前回の記事で、北海道旅行を失敗しないためには「移動」を計画に入れることが重要だとお伝えしました。
前回記事→どさんこ筆者が送る!失敗しない北海道旅行の計画の立て方
そこで今回は、実際に無理のない北海道旅行の計画を立ててみたいと思います。
- 北海道に行くのは初めて
- 1泊2日 (行きは朝早い時間、帰りは夜遅い時間の飛行機と仮定)
- 大学生が夏休みに行く気軽な北海道旅行
- 移動手段は公共交通機関のみ
- 北海道グルメを楽しむ
前回の記事から学んだことを踏まえると、短期の旅行ではまず行く地域を絞るのが鉄則。
今回は1泊2日ということなので移動にかける時間があまりありません。そうなると、必然的に1の札幌・小樽エリアか、2の登別・洞爺湖エリアに絞られます。そして今回は初めての北海道なので、代名詞ともいえる札幌・小樽エリアを巡る旅行をご紹介します!
それではどさんこ筆者がお送りするバーチャル北海道旅行のはじまりはじまり~~~
目次
1日目
09:45 新千歳空港到着
北海道へようこそいらっしゃいました!では早速最初の目的地小樽へ向かいましょう。新千歳空港から小樽へは「JR快速エアポート」の札幌行か小樽行に乗ってください。札幌行に乗った場合は札幌駅で「JR区間快速いしかりライナー」小樽行に乗り換えます。乗り換えがあるといってもあまり大変ではないので、ホームに付いた時に止まっているJRに乗ってかまいません。(約1時間30分、料金1,780円)
12:00頃 JR小樽駅到着
きっとみなさんそろそろお腹がすいているはず……。それでしたら、小樽駅から徒歩5分の三角市場でおいしい海鮮丼を召し上がれ!三角市場には6つの食事処がありますが、どこを選んでも新鮮な海鮮料理が楽しめます。北海道の宝石のような海の幸をご堪能ください!
14:10 移動
お腹も満たされ、三角市場を隅から隅まで探索したところで、次の目的地に向かいましょう。JR小樽駅前から「北海道中央バス・祝津線」おたる水族館行のバスに乗り祝津で下車します。(約20分、料金220円)
14:30 祝津到着
ここからからさらに船に乗り変えて「青の洞窟」を見に行きましょう!祝津から出るのはグラスボートという船底の一部がガラス張りになっている船なので海上の景色だけでなく海底の景色も見ることが出来るのが特徴です。(約1時間、料金5,000円)
Photo by あっか( https://www.instagram.com/akka_s/ )
16:00 移動
祝津に来た時と逆のルートで小樽駅前に戻ります。
16:30 小樽運河沿い散策
駅から海の方へ15分ほど歩くと小樽運河が見えてきます。夜は運河沿いのガス灯に明かりが灯り、とてもロマンチックです。運河から一本中に入った栄町本通りを南に進んでいくとJR南小樽駅に着くのですがこのルート沿いのお店に入りつつ歩いていくのがとてもおすすめです!なぜなら、北一ヴェネツィア美術館・洋菓子LUTAO本店・オルゴール館など小樽観光の要所を網羅しているからです。
観光しながらだと1~2時間くらいかかると考えているとよいでしょう。道沿いにきれいなガラス細工のお土産屋さんなどが並んでいるので思っているよりあっという間に着くと思います。疲れたら人力車を使うのも一つの手です。
18:30 移動
「JR快速エアポート」新千歳空港行か「JR快速いしかりライナー」江別行に乗って札幌に向かいましょう。前者の方が10分ほど早く到着します。(快速エアポートの場合約30分、料金640円)
19:00 JR札幌駅到着
札幌駅で夜ご飯を食べるのもありですが、北海道最大の歓楽街すすきのへ行きましょう。
徒歩20分ほどなので普段なら歩くのですが、小樽観光で疲れていると思うので地下鉄を使います。(ちなみに地下道があるので地上に出ることなく行けます。)
すすきのまでは「地下鉄南北線」真駒内行に乗り2駅です。(約5分、料金200円)
19:15 すすきの到着。夜ご飯
ジンギスカンは明日食べる予定なので、ここではスープカレーかラーメンを食べることをお勧めします。普通だとお店を紹介すると思うのですが、しません。なぜならどのお店もおいしいものを食べさせてくれるので紹介するお店を絞れないからです。
??:?? 締めパフェ
1日の締めくくりとしてパフェを食べに行きましょう。最近は関東でも広がりつつある「シメパフェ」の文化は札幌発祥なんです。北海道産の牛乳を使用した濃厚なソフトクリームや、旬のフルーツなどをぜひ味わってください。
