留学先として人気のあるオーストラリア。青い海に豊かな自然、フレンドリーであたたかいオーストラリアンカルチャーを楽しみながら留学生活を送れるなんて、最高ですよね。
オーストラリア留学といえば、メルボルン、シドニー、ブリスベンが日本人にはポピュラーなところです。しかし、人気であるがゆえに語学学校のクラスは半数以上日本人だったり、物価の高さからバイト三昧で終わってしまったなんてことになったら、せっかく留学した意味がなくなってしまいます。そこでおすすめなのが、南オーストラリア州にあるアデレードです。実は、日本人が少ない上に費用も抑えられる、留学するにはうってつけの場所なんです。
そこで!実際にアデレードで留学生活を送る私からそんなアデレードの魅力をご紹介します!
目次
Adelaideってどんな街?
アデレードは南オーストラリア州に位置するオーストラリアで5番目に大きいとされているのどかな街です。広大なワイナリーと西洋風のおしゃれな街並み、緑も多くいい意味で発展しすぎていないところがおすすめです。
『アート・フェスティバルの街』と言われるくらい街のあちこちでウォールアートを見ることができますし、1年を通してイベントが盛んに行われています。美術館や図書館も雰囲気があって新しいインスピレーションを得ることができるので、ゆったりとした休日に最適です。
おすすめポイント3選
南オーストラリア美術館(AGSA: Art Gallery of South Australia)
ノーステラスに位置している歴史ある美術館です。たくさんの絵画やアート作品が飾られています。隣には南オーストラリア博物館も併設してあるのでぜひ行ってみてほしいと思います。
(引用:AGSA)
南オーストラリア州立図書館( State Library of South Australia)
ハリーポッターに出てきそうな雰囲気がお気に入りの図書館です。勉強スペースは別館にもあるので、大学の課題や読書におすすめです。
(引用:LITTLE GREEN NOMAD)
アデレード フリンジフェスティバル(Adelaide Fringe)
フリンジとは、毎年2月から3月にかけての約1ヶ月間行われるアデレード最大の芸術祭です。世界中からアーティストが集まり、さまざまなパフォーマンスショーを楽しむことができます。
(引用:Facebook)
アデレードは通称コンパクトシティと言われるほどで規模はそれほど大きくないです。基本的に全てのお店が街の中に集結しているので、移動がとても楽です。そして夕方5時にはほとんどのお店が閉まります。仕事は時間になったら切り上げ、家族の時間やプライベートの時間を大切にするオーストラリアらしい文化です。
メリット・こんな人におすすめ
① 大都会が苦手でゆったりと穏やかに生活したい人
都会に住みたいと思っている方は物足りないと思うかもしれません。ホームパーティーの文化が強くコミュニティーが狭いので人との繋がりが大切になります。知り合いから働き口を紹介してもらったりということが多くあります。ビーチやハイキングのコースも街から30分ほどのところにあるのでアクティビティーも楽しめます。
② 日本人の少ない環境でストイックに勉強したい人
他の州に比べ圧倒的に日本人人口が少ないので英語力は驚異的にアップします。実際、同じクラスに日本人は私のみですし、留学して3年になりますが日本人は片手で足りるほどしか知りません。中国人とインド人の人口が多いです。また、学生のモチベーションも高いのでいい環境で勉強に集中できます。
③ 物価や家賃などの費用をなるべく抑えたい人
シドニーやメルボルンに比べて家賃が安くすみます。アルバイトの最低賃金は、時給$20.33(1670円)と高めなので自分である程度生活費を賄うことができます。
④ アートやフェスティバルを楽しみたい人
フリンジを中心に、一年を通してイベントが多く常にアートに触れていられる街です。美術館や博物館などの建物やカフェもおしゃれなものが多いです。
おわりに
南オーストラリア州アデレード、いかがでしょうか。
オーストラリア留学を考えている学生の皆さんが、少しでもアデレードに興味を持っていただけたら嬉しいです。留学は行くだけが目的ではありません。あなたがそこで何を学びたいのか、どんな生活をしたいのかもう一度しっかり考えることが大切です。
オーストラリアは広大な国です。あなたにあった場所選びをすることが留学生活を成功させる重要な鍵になります。アートとフェスティバルの街アデレードでオーストラリアライフをエンジョイしませんか?
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