好きを見つけよう

リラックス音楽 吹奏楽編

 今回は一度、留学関係の話題からは離れまして、音楽について語ってみようと思います。その中でもさらに的を絞りまして、この記事ではリラックスに最適な吹奏楽曲とは何かについて書いていきます。今まで吹奏楽を経験されてきた方も、吹奏楽未経験の方も、是非是非リラックスするときに・あるいはのんびりと作業をされるときに静かに流せる曲をリストアップしますのでお楽しみください。

各曲を聴けるリンクはこちら↓

(YouTubeに飛びます)

詩的間奏曲

冬物語

エルザの大聖堂への行列

カンタベリー・コラール

 

 

J・バーンズ 詩的間奏曲

 

 個人的に「静かな吹奏楽曲」の最高峰だと思っているのがこの曲です。作曲家のジェームズ・バーンズは他にもアルヴァマー序曲・祈りとトッカータなど様々な名作を残していますので吹奏楽経験者は基本的に名前を知っている人が圧倒的多数です。しかし、バーンズがこの曲ほど静かで繊細な曲を書いていたと知っている人は多くなく、僕の周囲でもこの曲の話をするたびに「ナニソレ?」というリアクションをもらってきました。

 

 曲の細かい紹介はひとまず省き、何がこの曲を良い曲にしているかを書いていきます。まずは何と言ってもメロディーですね。初めから1分くらいのところで出てくるフレーズは何度聞いても本当にいいです!主張があまり強くないので勉強中に聞くのにも最適な1曲だと思います。個人的には、寝る直前に聞くのが最も良いかと思います!

 

 あと、この曲を聴く上で絶対逃して欲しくないのは始まりから3分くらいのところで出てくるオーボエの最高に美しい1節です!この後も様々な楽器で反復されますが、このフレーズを気に入らない人はいないでしょう。(大きな声で言いたいことではありませんが、お時間がない方はここだけでも試しに鑑賞してみてください)

 

 

P・スパーク 冬物語

 

 現在吹奏楽界で(おそらく)最高の人気を誇る作曲家の作品の中で、(おそらく)最も知られていないものの一つです。この曲は何と言っても音だけで冬のあの感触を再現しているのがもう見事としか言いようがないです。スパーク自身は情景描写力が他の作曲家と比べても突出している(どう突出しているか知りたい方は、オリエント急行という曲をお聞きください。楽器だけで汽車の出発・到着シーンを演出する壮大な仕掛けがあってなかなか楽しい)ので、冬の澄んだ冷たい空気感と、その中で静かに息づく人々の有り様がよく伝わってきます。途中にクリスマス感溢れる橇の描写もあって中々面白いですね。

 

 もちろん、情景描写のみならずメロディー自体も圧倒的に叙情的で魅せられるものがあります。曲調の変化が激しく、意識を持っていかれるタイプの曲だと思いますので、作業中というよりは作業の息抜き中に聴くのがお勧めです。

 

 

R・ワーグナー エルザの大聖堂への行列

 

 吹奏楽の曲なのか微妙な曲ですが、吹奏楽版も十分有名なので吹奏楽の曲だという扱いにしておきたいと思います。元々は歌劇「ローエングリン」に含まれていたのですが、吹奏楽界では他の曲の存在は半ば忘れられているかのくらいにこの曲が人気です。

 

 曲調はこれまで挙げた2つの曲とは若干違います。というのも元がクラシックなのでやはり純吹奏楽とは違う香りがするのですね。ただメロディーが甘美でゆったりとしているのはここまでの2曲と変わりません。特徴的なのは、最後に向けて盛り上がり、フィナーレが圧倒的に雄大であることです。ただ、自然に音が少しずつ膨らんでいくので、個人的には作業用BGMとして使えるのかなあとも思います。

 

 個人的に何度聞いても飽きないと思っているのは曲のグランドフィナーレです。もちろん静かな木管楽器の旋律も圧倒的美しさで、あくまでこれは個人的趣味ですが、何はともあれ一度お聞きになってみることをお勧めします。

 

 

J・ヴァンデルロースト カンタベリー・コラール

 

 吹奏楽の定番曲でかつ、誰でも落ち着いて聞いていられる名曲だと個人的には思います。メロディーが一貫しているため退屈だと感じるらしい人も僕の周りにはいたりしたのですが、やはり、「リラックス時に聞ける吹奏楽曲」と言われたらリストに入れないでは終われません。

 

 吹奏楽のその他の音楽ジャンルに比べた時の圧倒的強みはなんといっても和音です。これは人数が相応に多いこと・吹奏楽自体が演奏者に相当程度音色をシンクロナイズすることを要求するものであることなど様々な理由あってのことですが、この曲はその和音の魅力がわかりやすく凝縮されたものになっています。

 

 精神的につかれた時など、ゆったりした音楽が聴きたい時に味わってください♪

 

まとめ

 

 リラックスする時に聴く音楽はもう多くの読者が定まった曲をお持ちだと思います。ただ、吹奏楽は吹奏楽で新鮮なものになるのではないでしょうか。理由は人の声がほとんど入らないことです。明確な言葉が訴えかけられると、非常に感動的な一方でそれを聴くのにまた自分のエネルギーを消耗したりしませんか?(僕は洋楽を中心にかなり歌を聴きますが本当にエネルギーを消耗しやすいのです…)吹奏楽はそういった意味で非常に特徴的で、趣味として聴くのに良い面を持っています。

 

 皆さんも音楽と共に充実した生活を送ってください!

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gakuseikichi

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