今年も6月に突入しました。6月といえば梅雨。梅雨の悩みの一つが髪の毛に関すること。
・髪の毛がパサついて広がってしまう。
・ストレートアイロンで真っ直ぐにしたのに、時間が経つとうねり出す。
・ふわっとさせた髪の毛のボリュームがぺたんこになってしまう。
上記のようなことを、皆さんも一度は経験したことがあるのではないでしょうか。今回はそんな悩みを解決するべく、髪のプロである美容師さんに聞いてみました。
目次
そもそもなぜ雨や湿気でセットした髪型が崩れてしまうのか?
髪が濡れるとキューティクルという髪の外側の部分が枝のように開き、そこに湿気や水分などが入ります。そうすると髪の水分量のバランスが崩れ、崩れた部分がうねったり、髪の毛が膨らんだりしてしまうのです。だから、「朝きれいに巻いてセットしたはずの髪型が、午後にはセットする前の髪型に戻ってしまう」なんてことが起こるのです。
崩れないようにするために(髪セット前・ケア編)
前に述べたように、髪型をなるべく崩れないようにするには、髪をセットする時にだけ気をつけるのではなく、髪の毛そのものをケアすることで、雨や湿気の影響を受けにくい髪質にしていくことが大事です。
お金がかからない・導入しやすい(自分の力だけで出来る)順にご紹介します。
①ドライヤーをする:これが一番重要で一番大事です!!!!よく、疲れてドライヤーをかける気力がなくそのまま寝てしまった・・・という方、結構いらっしゃるのではないでしょうか?それが一番ダメです!!そんなの言語両断!ちゃんとしっかりドライヤーを使って髪を乾かしましょう。しっかりと髪を乾かすことでキューティクルが閉まり、外からの影響を受けにくくなります。 せっかくドライヤーをかけるなら、ただかけるのではなく、上から下にかけるようにしましょう。下から上にかけるとキューティクルがさらに開いてしまいます。また、櫛や手櫛を使ってブローすることでまとまりやすくなります。
②ヘアオイルを使ってみる:ヘアオイルを使うことにより、髪の毛にヘアオイルの層ができ、広がった髪の毛がまとまります。キューティクルが開いている状態は悪いことばかりではなく、逆に良い成分を吸収しやすい状態でもあります。商品によりますが、キューティクルが開いているお風呂上がりのドライヤー前に塗ることで良い成分を髪がたくさん吸収してくれます。
③うねりケアのシャンプーを使ってみる:市販のシャンプーでうねりケアの商品を試してみるのも良いかもしれません。人の髪は十人十色人それぞれですので、SNSやネットの情報を駆使し、いろんなシャンプーを使ってみて自分の髪の毛に合うシャンプーを見つけてみてください!
シャンプーの選び方:https://www.ozmall.co.jp/cosme/shampoo/#3
④美容室のシャンプーを使ってみる:市販のシャンプーは汚れを落とすことに特化しているため、本来必要な油分なども汚れと一緒に落としてしまいます。一方、美容室で売っているシャンプーは髪の毛をケアするためのシャンプーなため、汚れを落としつつ必要な油分などを保持することで髪の毛をケアすることができます。市販のものより少し値段は高いですが、梅雨の時期だけでも一度使ってみることをおすすめします。美容室によってシャンプーを売っているところと売っていないところがあるので、一度美容師さんに声をかけてみてください!
⑤美容室のトリートメントメニューを利用してみる:トリートメントは髪に栄養を与える役目をするものです。 美容室のメニューにある栄養度の高いトリートメントをすることで、髪質そのものが変わり、雨や湿気の影響を受けにくくなります。しかし、1ヶ月に1回ほどの頻度で定期的に通い、継続することでだんだん髪質が良くなったり、効果が継続したりします。また、1回約10,000円程と学生にとっては高めの値段なので、お金と時間に余裕がある方向けです。
⑥縮毛矯正をかける:一番手っ取り早い手段です!縮毛矯正は髪に薬剤を塗り、ヘアアイロンをかけることで髪の毛を真っ直ぐにします。縮毛矯正をかけるとお風呂上がりにしっかりと髪を乾かすだけで、いつでもどこでも真っ直ぐな綺麗な髪を維持することが出来ます。梅雨期間に入りそうな前に一度かけてしまえば、一梅雨の期間は越せます。(人によります)実際、この時期に縮毛矯正のメニューをご予約されるお客さんが非常に多いそうです。しかし、デメリットとしてヘアアレンジの選択肢は狭まります。また、縮毛矯正は髪の毛がまとまらない・うねるという悩みを持っている人向けで、ぺたんこになってしまうことが悩みの人は、縮毛矯正をかけるとさらにぺたんこになってしまうので、あまりおすすめではありません。
崩れないようにするために(髪セット後編)
髪の毛をセットし終わった後に、セットした髪型をキープするための工夫をご紹介していきます。
①ヘアオイルをつける:ヘアオイルをつけることで、髪がオイルでコーティングされ、アイルの膜ができます。オイルは油ですから、雨などの水・湿気を弾くような形になり、オイルを付けないより、雨や湿度などの影響を受けにくくなります。ヘアオイルの付け方のコツとしては、内側から揉み込むようにつけるのがポイントです。巻き髪やストレートなど髪をおろす髪型の時に使用してみてください。
②整髪料をつける:整髪料は、ケープやワックスなどのセットした髪型を固定するものです。これは一番やっている方が多い王道ではないでしょうか。髪の毛の長さやしたい髪型によってジェルやスプレーなど使い分けるのがおすすめです。雨や湿気対策ではハード系のものを使用してみてください。しかし、①・②は付けすぎると清潔感が皆無になってしまうので、少しずつ鏡でみながら調整してください。
③髪をまとめる:シャンプーを変えてみたり、整髪料を付けたりしてもある程度の限界はあります。「絶対に朝の状態をキープしたい!」という強い意志のある方は、そんな時こそ色んなまとめ髪のヘアアレンジを楽しんでみることも一つの手です!髪をまとめられるある程度の髪の毛の長さがある方は、髪の毛を下ろしたヘアアレンジより、まとめるヘアアレンジの方が崩れにくいので、ぜひ挑戦してみてください。
最後に
私は今回美容師の方にお話を伺うまで、髪型を崩れにくくするためには「髪をセットする時にどうすればいいか」ということばかり考えていました。しかし、実際お話を聞いて日々の髪の毛のケアが繋がっているのだと思いました。今回インタビューを受けてくださった美容師の方も「日々のケアの積み重ねが一番大事!!日々、髪のケアに気をつけることで美意識もアップしていきます!とおっしゃっていました。毎日続けて今年は今までよりも素敵な梅雨を過ごしましょう!
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