目次
~前回までのあらすじ~
<<TwitterのDMでのビジネス勧誘って、誰がどんな目的で送っているの?>>
そんな疑問を解決すべく、ガクセイ基地メンバーが体を張って検証!
実際にDMに反応し、DMの送り主に会うことにしました。
実際に連絡を取り合い、指定されたのは新宿のとあるカフェ。優しそうな見た目のD氏であったが―?
前篇をまだ見ていないという方はこちら!⇒【実録】本当に危険なの?TwitterのDM「稼げます」に反応し、DMの送り主に会ってみた。#前編
④興味付け―パターンⅠ
D: 「ところで(ガクセイ基地メンバー)さん、将来のビジョンが明確に定まってないみたいだったけど、将来に対する不安とかってあったりする?」
⇁目の前のD氏がそう問いかけてくる。
⇁世間話も済んだところで、そろそろ頃合いかと思っていた。ここからはあえて突っ込みは入れず、素直な人間を演じよう。
*Point DM内での会話をもとに会話の切り口を変えているようです。「夢」を話していた場合は、下の「パターンⅡ」のようになります。 |
基: 「そうですね…。就活は心配だし、就職しても会社が倒産とかも怖いんですよね…。」
D: 「そうだよね。就活が終わったとしてもいつ会社がつぶれるかわからないなんて、すごく不安だよね。」
D: 「これからは不安定な時代だからこそ、自分自身でお金を生み出せる力が必要になってくるんだ。」
D: 「もし不労収入を得られるなら。会社に縛られずに生活できるし、もし会社に何かあったときも安心だよね!」
基: 「なるほど~。」
④興味付け―パターンⅡ
D: 「ところで(ガクセイ基地メンバー)さん、将来はカフェを経営したいって言ってたよね?」
基: 「はい、素敵なお店を作ってみんなの憩いの場にしたいんです!」
D: 「いい夢だね!今からもう何かやってたりする?」
基: 「飲食店の経営について、いろいろ勉強してます。あとは、いろんなところを旅して、自分がお店を作りたい場所や参考にしたいお店を探しています。」
D: 「なるほど。そうなると、結構忙しいんじゃない?」
基: 「はい、なかなかアルバイトする時間もなくて(汗)」
D: 「そうだよね。カフェ経営の夢をかなえるには、(ガクセイ基地メンバー)さんはネットでそのお金を稼ぐのが一番いいと思うな。
軌道に乗ればほとんど時間と手間をかけずにお金を稼げるから、もっと時間をうまく使えるよ。カフェを始めたばかりの不安定な時期も安心だしね!」
基: 「なるほど〜」
⑤仕事の説明
⇁ビジネスに興味付けを行ったところで、詳しい仕事の流れの説明に入っていく。さて、彼等は一体どんなビジテスに勧誘してくるのだろうか。
D: 「じゃあ具体的に、どんなことをしていくかなんだけど…。」
⇁話を簡単にまとめると『インターネットでビジネスをしている人たちの団体に入り、そのサポートを受けながらビジネスをする』というもの。
と、ここでネットワークビジネスの様相を呈してきた。
⇒ネットワークビジネスとは? 所謂「ねずみ講」と類似した形態をとるビジネスで、自分が紹介した人が利益をあげると、自分にも利益が入る仕組み。商品が存在する点などがねずみ講とは異なり合法とされている。 |
なるほど、ここでDMを送ってくる目的が分かった。彼等はネットワークビジネスの勧誘をしたかったようである。
⑥次回の約束
D: 「ここまで話を聞いてもらったけど、どうだったかな?」
⇁今回の企画の目的は達成したので、やんわりとお断りする。
基: 「本当に稼げるなら、すごく便利そうですね。ただ、自分のスタイルには合わなそうなので、辞めておこうかと思います。」
D: 「そっか、残念だなー。僕よりももっと稼いでいる先輩がいるから、良かったらその話だけでも聞いてみてくれないかな?日程が合えば、今度セミナーに来てくれない?」
⇁私を逃したくないようで、なんとか次回の約束を作ろうとする。申し訳ないが、やんわりとお断りする。
基: 「すみませんが、違った方法を模索しますので、結構です。」
D: 「そうですか、分かりました。今日はありがとうございました。」
⇁こうしてD氏と別れ、カフェを後にする。
*point ほぼ必ず「凄い人がいる」というような文句で、セミナーや違う人も交えた食事など次回の約束を作ってきます。押しが強い人もいるので、断りきれない人には辛いかも知れません。 |
〜まとめ~
DMの送り主の多くはネットワークビジネスをしている人で、DMを用いて自分の団体への勧誘を行っているようでした。
インターネットを用い、お金を稼ぐのは1つの選択肢だと思います。
但し、その過程においてネットワークビジネスの形態をとっている団体に属するべきなのか、また団体に属した場合どんな結果になるのか、きちんと考えた上で行動する必要がありそうですね!
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