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11月13,14日日本橋開催!宙フェス運営KARAKUSADO様インタビュー!【Part 2:宙フェス夜市】

こんにちは!こちらの記事は宙フェス運営をされていらっしゃるKARAKUSADO様のインタビュー記事の第二弾です。第一弾は公開済となっておりますので、こちらのリンクから第一弾の記事をご覧になってください。

【第一弾:宙フェス運営KARAKUSADO様インタビュー記事】

今回の第二弾の記事では宙フェスから発展したオンラインでの販売サイト、宙フェス宙フェス夜市についてインタビューさせて頂いています!

【宙フェス夜市公式サイトリンク】【宙フェス2021公式サイトリンク】

宙フェス夜市について

―昨年より宙モチーフのハンドメイドアイテムが購入できるオンラインマーケット「宙フェス宙フェス夜市」をスタートされています。ECサイトを始めようと思ったきっかけはありますか?

私達は「宙の楽しみを暮らしに取り入れよう」というメッセージでイベントをやっていますが、イベントって「非日常」を楽しんでいただくもの。だから、暮らしに取り入れる提案まではできずにいて、矛盾を感じていました。開催場所も京都と東京とで限られているし、イベントに来られる人もどうしても限られてしまいます。

また同時にイベント告知をしていると「通販はないですか?」というお問い合わせをたくさんいただいていたんです。告知すればするほど、宙フェスに来たいけど来れない人が増えてきていて、そんな要望にお答えできないままでした。そんな時にコロナウィルスの問題がおこって。

私自身も皆さん同様ずっと家にいましたが、時間だけは膨大にあって。SNSも先が見えない不安からすごく閉塞感があって、ちょっと荒れてきているなーと感じていました。そこで、宙フェスの公式Twitterで毎晩ちょっとだけほっとできるメッセージと星空写真を投稿してみようかって話になったのです。星空写真家の成澤広幸さんにご協力頂いて、毎日のちょっとした言葉と美しい星空写真の投稿をはじめました。

実際の投稿
******
例①
地球も太陽も銀河も常に動いていて
ボクたちが宇宙空間の同じ場所に再び戻ってくることないんだ
だから君もボクも
いつだって果てしない宇宙を旅しているってことになるのさ
ジッとしているつもりでも
凄いスピードで動いているんだよ
例②
宇宙についての数字を考えると
ボクたちの命や文明のスケールとあまりに違いすぎて
フワフワした気分になる
しかもぼくたちの認知の広がりなんておかまいなしに
宇宙はさらに拡大していく…
永遠に掴めない、片思いをしている気分だ
そして、それは憂鬱ではないみたい
******

そんなことをしながら、コロナ禍でもできることがオンラインで何かないかという話になって、ずっとできないままでいたECサイトに今こそ挑戦してみようかと。

イベントは軒並み中止でしたし、クリエイターさんも出展場所がなく困ってらっしゃる状態だったので、今出来る事を何かやろうと思ったんです。そこで毎年、宙フェスに出展してくださっているクリエイターさんたちに連絡をして「宙フェスでオンラインのマーケットイベントをやってみようと思うんですが、どうですか?」ってお話したら、皆さんが「やりましょう!」「ぜひ参加したい!」と言ってくださって、私たちの背中を押してくれました。

―オープン時はどんなスタートでしたか?

2020年は「宙フェス@京都」をオンラインフェスの形にして、トークショー配信で開催しようと決めたので、それと合わせる形で期間限定の「宙フェス宙フェス夜市」をオープンしました。オンラインですが夜を感じてもらえる仕掛けがあると楽しいって話になって、オンラインショップなのに夜しか開いてないっていう…一風変わったオンライン上のナイトマーケットという仕掛けを考えました。

オンラインサイトなのにお店がずっと開いてるわけではなくて、毎日夜6時にサイトが開いて、朝の4時にはサイトが本当に閉まっちゃうんです。イベントのキービジュアル担当の「はるまきごはん」さんに、オープンするまでは廃墟の街で、夜になったら明かりがぱーっと灯ってマーケットが開くような、宙フェス宙フェス夜市のためのオリジナルイラストを描き下ろしていただきました。廃墟の街も朝は明るく、夕方には夕焼けになって…という風に時間と共に背景を変化させて楽しめるようにしてあったんです。

そんな風にして期間限定で作ったオンラインマーケット「宙フェス宙フェス夜市」は思った以上に大きな反響を頂いて、皆さんがとても喜んでくださいました。発信したり、好きなことで人々が繋がる感覚はオンラインでも可能なんだということに気づけたのは大きかったです。これはコロナ禍だからこそできたもの、生まれたものかなと思っています。

―今もその宙フェス夜市が続いているのはなぜですか?

