アジアの新興国で、ライターのインターンをしてみた

2020年4月6日

みなさん、こんにちは。コロナウイルスの影響で自宅待機の日々が続くなか、学生の皆さんはいかがお過ごしでしょうか？

大学の春休みの期間を利用して海外旅行に行った人も多いと思いますが、今回は題名どおり、「アジアの新興国で、ライターのインターンをしてみた」経験談をお伝えしたいと思います！

＿＿簡単なプロフィール

大学３年生で、英語関係の学部に所属しています。海外での経験は高校の修学旅行を除いて、ほとんどありません。高校が英語科だったこともあり、日常会話に困らない程度の英語スキルがあります。

今回私がインターンに参加したのは、大学2年の春休みの期間中で、おおよそ1ヶ月半の現地滞在でした。

＿＿会社の概要と仕事内容

日本人経営で、日本語の観光フリーペーパーを主に発行している企業だったので、仕事での会話は日本語です。私の担当は、企業のウェブサイトでその国の観光情報を発信することが主な業務でした。有給インターンで、１記事あたりの決まったお給料をその都度受け取るという形でした。稼いだお金は現地の生活費の足しにしていました。笑

＿＿なぜアジアの新興国で、ライターのインターンをしようと思ったのか

もともと海外で働くことに興味があったのと、メディア業界に進みたいと考えているので、このインターンは自分にとって魅力的でした。ライターの業務を通して、具体的にどんなことにやりがいを感じるのかを明白にしたいという気持ちもありました。

アジアには行ったことがなかったし、新興国で仕事をすること自体、まさに未知の世界だったので単純に「面白そう」と直感的に思ったのも、インターン応募に踏み込めた大きな理由の一つです。

①学生団体での情報発信との違い

仕事としてライターをする時には、常に「需要があるのかどうか」を意識した記事執筆をしなければならないという点です。さらに深く掘り下げ、「どんな人がどんな時に見るのを想定しているのか」や「現在ネット上にはどんな情報があるのか」などを分析し、記事の明確な軸を立てていきます。

また、記事を執筆する前の分析は不可欠な作業です。

例えば、記事執筆の工程は最初に、上司にこんな記事を書きたい、と提案するところから始まります。納得してもらうには、事前に書きたい理由を言えるようにしておかなければなりませんよね。学生団体ではなんとなく書きたいから、という理由で記事を執筆・公開できますが、仕事となれば全く違います。

客観的な根拠をいくつか用意して、だからこの記事を書きたい、と上司に伝え、納得してもらう必要があるということです。この根拠に当たる部分を考える上で、分析作業は欠かせません！

②新興国でやる面白さとは何か

ズバリ、新たな発見が多いところだと感じます。

例としては、観光地や都心部を歩いていると、大手の旅行ガイドブックにも掲載されていないような、隠れスポットを見つけたり、逆に、掲載されているお店がすでに潰れてしまっていた、なんてこともありました。

新興国の観光地は、変化が目まぐるしいです。

ウェブでは、紙媒体での大手ガイドブックにも掲載されていないような、最新の情報を最速で発信できるという強みがあるので、その点でもやりがいを感じました。

また、日本との違いを肌で感じながら仕事をする面白さもあります。現地の人の国民性（超マイペース！笑）や交通事情（電車が時刻通りにこないのは当たり前、バスの運転が超アグレッシブ、慣れないトゥクトゥクでの移動…etc）に悩まされることもしばしばでしたが、イレギュラーなことが起こっても、焦らず、柔軟な判断で行動する力がついた気がします。笑

（写真はトゥクトゥク。）