東京メトロ企画

2000円で満喫する1日乗車券の旅/銀座線

 ガクセイ基地のメンバーが、東京メトロの1日乗車券を買って、各々決められた路線ごとに以下の縛りを設けてその沿線を回って記事を書く企画。詳しくはこちら。

・チェーン店禁止

・出費は2000円まで

・メトロ乗車券の元を取る

 

この条件を踏まえて銀座線を回ってきました。

 

1)新橋駅

・SL広場

新橋駅での待ち合わせ場所としてメジャーな、SLが展示されている大きな駅前広場で、新橋駅での待ち合わせ場所と言えばここっていう程のシンボル的な場所です。新橋の飲食店街や日比谷公園方面に向かう際の待ち合わせ場所としていかがでしょうか。ただし、日陰はあまり無いので、夏場は注意しましょう。

1/1250s f2.8 iso100 17mm

やはり、広角レンズ特有の周辺減光がありはするものの、空の色とかを見ると発色は良いので、キッパリと映るレンズだなーという印象です。

 

2)銀座駅

・GINZA SIX

2017年4月にオープンした複合商業施設です。テナントで入っているお店の商品は、いずれも2000円では買えないものばかりですが、写真を撮るのは自由です。ただし、テナントに迷惑をかけるのは止めましょう。屋上にはテラスがあるので、眺めは良いと思います。ただし、夏場はコンクリートの放射熱がきついので、外に居るのはほどほどにしましょう。

1/400s f2.8 iso800 17mm

屋内の撮影においては、この上なく重宝するレンズだと思います。やはりズームレンズなので、自分の立ち位置から狙って構図を作ることは当然ですが、僕はこの写真をパソコンで見た時に、レンズの解像度の高さに驚きました。目一杯拡大してみた時にこれだけ複雑な写真が、いっさい潰れていないのでとんでもない解像度だと思います。

 

 1/640s f2.8 iso100 18mm

やはり、これにも四隅の周辺減光は出ています。なので、昼の明るい時間帯であればf値を絞ってもよかったのではないかと思います。しかし、SLとこちらの両方に言えるのは、開放からコントラストの強い鮮やかな写りをしているなということで、これはこのレンズの大いに優れている点だと思います。

 

・GINZA PLACE

日産やSONYのショールームがある建物です。日産車の展示が見れたり、ソニー製品を実際に触ってみたりできます。

 1/160s f2.8 iso100 17mm

このレンズは全域でf2.8になっているレンズなので、少々暗い屋内でも綺麗に手軽に写真が撮れるという点も優れた点かと思います。

 

・銀座三越

江戸時代より続く老舗デパートです。入り口横のライオン像がシンボルです。この後に行ってますが、本店は日本橋にあります。

 1/160s f2.8 iso100 23mm

上記の通り、全域でf2.8になっているレンズですが、ボケ具合もなかなかきれいなので、非常に優秀だと思います。

 

 

 ・きむらや

銀座の老舗パン屋で、あんバタードーナツが美味しいです。入りたいなと思いつつも、予算の制約上買えなかったため、予算の話をしていた代表の嫌な顔がちらつきます。お財布に余裕があれば、是非行って欲しいと思います。

 

 

 ・東京国際フォーラム

会議室や大ホールなどがある施設です。会議室棟は入ることが出来るので以下の様な写真が撮れます。

1/100s f2.8 iso125 17mm(4枚とも同設定)

 

前述した周辺減光と描写がもろに出てる作品になってます。後述しますが、絞ると周辺減光は若干改善されるかと思いますので、次回はその点を気を付けたいかなと思ってます。

 

3)日本橋駅/三越前駅

この二つの駅間は短いので、日本橋駅で下車して、三越前駅から乗車しました。

 

 ・日本橋

日本橋は、東京都中央区の日本橋川に架かる国道の橋で、国の重要文化財です。日本の道路元標があり、日本の道路網の始点となっています。

(DSC1505,DSC1526)

1/160s f2.8 iso100 17mm

1/160s f2.8 iso100 17mm

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・日本橋三越本店

  デパート三越の本店です。銀座店と同じくライオン像はあります。

 1/25s f2.8 iso100 28mm

 

 1/6s f8 iso12800 17mm

三越から、隣の三井住友信託銀行を撮った写真です。少し絞った状態ですが、周辺減光は少なくなってます。(右下に少し残っている)

 

 ・アートアクアリウム2019@日本橋三井ホール

金魚の水槽を美しく展示してある企画展でした。とても綺麗でしたので、是非行ってみてはいかがでしょうか。入場料は中学生以上で1000円となります。

 1/400s f2.8 iso12800 75mm

 1/50s f2.8 iso3200 17mm

上のレンズは標準ズーム、下のレンズは広角ズームですが、共に発色がきれいなレンズだと感じます。相変わらず、標準ズームの方もボケがきれいです。

 

 

 

3)上野駅

夕飯時でお腹が空いてたのでレストランを探していました。

 

 ・じゅらく

ここのオムハヤシはとても美味しいので入ろうとしましたが、オムハヤシの値段は税込み1296円でした。冒頭で言った人を絶望の淵に叩き落すかの様なキツイ縛りのせいで残金1000円の僕は食べることが出来ないと気付いた時、元々乗り気では無かったこの企画に対してヘイトが頂点に達し、何て1日を無駄にしてしまったのだろうと落胆するほどでした。それだけ、上野に来たら食べたいと思う一品ですので、皆様上野に立ち寄った際はご賞味ください。

