こんにちは、ももこです。今日は私が学校の授業で受けた心理学の授業で習ったことをご紹介します。
突然ですが、大学生の皆さんは普段どんな授業を受けていますか??
履修が義務付けられている授業や自分の学部に関係ない授業など、いろいろあると思います。
私の大学では自分のメジャーを3年に決めるので、1年と2年(今2年です)の間にいろんな授業を受けてみるのが大事なんです。
そこで受けてみたのが「現代心理学入門」という、心理学を初めて習う人用に開講された授業。入門とだけあって、初めての人でも分かりかつ興味深い心理学の雑学をたくさん教わりました。今日はそれをコラムにしてシェアしたいと思います( ^ω^ )
- ストレス
- 最もストレスフルな人生での出来事ランキング
- 学習性無力感(Learned Helplessness)
- ストレス対処法(コーピング)
- 社会心理学(Social Psychology)
- 対応バイアス(Fundamental Attribution Error)
- 社会的促進(Social Facilitation)
- 社会的手抜き(Social Loafing)
目次
1.ストレス
ストレスはみんな溜まりますよね。学生の今でもストレスは多い方なのに、実は社会に出てからの方がより大きなストレスがたくさんあります。人生の大きな出来事の中で最もストレスのたまるもののランキングがあります。↓
①最もストレスフルな人生での出来事ランキング
1.親の死
2.離婚
3.旦那・妻との別居
4.投獄
5.家族(兄弟)の死
6.怪我や病気
7.結婚
8.仕事をクビになる
9.婚姻関係の和解
10. 仕事の退職
7や9のように、一見ハッピーに見えることでも、大きな人生の節目になると生活環境が変化することによりストレスに感じるそうです、、、先が思いやられますね。
②学習性無力感(Learned Helplessness)
学習性無力感とは、長期にわたってストレスの回避困難な環境に置かれた人はその状況から逃れようとする努力すら行わなくなることです。
心理学者の父であるマーティン・セリグマンによって名付けられたものです。
皆さんも、「この状況が良くない」とわかっていても自分のポテンシャルを見いだすことができずに先延ばししたり諦めてしまったことはありませんか?
もしかすると、それは学習性無力感に陥っているせいかもしれません。
③ストレス対処法(コーピング)
ストレス対処の仕方(コーピングといいます)ですが、実は2種類あります。あなたはどちらかな?
- 問題焦点型対処:自分の努力や周囲の協力を得て対処する。ストレスの根本の原因を探し、ストレスから抜け出そうと考えること。
人と話してアドバイスをもらったり、状況分析を行ったり、学んだことを実用したりすることが例に挙げられます。
- 情動焦点型対処:感情に焦点を当てる。辛いと感じる気持ちを変化させたり解消させたりして、ストレスから湧き上がる感情をうまくコントロールしようと考えること。あまり問題の原因などは探らない。
気分を晴らすために音楽を聴いたり、現実逃避をしたりするのがこっちです。
この他にも考え方の転換(ネガティブからポジティブへ)、社会的サポート、感情の共有、睡眠や食べ物など身体の外にあるもので対処する方法などがあります。
2.社会心理学(Social Psychology)
社会心理学とは、人と人、個人と集団や社会といった組み合わせの中で、人や集団はどのような行動をとり、そこにはどんな法則性があるのか、その行動によってどのような問題が生じるのかを研究する学問である。 これは、人は社会現象をどのように捉え、どのように行動を変えるのか、という個人と状況の相互作用を研究する学問であるともいえる。(引用:社会心理学–科学事典)
①対応バイアス(Fundamental Attribution Error)
これは人間誰しもにある現象で、誰かの行動を観察している時、人はその人の個性や気質といった内的要因を重視し、その人の周りの状況はあまり重視しなくなることです。
例えば会社で社員が不正行為を行なった場合、他の社員や世間は、「上司に命令されたから」ではなく「その人が悪い人だから」と考えがちになるんです。
皆さんも同じように何かを決めつけて、その人の人間性を判断してしまうことはあるのではないでしょうか。
②社会的促進(Social Facilitation)
社会的促進とは、個人の仕事の成果が周囲の人の存在によって向上/低下することです。
これは仕事の内容が簡単なものであるときにポジティブに働き、生産性が向上します。逆に仕事内容が難しい時はネガティブに働き、生産性が下がります。
理由は主に二つあります。一つは評価懸念(Evaluation Apprehension)というもので、他社の前では失敗をしたくない、恥をかきたくないという個人的な焦りが生産性を帰って低下させているという理論。もう一つは注意葛藤(Attention distraction theory)といって、他者と課題療法に注意を払っているため、簡単な仕事よりもより多くの認知の作業が行われていて、集中力が分散されるという理論です。
③社会的手抜き(Social Loafing)
社会的促進では個人のパフォーマンスについてでしたが、これがグループになると他者の存在はどう影響するのでしょうか。
実はグループで仕事を行う際は、一人一人の頑張りや貢献が見えにくくなるため、グループにいる個人は次第に目標達成への努力を払わなくなる傾向があるんです!
これの理由は、仕事を共同で行うことで、責任から逃れられ、自分の貢献がなくても済むと考えてしまうからだそうです。
社会的手抜きがグループで起こらないようにするためには、一人一人の仕事の内容を難しくし、責任を持たせることが必要です。またグループとしてのモチベーションを下げないように話し合いをたくさん行うことが効果的みたいです!
これには集団極性化現象(Group Polarization)という理論があって、組織での意思決定は極端な方向に流れる現象のことで、集団で物事を決める時によく起きます。グループディスカッションででた結論がリスキーであればあるほどグルプはやばくなり、良い結果をもたらすものであればあるほどグループが繁栄することになります。良い例が大企業、悪い例が暴力団といったところでしょうか。
終わりに
ここまで読んでくれてありがとうございます。いかがだったでしょうか?^ ^
私は結構当てはまることが多かったです(笑)皆さんもぜひ学校の心理学の授業(取れたら)取ってみては!
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