大学生の皆さんは、何のバイトをしていますか?
大学生ならではの「塾講師」をしている方が多いのではないでしょうか?もちろん塾講師のバイトは、時給が高く魅力的ですが、「予習」という時間外労働が付き物です…。そこで今回は、集団塾講師バイト歴2年の執筆者が、効率的な予習方法、授業の進め方を大公開しちゃいます!!
目次
予習=解く
予習とは、扱う問題を解くことです。
その時に意識すべきことは、
①生徒が間違いやすいステップを予想
②その問題の核心となるポイント
③シンプルな解き方
を意識するといいと思います。
以下それぞれ説明します。
生徒が間違いやすいステップを予想
これはとても大事です!!生徒が聞きたい情報が常に出続ける授業がいい授業です。生徒が間違いやすかったり、つまづきやすい箇所は生徒が全員が聞きたいはずです。そこを重点的に予想することで、生徒が聞きやすい授業になると思います。予習で解いている時に、「ここは論理が飛躍しすぎてて難しいな」、「これ知らないときついな」っていう箇所があればそこは徹底的に予習しましょう。
その問題の核心となるポイント
例えば、算数・数学の並べ方の問題は、細かな計算テクニックあるものの基本は「樹形図」で解くと思います。このように、問題を解くときに掴んでいてほしいポイントがあります。なので、解説冒頭で今回は〇〇を使って解くのがポイントですと言い切ってしまってから解説に進むのが良いと思います。
シンプルな解き方
シンプルな解き方は初学者の生徒にとってもわかりやすいものです。最初の基礎問題は、基礎的な知識だけを用いて、生徒が演習で慣れてきたころに、実は〇〇っていう解き方もあるというふうに後付けで情報を増やしていきましょう。生徒は、シンプルな解き方で理解することからはじめるのが理想的です。
授業の説明・解説=結論ファースト&発問
これですべてが解決します。わかりやすい説明とは、余分な情報がなく、知りたい情報が次々と聞けて、短い説明の事です。結論ファーストで意識すると脳内で大事な情報のみを引き出し、話すことが出来るようになります。必要最低限度の説明量になるので、生徒たちの反応もよくなります。また発問とは問いを投げかけることです。これは絶対必須です。一方的な説明はインプットが多すぎてパンクします。発問で問いを投げかけることで「生徒に考えさせる時間を設ける」ことでアウトプットを増やし、思考を深めてもらうことが出来ます。
英語・社会・理科などの授業予習方法
英語・社会・理科は、問題を解く前の知識説明が長いと思います。
そういった授業の予習は、問題を解くことに加えて、事前に板書案もつくりましょう!
板書案は、予習で問題を解いた際に必要だと感じた知識を中心に作成しましょう!
(この場面で、前提知識の逆算を使います)
算数・数学の授業予習方法
個人的に、算数・数学の予習は、問題を解くことのみで事足りると考えています。
算数・数学は、解く手順の説明が多いため、特にテンポよく最低限の授業が求められます。
そのため、授業の予習では、徹底的に問題を解き、解き方を即答できるレベルにしておくことがおすすめです。
さいごに
このように、集団塾講師の予習は、非常に大変です。
ですが、「生徒」のために頑張るという「やりがい」たっぷりのバイトでもあります。そして、集団塾講師バイトをしていると、人前での発表・プレゼンに抵抗がなくなります笑
機会があれば、メリットが十分ある塾講師に是非チャレンジしてみてください!
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