 

 

 

 ・ギャラン

じゅらくよりもリーズナブルな価格で食事をすることが出来たので、今回はこちらをチョイスしました。チョイスしたオムライスは900円で、味はかなり美味しいなと思う程でした。しかし、このお店は全席が喫煙席なので、たばこの煙が苦手な方は避けた方がいいかと思います。個人的なイメージでは、安く美味しいギャランと、少し高いがより美味しいじゅらくという感じです。

1/40s f2.8 iso1600 25mm

ケチャップや卵のツヤまできれいに表現されていて、その描写力には惚れてしまう程です。

 

 

 

 ・上野駅歩道橋

上野駅に掛かっている歩道橋です。夜景がきれいです。

 1/25s f2.8 iso1600 17mm

明るいレンズで、夜景もキッパリと撮れるレンズかと思います。

 

 

 

4)浅草駅

浅草から見えるスカイツリーはとてもきれいなので、敢えて浅草寺には行かずに、吾妻橋を渡ってスカイツリー方面に移動します。

 

 ・吾妻橋

アサヒビール本社のオブジェとスカイツリーが撮れるスポットです。

1/30s f2.8 iso6400 28mm

 

 ・京成橋

  スカイツリーふもとの橋で、超広角レンズを使えば下の様な写真が撮れます。

 1/15s f2.8 iso1600 17mm

 

 ・十間橋

スカイツリーから少し離れた橋です。やはり、超広角レンズが必要かと思います。

 1/15s f2.8 iso1600 17mm

 

その他いくつかのスポットからスカイツリーを撮影しました。

 

 

・レンズのレビュー

広角レンズというと、高い大きい重いというレンズ3大難点を絵に描いたように持ち合わせるレンズが多いですが、このレンズは12万円と広角レンズの中ではやや標準的な価格で、コンパクトに軽い仕上がりになっています。それ故に、標準ズームとのレンズ交換であったり、持ち歩きであったりが圧倒的に楽で、扱いやすいレンズでありながら、手が出せる価格帯のレンズなので、かなり完成度が高く満足のいく品かと思います。あれだけ言ってた周辺減光も、元々周辺減光は広角レンズで起こりやすいことを考慮すれば、ある程度は仕方ないかと思います。純正のGMレンズは周辺減光がかなり抑えられていると聞きますが、あれが変態仕様なだけです。趣味で使うのであれば、これで広角レンズは十分すぎるかと思います。また、肝心の描写は極めて良い仕上がりになっているので、写真を撮るのが楽しいと思えるレンズだと思います。また、テレ端がもう少し望遠まであるといいという声も聞きますが、私自身は、標準ズームと使い分けが出来ているので、あまり気になりませんでした。以上を考えると、個人的にはホントに買って後悔しておらず、オススメのレンズだと言えます。いつもと違う道を歩きたくなる様な衝動がこのレンズにはあり、この衝動こそがこのレンズの魅力になり得るものでしょう。

 

・メトロ企画まとめ

 この時期、連日の猛暑なので、お出かけの際は熱中症に注意が必要ですが、無理,無用の外出は控えた方がいいでしょう。特に今回の企画の様な、愚かしい行為は控えた方が賢明かと思います。ある程度は楽しいかと思いますが、失う代償の方がでかいです。

そもそもこの企画の縛りの1つに、元を取るとありましたが、果たして元を取ることに意味があるのかという点も疑問になります。行きたい場所があることに対して、通常料金で移動するよりもフリー乗車券の方が安ければ買った方が良いかと思います。それに対して、わざわざお金を出してまで、この切符を買って元を取るために色々な所に行くのでは、元を取ることが目的になってます。前者は何かの目的に対して移動やフリー乗車券が手段であるが、後者は移動やフリー乗車券が目的になるという意味不明の状況になってます。この状況に果たして何の意味があるのかと感じる今日この頃です。また、元を取る為にはたくさんの場所に行かなきゃいけないので、意図していない所に移動し滞在することで、時間を失います。大学のテストがあり、後回しにしていたやりたいこと(やらなきゃいけないこと)がたくさんあったのにも関わらず、それをそっちのけにして1日割いた訳ですから、時間を捨てた感が大いにあります。つまり、メトロフリー乗車券を意味もなく買うことは、元を取ることが目的になることで、余計な時間を失うことにもなりかねないです。

さらに言えば、自由に使えるお金の少ない大学生に向けて縛りを2000円にしているのかと思いますが、この縛りを設けることに果たして意味があったのかと感じています。僕は、この企画を行うにあたり、新橋駅と家の往復で、縛りの2000円を超える3000円弱の交通費を出しています。更に、昼食や熱中症対策の飲料まで合わせたら、この縛りの金額の2000円程の出費を更にしています。この企画で1日費やした上に、合計およそ7000円失い、更に熱中症になるわけです。破産寸前の大学生が、1日のバイト代程の額を失っているので、この企画は果たして金欠の大学生の為になっているのかという点も疑問になります。もはやここまでで来れば、縛りの2000円にあまり意味さえも感じられなくなってきます。

=この企画、金と時間を、奪ってく、体を壊し、何かは得むか= 破産寸前ひろあきが送るメトロ企画2日目でした。

 

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