな毎日のために、日々の暮らしで実践できるさまざまな工夫、変わり始めている企業の最前線をお伝えします。…(Amazon)
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 ベア・ジョンソン『ゼロ・ウェイスト・ホーム』

家族4人が1年間に出すごみの量がガラス瓶1本分(= 1リットル)という、驚異の「ゼロ・ウェイスト(ごみを出さない)」生活を続けている著者。もちろんプラスチックごみもなし。そのクリエイティブな工夫を紹介する、実践ガイドの日本語訳版です。…(Amazon)

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12:30 p.m.:昼食

お昼を食べます。外出している際は、ヴィーガンのメニューがあるお店、フードロス削減に力を入れているお店などを選んでみてください。

 
 

15:00 p.m.:カフェで飲み物を購入「マイボトルで!」

プラスチックゴミを出さないためにできる一番手軽な方法が、マイボトルです。
ボトルの中身を入れずにカフェに持っていき、好きな飲み物を注文してボトルに入れてもらいましょう。
多くのカフェでは、マイボトルに入れることで通常の値段よりも20~30円ほど値引きされます。
ボトルを持ち歩くのが面倒という人にオススメなのが「stojo (ストージョ)」という折りたためるゴム状のタンブラーです。飲む前・飲んだ後は写真のように折りたためるのでかさばらないし、軽い!飲み物は熱いのも冷たいのもOKです。
 

 
 

16:00 p.m.:帰宅

帰って夕食の準備をします。夕食に限らず、料理する時に心に留めておきたいのが「食品ロス問題」です。

世界全体の食品廃棄は年間およそ13億トン、日本では年間で1700万トンもの食品が廃棄物として処理されています。これはなんと日本人一人当たり、おにぎりが1〜2個毎日捨てられているのと同じなんだそうです。

 
年間13億トンのゴミ?世界の課題となっている食品ロス問題とは
 
食品廃棄物は焼却され、埋め立てられます。その処理で大量の二酸化炭素が排出され、気候変動や温暖化をすすめる大きな原因となっています。
晩御飯の準備をする時は、冷蔵庫の中身を確認し、必要なものだけを買うようにするだけで全然変わってきます!
 

18:30 p.m.:夕食「ミートフリーな晩ご飯」

晩御飯でも、動物性食品を使わないで美味しく食事をする方法は沢山あります。ここでもやはりポイントは「食べやすさ」です。

私はたまに「ダイズラボ 大豆のお肉 ミンチ」を使った大豆ミートのハンバーグを食べています。お肉じゃないのに本当にお肉を食べているみたいです!初めて食べた時は本当にびっくりしました。レシピはこちらを参考にしてます↓
 
 

22:00 p.m.:映画で環境問題についてお勉強

環境問題に関するドキュメンタリー映画が多くあります。特にNetflixで観れるオススメの映画をご紹介します。1日の最後にぜひ。

A Plastic Ocean(プラスチックの海)

多くの科学者や識者が警鐘を鳴らす、海洋プラスチック問題。 年間800万トンものプラスチックが海に捨てられているという。 その大半は海底に沈み、海面や海中を漂うプラスチックも永久に分解されず、マイクロプラスチックとなって食物連鎖の一部になっていく。 プラスチックゴミによる海洋汚染の実態とは?そしてプラスチックが海に、プランクトンに、クジラに、海鳥に、人体に及ぼす影響とはー?(Filmarks)
詳しく見る>>
 

 

Minimalism :A Documentary About the Important Things(ミニマリズム:本当に大切なもの)

物質的豊かさが幸せをもたらすというアメリカ的考え方を拒否し、シンプル暮らしを実践するミニマリスト。 真に大切なものとは何かを問うドキュメンタリー。(Netflix)
詳しく見る>>

 

 

 

 

23:00 p.m.:読書&就寝

お風呂に浸かった後は、スマホもパソコンもいじらずおやすみなさい!

まとめ

この1日の中で環境に優しくするためにやっていたことをまとめると、以下のようになります。

  • 電力のエネルギー消費をなるべく抑える
    • スマホやパソコンから一度離れる→読書、瞑想、ヨガ、勉強、お散歩、運動など
  • 食事の改善
    • 動物性由来の食物を食べない→ヴィーガンのお店を選ぶ、植物性食品だけを使った食事を作る
  • 食品ロス

    →必要なものだけ買う

もちろん最初から全てやるのは難しいです。実際私も毎日こんな風に過ごしているわけではありません。まずはこれらの項目の中から出来ることを一つずつやってみると良いかもしれません。
 

「環境に優しい」とは「自分に優しい」ということ

読んでいて察した方もいるかもしれませんが、環境に優しい生活は自分自身のことを優しく扱うことを意味します。

実際やってみると分かりますが、身も心もかなりリフレッシュされます!心身ともに余裕ができると自分にも、誰かにも、環境にも優しくなれるんです。

自分が必要なものを必要な分だけ取り入れる習慣は、活動が制限されている今のコロナ禍に生きる私たちにとって、生活習慣を見直すとてもよいきっかけになるのではないでしょうか。

いきなり毎日続けるのではなく、自分のペースで少しずつ、当たり前を見直すことをやってみませんか?

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gakuseikichi

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