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11月13,14日開催!宙フェス運営KARAKUSADO様インタビュー!【Part 3:これからの宙フェス】

今回の記事は宙フェス運営KARAKUSADOさんのインタビュー記事第三弾です。第一弾、第二弾の記事は以下のリンクからご覧ください。第三弾ではこれからの宙フェスについてお聞きしました!

宙フェス2021について

宙フェス2021について少しだけ
2021年の宙フェスは宙マーケットやスターパーティ(星空観望会)、お月見クルーズ「宙舟」(そらふね)、また11月1日から14日にかけて小さな宙の絵師展&宙フェスの先行販売会、11月8日から14日にかけてはコレド室町にて「コレド室町で宇宙にツナガル!」キャンペーンをされています。
 詳しくは以下のリンクから公式サイトをチェックしてみてください!
【宙フェス2021公式サイト】

ー今年初の企画にお月見クルーズ「宙舟」がありますが、これは以前から考えられていたのですか?

そうなんです。元々、京都のイベントでお月見船がありとても人気で、東京でも出来ないかなと思っていて。三年目にしてやっと実現できました。会場から10分くらいのところに船乗り場があって、本当に海の近くまでいけるんです。船上からお月様が綺麗に見える日に開催日を設定してます。

―え!お月様の様子で日程を決められたのですか?

実は宙フェスは、お月様が綺麗に見える日に日程を決めているんです。月の高さや月が昇る方角が開催日の夜に何時ごろにどんな風に見えているか?…を天文に詳しい実行委員会のメンバーがしっかり下調べします。「この週末ならこの方角に月が見えるだろう」とか「この日なら○○座も運が良ければ見えるかも?」とか…天文チームと相談して、ベストな日を決めていますね。

ただどれだけ調べても、当日ドン曇りという時ももちろんあります(笑)。雲が厚すぎて結局は何も見えないみたいな…。今年もお月様の見え方をしっかり調べていますが、もちろん当日まで分かりません。もしかしたら、曇りとか雨、かも?(笑)

イベントでお月様が綺麗に見える日を優先しているのは、どうしても都会でイベントをやっているので、星が見えにくいという事情もあります。お月様は都会でも見てもらいやすいし、望遠鏡で月のクレーターが鮮明に見えると感動しますよ!京都のイベントはスマホ撮影ブースも用意してあって、自身のスマホで月のクレーターを撮影できたりします。

普段は空を意識しない方も、宙フェスをきっかけに空を見上げる楽しさみたいに気づいてもらえればそれでいいかなと思っています。たくさんの人が月を一斉に見上げているのって、すごく素敵な光景です。それは宙フェスだからこそなんだろうなと思います。

―月を皆で見るの素敵ですね!

そうなんです。あと不思議なんですが、京都のイベントでは曇っていても最後には必ず月が出てくるんです。最後は「私が主役よ」みたいな感じで…。あれは毎年鳥肌が立ちます、皆の願いが伝わるのかもしれませんね、笑

イベント運営に関して

―イベントを作る上で大事にしていることはありますか?

実行委員会のみんなでアイデアを出し合って、人気が出たり、出なかったりしたら作り直して…っていうのを繰り返してより良いものを作ろうとしています。学生ボランティアさんともあれこれ意見を出しあって、かなり時間をかけて作っているんです。

アイデアは本当にいろんなところから出てきます。例えばイベント1年目に運営が呼びかけたわけでもないのに、宇宙や星柄のコーディネートで来場する女性の方がたくさんいたのですが、宇宙柄ファッションでイベントを楽しむなんてすごく面白いって話になって。あるスタッフが「来年はファッションショーやったら絶対盛り上がりますよ!」って言ったことがきっかけで、来場者参加型のファッションショーをやってみたら大人気になりました。イベントに来られた方がもっと楽しめるのは何か考えて、企画を更新していくことは意識しています。

宇宙について

―最近は宇宙系ベンチャー企業さんの参加も盛んですが、宇宙の魅力は何ですか?