Googleマップを開いて大通り~すすきの周辺で「パフェ」と検索すると夜パフェのお店がたくさん出てきます。個人的最推しは「佐々木」。
2日目
今回は札幌の中でも札幌駅付近の観光スポットを巡ろうと思います。
08:00 朝食
ホテルの朝ごはんもいいのですが、北海道限定コンビニのセイコーマートに行ってみるのはいかがでしょう?セイコーマートは半数以上の店舗で、お店で調理しているもの(通称ホットシェフ)を提供しています。中でもおすすめはザンギとおにぎりです。長々と説明しても伝わらないと思うので、とりあえず食べてください。本当においしいです。
9:00 北海道大学散策
日本一の敷地面積を誇る北海道大学(通称北大)は、自転車がなければ教室移動が間に合わない・冬の悪天候の日には遭難者が出るといった都市伝説が生まれるほど広いんです。ぜひ自分の足で歩いて広さを体感してください。ちなみに地下鉄2.5駅分の広さがあります。おすすめは入園無料の北大総合博物館、北海道グランドホテルのシェフによる本格ランチが食べられるレストランエルム、大野池、サクシュコトニ川です。札幌駅から一番近い正門近くにエルムの森というインフォメーションセンターがあるので、初めにそこを訪れるのがいいでしょう。
11:30 移動
北海道大学を端まで歩いていると地下鉄南北線の北18条駅の方に来ていると思うのでそこから地下鉄を乗り継ぎサッポロビール園まで行きます。まず、札幌まで真駒内行の地下鉄に乗り、札幌で「地下鉄東豊線」栄町行に乗り換えて東区役所前まで乗ってください。地下鉄の駅からビール園までは徒歩10分ほどです。(約30分、料金250円)
12:00 サッポロビール園
サッポロビール園の名物といえばサッポロビールと一緒にジンギスカンを食べることですが、その前に併設されているサッポロビール博物館を見学しませんか?入場無料で所要時間は30分ほど、200円で6種類のビールの試飲もできます(事前の予約が必要!)。ここでビールについて学んでから飲むとより一層おいしく感じられるかもしれません。さて、お待ちかねのジンギスカンを食べましょう。サッポロビール園は5つのホール・レストランから構成され、それぞれ違う料理とお酒を楽しむことが出来るのでお好きなホールをお選びください!
ところで、ジンギスカンには2種類あるのはご存知ですか?それは、タレにお肉が漬け込んであるタレジンギスカンと、お肉を焼いた後にタレと絡めて食べる生ジンギスカンです。どちらもおいしいのでぜひ食べ比べることをお勧めします。
14:30 移動
東区役所前から大通りまで、福住行の地下鉄に乗ります。(所要時間約20分)
15:00 有名観光スポットで写真撮影
北海道旅行もそろそろ大詰めを迎えるので、超有名な観光スポットを巡っていきましょう。(地元民的には見学するというよりは、見て写真を撮るのが行く目的となるスポットです。
①テレビ塔
大通りの27番出口から地上に出るとテレビ塔の真下に出ます。道民から人気の「テレビ父さん」のグッズがたくさんありますが、じつは非公式キャラクターなんです
②大通り公園
1~13丁目までありますが、1~4丁目までがおすすめです。名物のとうきびワゴンで売っているとうきびとじゃがバターのセットは食べるべきです。おいしい。
③時計台
大通り公園の2丁目と3丁目の道路を札幌駅側に一本移動すると到着します。2018年10月31日までは補修工事中のため、シートで覆われてしまっています。
④北海道庁旧本庁舎
赤レンガの名称で市民に親しまれているスポットです。季節によってさまざまな花が咲く花壇や、池のある庭もきれいです。
①~④まで巡って約1時間くらいだと思います。
17:00 移動
札幌駅から「JR快速エアポート」で新千歳空港に行きます。(所要時間約50分、料金1,070円)
20:00 離陸
北海道旅行終了
仮想北海道旅行はいかがだったでしょうか?今回は札幌の中心部と小樽を巡るコースでしたが、コメント欄等でここの地域のプランが知りたいという声をいただければまた仮想北海道旅行の記事を書こうと思います。最後までお付き合いいただきありがとうございました。
P.S
北海道も夏は暑いので熱中症には気をつけてください!日中の涼しさを求めて北海道に来たらがっかりすることになります。北海道は、湿度が高くないのと朝夕は気温が下がるので本州よりは涼しく感じるというだけです。
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