本日10月31日から11月4日まで六本木ミッドタウンタウンのいたるところを会場に行われている、2018年度グッドデザイン受賞展に行ってきました!選りすぐりの「良いデザイン」が全国、全世界から集められた受賞展の様子をご紹介します!
グッドデザイン賞についてはこちら↓
まずはメイン会場のB1階ミッドデザインホールで、入場証のシールをもらいます。これが胸に張ってあれば何度でも入場可能!一日かけてじっくりと散策することができるのは嬉しいですね。
目次
グッドデザイン・ベスト100
このフロアにはグッドデザイン賞に選ばれた1353件のうちの中でも特に優れている「グッドデザイン・ベスト100」が展示してあります。
一部がそのまま車いすになる介護用ベッド、余った小銭を使ってもらうためのユニークなガチャガチャ、建築物、絵本、子供用のおもちゃなど様々なジャンルの作品が並んでいます。
この受賞展の面白い所は、ほぼすべての作品を実際に手に取ることができるところ!
実際に自分の手で触れて動かすことで、その良さを実感できます。下の写真は、聴覚障がい者でも音楽を楽しむためのヘッドフォン。音楽に合わせて付属のクッションが振動します。
グッドデザイン受賞作品
ミッドタウンタワー4階の会場にはグッドデザイン賞を受賞した1353件の作品がジャンル別に分けられてずらりと並んでいます。これだけ作品があるにも関わらず、見飽きることなくすべてのブースを回ることができました。それは1353通りの開発者の熱い想いと、制作された「理由」がデザインに詰めこまれているからではないでしょうか。
グッドデザイン賞を受賞する作品は、ただ単に見た目の美しさだけで選ばれているわけではありません。今までなかった観点から作品を見直し、それまでの「不便」を改善していたり、ユーザーの「こんなものあったらいいな」という気持ちに応えているからこそ受賞しています。ですが、普通に製品を使っているだけではその製品に込められた制作者の「想い」まで知ることは難しいですよね。
この受賞展では、そんな1353つの「想い」に出会うことができます。
大学生は入場無料!
2018年度グッドデザイン受賞展は11月4日まで開催されていますが、なんと大学生は無料で入場できます!!
2018年春、経済産業省と特許庁が「デザイン経営宣言」を発表したことで、採用する大学生に「デザイン思考」を求める企業が増えてきています。
グッドデザイン賞を受賞している製品の多くが「デザイン思考」をフル活用して作られています。その最先端のデザインを自分の目で見ることで、デザイン思考が何たるかを実感できること間違いなしです。
デザイン思考について詳しくはこちら↓
さらに、グッドデザイ賞受賞展では大学生にお勧めのプログラムが目白押し!
・社会課題にデザインができること 11月4日(日)15:30-17:00
デザイン思考が社会で求められるのは、複雑化する現代社会の諸問題を解決に導くきっかけになりえるから。今の社会がデザインをどのように求めているかを、解説してもらえます!
・デザインを競争力にする経営とは 11月4日(日)12:30-13:30
「デザイン経営宣言」をまとめた研究会委員である林千晶さんから、デザインを競争力にする経営について伺うことができます。デザイン経営宣言を編集した方から直接お話を聞く機会なんて滅多にない!デザイン経営宣言について理解を深めることで、他の就活生より一歩リードできるかもしれません!
・デザインが経営にもたらす可能性 11月2日(金)12:30-13:30
「デザイン経営宣言」といってもビジネスとデザインが関わるイメージがつかない…。
組織改善・働き方改革業界の雄による国内初の組織改善クラウドサービスでグッドデザイン・ベスト100を受賞した企業とその開発パートナー、2社の経営者からデザインと経営の新しい可能性について聞けます!
この他にも様々なプログラムが盛りだくさんなので、ぜひ公式サイトをご覧ください。
デザインを学んでいる学生も、そうでない学生もきっとたくさんのよい刺激を受けることのできる2018年度グッドデザイン受賞展。繰り返しになりますが、大学生は無料で見ることができます!ぜひ足を運んでみてはいかがでしょう。