今の世の中って閉塞感があって、夢とか希望を持ちにくい環境なのかなと思うんです。宇宙が好まれるのはそこに夢を抱きやすい、未来がある場所だからかなと思います。2014年にイベントをはじめた頃は宇宙はまだ「行く」場所ではなかったけど、今はもう「行ける」ところまで来ていて。この数年で宇宙に対するイメージは大きく変化したと感じます。

宙フェスも回を重ねるにつれて、宇宙ベンチャー企業や宇宙開発系のエンジニアさんらが参加してくださるようになって、イベントを一緒に盛り上げてくださっています。
一昨年は、月面探索機を研究開発されている方がイベントに出店をしてくださったり、そういう方たちの活動を知っていただける場になっているのはとても嬉しいですね。

今年は大分県さんが宇宙港を作られてたので、その繋がりで宙フェスに出店してくださいますし、リーマンサットさんのブースでは、自分の書いた願いごとを「宇宙ポスト」に投函すると、そのメッセージが人工衛星に乗って宇宙で流れ星になるという参加型プロジェクトを展開してくださる予定です。今年は宇宙飛行士選抜試験がある年。宇宙業界はこれからますます熱いですし、元気だなと思います。

宇宙がこれからのエンタメになっていくし、ビジネスにもなっていく。宙フェスに出店してくださっている企業さんを見ていると本当にそう感じます。

これからは?

―これからの活動の目標、予定を教えてください。

これからも星や宇宙の楽しみ方をいろんなアプローチで増やしていけたらいいなと思います。楽しみ方を無限に広げていきたいです。
今年で開催8年目になりますが、今年は「宙の絵師展」というイラスト展を初開催することになりましたし、まだまだ星や宇宙の楽しみ方は無限だな!と思っています。

大学生へのメッセージ

―最後に大学生に向けてメッセージをお願いします。

宙フェスは1年目からたくさんの大学生ボランティアさんにも携わっていただき、共に成長してきたイベント。学生さん達の新鮮な感性やアイデアはいつもとてもユニークで、参考にさせてもらっています。

今はまだいろいろな活動が制限されていますが、制限があるからこそ生れる新しいものや、できることが必ずあるはずです。ぜひ自分に制限を設けることなく、新しい可能性を見つけて、取り組んでもらえたらと思います。

もしこの記事を読んで宙フェスに興味持ってくださる方がいたら、宙フェスのイベントに遊びに来てくれたり、宙フェス宙フェス夜市でお買い物したり、また宙フェスでは毎年開催前に学生サポートさんを募集しているので活動に参加するなどもできます(今年度の募集は終了しました)。どこかの宙の下で、皆さんとお会いできることを楽しみにしております。

編集後記

今回は宙フェス・宙フェス夜市の運営をされているKARAKUSADOさんにインタビューをさせて頂きました。夜にふっと宙を見上げると、そこにある星や月。私達はそこにロマンや美しさを感じることがあると思います。夜という世界は少し日常とは違う魅力がありますよね。私の専門である文学でもその美しさや魅力、不思議さなどは昔の昔から語り伝えられ、題材となり続けています。

宙の楽しみ方は人それぞれ。今回お話を伺った宙フェスはたくさんの楽しみ方があり、その中から好きだと思ったもので宇宙を楽しむことの出来る場所です。ぜひ、この機会に宙フェス、また宙フェスに訪れることが出来ないという方は宙フェス夜市へと訪れてみてください。きっと今まで知らずにいた宇宙の魅力にいざなってくれることでしょう。

加えて、宙フェス2021にガクセイ基地ライターの二人(makotoとmariko)が訪れさせて頂き、イベントレポートを書かせていただく予定もありますので、もしよければそちらの記事も楽しみにしていただければと思います!

 各種お知らせ

今回取材をさせて頂いた宙フェスさんのSNS、および公式サイトは以下のリンクからご覧になってみてください。また日本橋にて11月13日、14日に宙フェス2021が開催されます。そちらもぜひ訪れてみて下さい!

宙フェス各種SNS・サイト一覧

ガクセイ基地では他にも様々なインタビュー記事があります。ぜひそちらも以下のリンクからご覧になってみてください。

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