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なぜ私はアメリカの大学に進学を決意したのか。/海外特派員 古川友理

初めまして、古川友理と申します。アメリカのセブンシスターズの一校であるSmith Collegeの2年生を終えたところです。日本の高校からアメリカの大学を受験しました。大学では政治学とデータサイエンスを学んでいます。なぜアメリカの大学を選んだのか、アメリカの女子大の生活についてなどについてお話できればと思います。

なぜ海外大を選んだか

海外大学進学を決意したのは高3の春。高1の頃から海外大進学という進路は知っていたものの、自分にはほど遠い世界だと感じていました。高2時には担任の先生に国立志望で行きます、と宣言。

ただ、あるとき「人生は一度きり」という友人の言葉に心を動かされました。結果、アメリカの大学と日本の大学の併願受験をしました。

大学一年生の4月から7月まで通った慶應大学に在学中は、自由に時間を使うことができる点、プレッシャーの少なさ、そして何より「日本で暮らす」という安心感から、このまま4年間日本の大学に通うという選択肢も残っていました。学業面においても、リソースはたくさんありました。素敵な教授にも出会うことができました。

それでも敢えて海外大進学を決意した理由は大きく二つ。
一つは、アメリカの大学環境に既に多くのメリットを見出していたということ。
もう一つは、自分に妥協したくなかったということです。

一つ目の、アメリカの大学のメリットは、生徒の主体性が大きく異なる点だと思います。

まず、アメリカの多くの大学では専攻を在学中に変更することが可能です。特にリベラルアーツ 大学の柔軟性は顕著なものです。入学時には自分の専攻が決まっていない生徒がほとんどで、2年間、幅広い科目のなかから自由に授業を設計していきます。自分の興味はどこにあるのか、じっくりアドバイザーとともに考えることができます。一学期にとれる科目数が日本よりも少ないため、各授業の密度は濃くなります。インプットは基本的には予習段階で済ませ、授業中はアウトプット、議論の時間です。授業選択から、授業の中身に至るまで、主体性を求められる環境の連続なのがアメリカの大学だと私は考えています。

そしてもう一つの動機は、挑戦することをやめてしまうことへの恐怖でした。「自らに妥協したくない」というとすごくかっこいい言葉のようですが、おそらく恐怖の方が大きかったように思います。ここで日本という安心感に甘えてしまえば、ずるずると楽な方へ進む自分になってしまうのではないか、ここで海外大進学をやめたときの後悔は日に日に大きくなっていくのではないか。そんな恐怖と、まだ見ぬ自分に出会いたい、という冒険心とを持ち合わせて渡米を決意しました 。

 

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