船旅の一番の心配事といっても過言でないのが船酔い。噂では慣れると聞くけど本当?薬は効く?などこの記事では船酔い対策についてお届けします。
ピースボートが使用しているオーシャンドリーム号には揺れ防止装置がついていますが、揺れる時は揺れます。
特に大きな揺れを感じたのは以下の海域です。
・日本周辺
・インド洋
・大西洋
(・太平洋)
つまり…ほぼ全部ですね(笑)
地域的に分けると全部の海域ですが、その海域にいる全日揺れているわけではありません。荒れると言われている地域でも揺れない日はありますし、天気が悪ければどの海域でも大きく揺れます。
日本周辺の海域は揺れが強いというよりも、揺れに慣れていないから酔うという方が正しいのかもしれません。
インド洋、大西洋は波が高くて船がたたかれるような揺れ方。太平洋はうねるように揺れていました。
揺れ方が変わるので新たな海域に入って数日間は、船酔いでダウンしている人が多かったです。でも、そういう人でも数日すると普通に生活できていました。
船酔いは経験するうちに慣れます。クルーズ後半になると少しの揺れでは酔わなくなる人がほとんどです。
(しかし、私の知り合いでは一人だけ最初から最後まで慣れなかった人がいます)
船に寄った時の対処方法は4つ
・(薬を飲んで)寝る
・風にあたる
・体を動かす
・遊ぶ
目次
寝る
酔った時は寝るのが一番です。気分が悪くて寝れないという人は酔い止めの薬を飲むと寝られるようになるので、薬を飲んでとにかく寝ましょう。
船内でもらえる酔い止めは「トラベルミン」という薬です。トラベルミンは非常に強力な眠気を引き起こすので、一回に一錠を丸々飲むのは本当に気持ち悪いときだけにするのをお勧めします。
揺れが強いから予防で飲んでおこう、という日は一錠を三等分もしくは半分に割って、朝昼夜と服用すると丁度良いです。
私は12錠入りの市販の酔い止めを一箱買って持っていったのですが半分しか飲みませんでした。飲んだ六錠の半分は船酔いの時に、もう半分は寄港地でバスに酔ったの時に飲みました。
風にあたる
船の上は基本的に風が強いので、外に出て風にあたると気分が悪いのも少しすっきりします。
私は部屋で寝ている方が気分が悪くなってしまったので、船酔いをした時は外に置いてあるビーチチェアで昼寝をしていました。
体を動かす・遊ぶ
私は、椅子に座っていたりベッドに寝たりと体が動いていない時は、船の揺れを全身で感じてしまい余計に気分が悪くなってしまいました。
なので、船酔いしそうかも…と思ったら、あえてズンバやサッカーなどの身体を動かす企画に積極的に参加していました。
これは4つ目の遊ぶ、とも共通するのですが、船酔いを感じて部屋にこもっているよりも、友達とわいわい騒いでいる方が気持ち悪いのがごまかせると船のクルーが言っていました。
船酔いに聞くツボ
最後に船酔いに効くツボをご紹介します。
掌の付け根の部分から三本指をあててください。この人差し指の下の部分が船酔いに効くツボです。
このツボを押すと船酔いに効くらしいのですが、左右両方押さなければいけないのとしばらく押し続けなければいけないそうなので手で押すのは大変です。
売店に「シーバンド」という船酔いのツボを押し続けてくれるリストバンドのようなものが販売されていたので、これを利用するのもいいかもしれません。
まとめ
・船酔いは慣れる
・酔ったら(薬を飲んで)寝る、体を動かす、遊ぶ
それでは素敵な船内生活をお過ごしください。
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