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沖縄で今何が起きているのか

沖縄と言えば何を思い浮かべますか?タコライス、美ら海水族館、シーサー、ちんすこう、青い海に水着姿の綺麗なお姉さん、日本有数の常夏の楽園とはよく言ったものです。

 

とはいえ、華やかなものもあれば勿論難しい問題もあるのが沖縄。米軍基地問題はその代表的な例と言っても過言ではないでしょう。

 

今回はそんな米軍基地問題についてまとめてみました

 

米軍基地問題って何?

 

 基地問題とは、日本国内に存在するアメリカ軍の基地に関する諸問題のことである(ニコニコ大百科より引用)

 

1951年、サンフランシスコ平和条約締結と同時に日米安全保障条約も締結されました。これによってGHQ撤退後も日本の安全保障を名目として日本各地に米軍基地の存在を認めています。関東で言うと横田、横須賀、九州だと長崎、そして沖縄が有名ですよね。ニュースで一度は目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。

 

特に日本にある米軍基地の75%がある沖縄は1972年の日本返還後も県面積の10%も米軍基地が占めています。日本を守ってもらうためとはいえ、数字だけ見ると「そんなに占めてるの!?」と思ってしまいますよね。私も最初そう思いました。

 

どういう問題があるの??

 

 米軍基地「問題」というだけあって問題が山積みなのは説明しなくても分かりますよね。とはいえ、これだけだと話が続かないのでどんな問題があるかを見ていきましょう。

 

騒音・振動

 

 沖縄の米軍基地は市街地に位置していることも珍しくありません。特に普天間飛行場は市街地のど真ん中にあるので軍用機(オスプレイなど)の離発着による振動、騒音が尋常じゃないほどです。

 確かにそうですよね。家の近くに空港があれば暴走族もドン引きするぐらいの爆音を昼夜問わずに聞こえてくるのもうなずけます。

 

 飛行機墜落問題

 

 2004年8月11日、海兵隊のヘリコプターが沖縄国際大学に墜落するという恐ろしい事故が起きました。これ以降普天間基地移設の機運が高まったわけですね。

 

 また、2011年に軍用機オスプレイの配属が決定した後はこれに反対する団体・運動が大量に発生しています(これはまた後で詳しく書きます)。

 

 

基地移設問題

 

 

基地負担軽減のために基地の規模縮小、移設、再編に関する議論ですね。特に人口密集地のど真ん中に位置し、世界一危険な普天間基地の移設問題が大きく取り上げられています。新聞やテレビ、SNSなんかでも目にする人はいるのではないでしょうか。

 

また、普天間から辺野古に基地を移設することが決定し、土砂が投入されました。先日土砂投入から1年が経ちましたが、基地建設に必要な量の1%しか投入されていないことが判明しました。完成までに100年かかる計算になりますね(こりゃすげぇ)。

 

 

米軍兵士問題

 

 

日米地位協定における米軍兵士犯罪者に対する扱いが問題視されています。米軍兵士が事件を起こした場合、日本の警察は現行犯以外の逮捕ができません。また、犯人が米軍基地へ帰還した後は日本の裁判権が及ばないという弊害も出ています。高校時代の日本史Aに出てきた治外法権(領事裁判権)みたいなことが未だにあるんですね。

 

また、Yナンバーという米軍関係者の車両は通常より税金が安いことでも知られています。そして日本人所有者量と事故を起こした場合に手続きに時間がかかるなどの問題も指摘されています。

 

基地反対?いやちょっと待って!

 

 こう問題が山積みになっているのを見ると、「米軍基地なんかいらなくない?」と思う方もいることでしょう。だからと言ってすぐに米軍基地に反対するのはいかがなものかと感じている私がここにいます。今からその根拠を見てみましょう。

 

経済的な懸念

 

米軍基地の撤退により、基地内で働いてる日本人が失業する可能性が出てきます。

 

現在の日本政府は沖縄県に税制の優遇措置と沖縄振興予算の給付を行っており、仮に米軍基地が撤退した場合、先述の振興策が停止させられてしまう可能性が出てきます。

 

その結果、現在でも不景気気味である沖縄の経済がますます苦しくなっていくという筋みちが見えてしまうことがあるのです。

 

そうですよね?経済が潤わなければ生活はますます困窮していく一方ですもんね。

 

抑止力の懸念

 

