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【ホームステイ経験談】美術好きにおすすめの留学先、コロンバスでの留学を最高に楽しむ方法！

2021年8月25日

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海外に留学した時、現地の一般家庭に泊まることでその国の生活を体験できるホームステイ。あなたは興味を持ったことがありますか？時間のある大学生のうちに、一度は経験したいと思っている方もいるのではないでしょうか。

私はコロナ前に、アメリカのインディアナ州コロンバス市で3週間ほどホームステイをしていました。その経験を元に、今回はコロンバスに留学中の生活を充実させる方法をご紹介します。海外にホームステイをしてみたいと考えている人は是非参考にしてみてください！※記事内の写真は、全て私が現地で撮影したものです。

アメリカ合衆国インディアナ州コロンバス市とはどんな街？

人口約40,000人ほどの小さな街。アメリカ建築家協会が認定する建築革新と建築デザインの分野で、全国第6位にランクされています。コロンバス市を訪れる人々は、IMペイ、エリエル・サーリネン、エロ・サーリネン、リチャード・マイヤー、ハリー・ウィーズ、デイル・チフリー、ヘンリー・ムーアを含む、国際的に有名な建築家や芸術家の手による、70箇所を超える建築物と屋外アートを鑑賞することができます。

引用：https://www.columbusin.org/international/jp/architecture/

コロンバスの魅力はなんと言っても街自体が美術館と言えるほど建築物や美術品の多いところ。美大生や建築を学びたい人に是非訪れて欲しい街です！

事前にホームステイ中の計画を考えておく

ホームステイをする前に予め現地のことを調べたり、やりたいことをリストアップしておくことがおすすめです。自分が何をしたいかを明確にすることでホストファミリーにも意思が伝わりやすくなります。私はコロンバスがアートの街であるという事前リサーチから、日常の中で美術に触れる機会の多い現地の同年代の学生と日本の学生の美術に対する価値観や意識に違いについて調査したいと思い、アンケートを作成しました。日本の学生へのアンケートをアメリカに行く前に学校の同級生たちに協力してもらうことで、現地に行った時に2つの国の学生の意識の違いを比較できるようにしておきました。

自分が何をしたいのか/どこに行きたいのかを伝える

ホストファミリーに会ったら、自分がホームステイ期間中にやりたいことをはっきりと伝えましょう。私は美術を学ぶためにコロンバス市に行ったので、アートに関する観光地を見てまわりたいということを伝えました。コロンバスに屋外アートが集中した地域があり、そこに行ってみたかったんです。

この時、行きたいところを具体的に言いすぎなくてもOKです！例えば「ショッピングがしたい」「ラグビー観戦が好きだから観たい」といったやりたいことを伝えれば、相手は「それだったらここに行くのはどう？」「この日に試合があるから行ってみる？」と色々な提案をしてくれます。私の場合は屋外アートを見てまわっただけでなく、ハンドメイドのアクセサリーやイラストを販売しているファーマーズマーケットやインディアナ州の美しい記念碑にも行きました。これらはホストファミリーに連れて行ってもらわなければ知ることのなかった場所でした。このように、ホストファミリーと相談しながら一緒にスケジュールを立てるのも楽しみの一つです。

また、私のホストファミリーの中に自分と同い年の子がいたので、その子が通う学校のクラスメイトに美術の意識調査のアンケートに協力してもらうことにしました。しかし、アメリカの学校は授業と授業の間の休み時間が5分間と短いため、アンケートを取るタイミングがなかなか掴めません。そのため、授業中の時間を少しもらえないかと現地の先生に相談しなくてはならなかったので大変でした。

なんとしてでも自分の思いを正確に伝える

現地の言語を達者に話し、相手の言葉の意味もはっきりと理解することができれば理想ですが、外国語が苦手な方や現地で全ての言葉の意味を理解することは難しいと思う方もいると思います。そんな時は言葉だけを使って伝えようとしなくても良いのです。ジェスチャーで感情や物事を伝えるも良し、絵を描いて自分のしたいことを示すも良し。とにかく自分が使えそうな手段を駆使して「正確に」伝えることが重要です。

一番避けるべきは、相手に誤解をさせたままになってしまうこと。自分が言った言葉とそれを受け取った相手との間に捉え方の違いが生まれてしまうと、相手を怒らせてしまったり、不快な思いをさせてしまったりしてしまいます。相手の様子をよく見て少しでも不安に感じたら「今の言葉、ちゃんと伝わってるかな？」と相手に確認してみましょう。

ちなみに私は素早く絵を描くことに自信があったので、よく絵を描いて思いを伝えていました。この方法は相手に意味が伝わりやすかったので、絵が得意な方は是非試してみてください。また、オーバーなリアクションをするとかなり喜ばれました。（笑）コロンバスには、明るくて愉快な人がたくさんいます。ユーモアで乗り切っていきましょう！

分からないことは分からないと素直に言う

相手の伝えたかったことを自分が理解できなかったり、誤解してしまうのも回避したいものです。申し訳ないと思わず、言葉が分からなければ素直にそう伝え、聞き取れなかった言葉は必ず聞き返しましょう。相手にとって一番困るのは、理解しているのかしていないのか分からないような曖昧な返事をされることです。

私もホームステイ中に、ホストファミリーの言葉をよく理解していないのに返答をしたことがあり、顔を曇らせてしまいました。その出来事があってから、分からないことは正直に分からないと伝えるようにしました。するとホストファミリーは「言葉が理解できないことがあっても気にしないで。これから少しずつ覚えていきましょう。私も日本に行ったことがあるけれど、その時は日本語が全然分からなかったわ」と励ましてくれました。

終わりに

初めのうちは生活環境の違いに戸惑い、大変なことも多いホームステイですが、自分が憧れていた場所に行くことができたり、普段することのない体験ができたりと、有意義な時間を過ごすことが出来ます。コロンバスはホームステイを受け入れてくれる家庭が多く、留学生に優しい素敵な街です。ホームステイに初めて行く人にもおすすめしたい場所です！この記事がコロンバスに興味を持つきっかけになったり、ホームステイをしてみたい方の参考になったりしたら幸いです。