異なる人生を歩む人々が、その違いから刺激を受け、学び、共創する。
そのような社会の実現を学びの体験、空間、コミュニティのデザインを通じて行う一般社団法人HLAB
今回は、大学生メンバーとしてHLABに携わっている牧田さん、金田さん、當山さんにお話を伺いました。
本日は、よろしくお願いします。
さっそくなのですが、
目次
HLABはどの様な団体ですか?
HLABは、世代や言語を超えて人が集い、現代のニーズに即した教育を考え続ける「実験室(ラボ)」であり、理想の学び作りに自らの手で携わり続ける「砂場」です。
HLABが大事にしているのが住環境。
一緒に住むことを通して、自分と周りの人との違いを発見し、そこから学ぶことができる。
その様な住環境を意識し、サマースクールやレジデンシャルエジュケーションを実施しています。
サマースクールでは何をするのですか?
午前中は毎日、海外大生がセミナーを行なっています。
そのセミナーは、海外大生が普段学校で勉強していることや学部の面白さを伝えるものです。
午後には、地元の人との交流を兼ねたワークショップやフォーラムがあり、夜には、高校生の自己分析の時間を設けたりしています。
自分のライフストーリーを書いてもらい、大人と高校生とが話す時間を作っています。
そして、1日の振り返りをしてもらい、大学生とともにリフレクションを行なっています。
當山さんは、高校生の時にサマーキャンプに参加され、また大学生になると企画側として、HLABに携われたそうです。
そんな當山さんに質問です。
高校生の時に参加したのと、大学生になってから参加するのとでは何か変化や気づきはありましたか?
高校生の時は、知らない地域にいきなり飛び出して80人もの人がいて、不安だったもののリフレクションを通して自分を見つめ直せたし、キャンプでできた友達とは今も仲が良く、素敵な仲間と出会えて良かったです。
大学生で参加すると、高校生に意味のある時間を過ごしてもらうために色々企画したり、考えたりして大変ではあるけど、その分やりがいがあって楽しいです。
メンバーの皆さん全員にお聞きしました。
活動を通して感じることはありますか?
當山さん:
キャンプ先の現地の人があってこそサマーキャンプを作り上げられたなと思います。
正直、準備期間はとても忙しいです。でも、高校生に楽しんでもらいたいと思うと頑張れました。
自分も高校生の時に楽しかった思い出があるから人一倍イメージしやすかったのだと思います。
普段、学校などでは交流がないだろうなと思う人とでもキャンプでは関わることができ、新しい発見がありました。
自分が誰かの楽しいに携われていることが何よりも嬉しいと感じました。
金田さん:
私は、最初HLABに入る気は全くなく、たまたま説明会に参加したものの企画や運営の経験もゼロで尚且つ、高校生にあまり関心がなかったのですが、サマースクールに参加してみると「なんで私は小さいことで悩んでいたのだろう」と思えるくらい夢中で高校生のために取り組んでいた自分に驚きを覚えました。
高校生は大人と子供のちょうど中間地点かなと自分の中で思っていて、だからこそたくさん悩みはあるし、楽しいこともあるけれど。
そんな彼らの将来を考える夢を叶える役に立ちたいと考える様になりました。
牧田さん:
元々、人と話すことで自分が学べるという風に考えたことがなかったけど、たくさんの人と話すことによって自分の価値観が180度変わったなと感じました。自分の視野も広がった。
住環境の重要性に気づかされました。誰かと一緒に生活することは難しいけど、その分得られるものも多いと思いました。
皆さんがHLABに入りたいと思ったきっかけは何ですか?
金田さん:
高校生の頃からHLABを知っていて、インスタグラムなどで参加している高校生を見ていると、みんなすごい楽しそうで興味を持ち、いろんな縁の巡り合わせで大学生として参加させてもらいました。
説明会に伺った際に、参加している大学生の雰囲気がよく、直感的にいいなと感じて、入ることを決意しました。
當山さん:
高校生の時は、Facebookで先輩が参加しているのをみて楽しそうだなと思い参加した。
高校生として参加してから、次は大学生として参加したいと思い、先輩にもたくさんお話を聞きHLABに参加することを決めました。
また、オンラインの説明会があって遠隔で話が聞ける点にも惹かれました。
牧田さん:
寮の友達と話していると、ハーバード大学の人と寮生活したことがあるなど色々な経験をしてきた人が自分の周りにいて、それに比べ自分は地方出身というのもあり今まで勉強と部活しかしてこなかったのです。
ちょうど何かしたいなと思っている時に、HLABの募集があるということを聞いて、とりあえず説明会に参加してみようと思い、行ってみると代表の人の話を聞いて、この人と何か一緒に作り上げていきたいと思い、参加することを決めました。
私:皆さん、それぞれのきっかけや思いがありHLABに入られたんですね。
最後に大学生にメッセージをお願いします!
人と話すのが好きで、作るのが好き、自分と誰かのために何か経験ができる機会を作るのが好きで今の活動をしています。私みたいな人にはHLABは素敵な経験になると思います。
その人にとって、どのタイミングでHLABが必要かはわからないけど、HLABを通して世界が広がったから、もしみんなも自分の視野を広げたいと思うなら参加してほしいなと思います。
世界中いろんなところに友達ができるというのは目に見えて面白い。
自分の知る世界が大きくなり、選択肢が増えることの素敵さに気がつきました。
また、助けてくれる仲間もできるし、いることも実感できる様になりました。
そんな経験がしたい人にはHLABがぴったりだと思います。
本日は、ありがとうございました。
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