いったんは期間限定で終了しましたが、2020年の年末にコロナの感染がさらに拡大、また世の中は一気に自粛ムードになっていました。

「宙フェス宙フェス夜市」を作ったことをきっかけに、オンラインは多くの人が好きな時に自由に参加できるひとつの仮想空間なんだなと気付いたことが大きいですね。だから「宙フェス宙フェス夜市」をずっとオンライン空間に街として存在させておいて、いつでも夜を感じたくなったら遊びに来られる場所があるのも面白いのかも…と。

そこでクリエイターさん達に再びお声がけをして「宙フェス宙フェス夜市を来年春からずっと続けてみようと思うんですけど、どうですか?」と相談したところ快諾していただけたので、4月に装いを新たに再オープンすることにしたのです。

4月のオープンからは好きな時にお買い物していただけるよう、夜だけ開けるシステムは無くすことにしたのですが、「宙フェス夜市=ナイトマーケット」というコンセプトはそのまま引継ぎたかったので「太陽が当たらない、夜の中を飛び続けている浮島」という設定にしました。「はるまきごはん」さんにもメインビジュアルを描き替えて頂いて、宙フェス夜市に新しいストーリーを作ったのです。お客様にはインターネットの中にある、不思議な夜の街でこっそりお買い物をしてるような…そんな不思議な感覚を味わって頂きたいと思っています。

―宙フェス夜市の中には「My Moon」という自分の生年月日からその日の月を調べる事の出来るシステムがありますが、どこから思いつかれたものなのですか?

My Moonとは?
みなさんそれぞれがひとつお持ちである「生まれた日の月の形」を「MyMoon」(マイムーン)と呼びます。「宙フェス宙フェス夜市・月の役所」に勤務しているツキガカリがMy Moonを調べてくれて、証明書を出してくれるのです。誕生日・結婚記念日など「MyMoon」をかたどったアイテムのオーダーメイドは宙フェス夜市の「MyMoonプロダクト」ページからご覧になれます。

 

あれは元々、宙フェスのイベントから生まれた物です。宙フェスでは運営が主催するワークショップブースがあるのですが、そのアイデアがMyMoonの元になっています。
宙フェスのワークショップは学生ボランティアさん達と一緒に企画を作っているのですが、ある学生ボランティアさんが「月齢早見盤を使って自分の生まれた月の形を調べる」というアイデアを出してくれて。そのアイデアを元にして、レジンを使った月の月齢キーホルダーを作るワークショップを展開したのです。私は月齢早見盤があることも全然知らなかったので、自分の生れた日の月の調べられるなんてすごく面白いと思いましたし、素敵な企画でこれは絶対にもっと広がると思いました。

そこですぐクリエイターさんたちを巻き込んで何か作ろう!と考えたのですが、月は30日かけて満ち欠けしていますから、クリエイターさんに30パターンの月齢グッズを使っていただいて売れなかったら申し訳ない。また月齢早見盤を使って調べる方法は結構難しいため、イベントで実施するには大変すぎるということで、企画はそのままお蔵入りになっていました。

そして今年4月に「宙フェス宙フェス夜市」を通年営業することになったタイミングで「My Moon」(マイムーン※特許出願中)と名付けて、システムを開発してサービスをスタートしました。

ハンドメイド作家さんとのコラボレーションだからこそ出来た、一つ一つオーダーメイドのこだわり企画です。「大切な日の夜に浮かんでいた月を思う」ということだけでも、すごくロマンティックだし、気持ちが今の日常から少し離れていく感覚がある。気持ちが全然違うスケールになることで、嫌な事を忘れられたり、気持ちが軽くなればいいなあと思っているので、「宙の楽しみを暮らしに取り入れよう」を体現した宙フェスらしいオリジナルグッズだと思っています。

今回のインタビューはここまでです。第三弾の記事は以下のリンクからぜひご覧ください。第三弾の記事ではこれからの宙フェスについてお聞きしています。

【11月13,14日開催!宙フェス運営KARAKUSADO様インタビュー!【Part 3:これからの宙フェス】】

ガクセイ基地には他にも様々な方のインタビューを行っています。宇宙関係の企業などのインタビューもありますので、ぜひ関連記事のリンクからご覧になってみてください。

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