言うまでもありませんが、沖縄の周辺には韓国、北朝鮮、台湾、そして中国があります。台湾は別として韓国、北朝鮮、中国とは現在日本との関係は冷え切っていますよね。

 

米軍基地が沖縄から撤退したと仮定すると、沖縄県は抑止力空白地帯となる可能性が指摘されています。つまり何が言いたいかというと、沖縄に周辺諸国の軍隊が攻め入ってきて戦争・最悪の場合侵略される危険性がはらんでいるのです。

 

文面を見ているだけでヤバさが伝わってくると思います。私も書いていて思いました。「やべーな」と。故に、反対反対と簡単に騒ぎ立てるのはいかがなものかと私は考えます。あくまでも私目線です。

 

 

過激派の活動家

 

 

米軍基地の反対活動には大体活動家という人が中心となって仕切っています。

中でも厄介なのが過激派の活動家。いわゆる「プロ市民」、「左翼」と言われている人ですね。そもそも沖縄県でも日本人でもないケースもあるようです。

彼らは目的を達成するためなら手段を択ばない傾向があります。ここ数年、彼らの活動が過激になってきて一般市民を巻き添えにしてしまうトラブルが多発しています。本末転倒とはこのことを言いますよね。それではどんなトラブルが起きたか見ていきましょう。

※あくまでも1部の活動家です。活動家全員がそうと言っているわけではありません。人様に迷惑をかけずに抗議している方に対しては何の嫌悪感も抱いていないことだけ書かせてください

 

私的検問

 

沖縄の活動家の一部は、公道上で待ち伏せし、警察の許可を一切取らずに勝手に検問をしています。工事現場に土砂を運ぶダンプトラックは勿論のこと、宅配便のトラックですら取り囲んで妨害しています。

 

そして中心人物がSNSに「宅配便を止めています。運転手さんはとんだ災難かもしれませんが、配送先、配達先を明かしてくれないので通すわけにはいきません。ごめんなさい。」と書いてインターネットが大炎上。当たり前ですよね。中学生でもやらないような業務妨害をしてわざわざSNSに投稿したら炎上するのも無理はありません。

 

また、検問に応じないと罵声を浴びせられたり窓ガラスを叩かれたり、車をボコボコにしたりされることがあります。怖いですね。

 

罵声

 

 

 活動家の1部の人は私的検問をするだけじゃ飽き足らず、Yナンバー車(米軍関係者用の車)が通るたびに罵声を浴びせることもあります。

 

 車に米軍関係者の家族が乗っていようが子供が乗っていようが高齢者が乗っていようがお構いなしに、ありとあらゆる罵詈雑言を投げつけ、日本人が見ても不快になるようなプラカードを示し、人権など全く無視してやりたい放題やっています。恐ろしい・・・

 

 

違法テントの設置

 

 

辺野古移設に反対するあまり、辺野古周辺の公有地の山に勝手にテントを設置するのも過激な活動家の特徴の一つです。

 

大体私的検問が行われるベースにもなり、土砂運搬用のトラックや警察の機動捜査隊とももめ事を起こしている現場にもなっています。辺野古移設工事が大幅に遅れて100年計算になっている原因も大体ここにあります。

 

そして彼らは「環境を汚すな!」と、もっともらしいことを言っておきながらテントを撤去した後に大量のごみを残して去っていくこともあります。開いた口がふさがりませんよね。

 

 

まとめ

 

 

ここまで米軍基地において、複雑な問題をいくつか挙げてみました。在日米軍の存在意義も分かりますし、活動家が反対する理由もごもっともです。

この問題は今日明日ですぐ片付くような問題ではありません。とはいえ、私たちそれぞれが「在日米軍の在り方」について考えてみることが解決への一歩ではないでしょうか。

私個人の立場ですが、在日米軍基地はやはり日本に必要不可欠な存在だと思っています。それは日本が周辺諸国から攻め入られたときに日本だけで対応できるかと聞かれるとYESと言えないから。日本が日本でなくなってしまうのなら、米軍に守ってもらうのは選択肢としてアリだと考えます。だからといって、反対派の意見を全否定するわけでもないし、在日米軍の在り方についても「ちょっとここ変えたほうが良いんじゃない?」って思うところはあります。

立場は違えど元をたどれば「日本のため」という点からスタートしています。互いに歩み寄って建設的な議論をしていくのは選択肢としてもいいのではないでしょうか。

 

P・S

ソーキそば美味しい

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gakuseikichi

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