援農の持ち物
好きを見つけよう

【援農体験レポート】実際に何をするのか、1日の流れを大公開!作業中に話したアンパンマンの材料費って?

こんにちは、ガクセイ基地のあずなです!

援農の記事は読んでくださったでしょうか?まだだよという方はぜひこの機会に!
援農とは?大学生の夏休みやることリストの例!今すぐチェックしよう!女子大生4人で農業ボランティアしてきた話。 (gakusei-kichi.com)

 

ということでこの記事では、

実際に援農に行ったら何をするの?

一日のおおまかなスケジュールは?

正直なところ、やってみてどう思った?

についてご紹介します!ぜひ最後まで読んでください✨

 

記事後半ではアンパンマンの材料費やサザエさんの家は意外とお金持ち!?という援農中の会話も入れましたのでどうぞお楽しみに!笑

援農の流れ(例)

援農を始めるまでの流れ

①どんな援農先があるのか調べる

まずはやりたいこと、やりたい場所が決まっている人は具体的な項目を入れて検索を!
なんとなくやってみようと思った方は、募集サイト一覧などを眺める!

援農、農業ボランティア 詳細及び募集サイト一覧 関東(東京、埼玉、神奈川中心) 全国募集もあり。 (gakusei-kichi.com)

 

②募集先または仲介業者に連絡する

連絡している様子

勢いで申し込みましょう(笑)
私は一度伺ったことのある場所だったので、直接連絡する形でした!直接連絡できるようになると行きやすくなるので、より援農を身近に感じられます。

③持ち物や集合場所、内容の確認

チェックリスト

普段なれない人は特に注意しましょう。あくまで援農させてもらう側です。熱中症にならないために水分は多めに持っていく。昼食は持参するべきなのかどうか。服装の指定はあるのかどうか。気になる点はきちんと確認しましょう。

持ち物については記事の後半で詳しく紹介します!

 

④援農当日

農業作業

待ちに待った援農当日!させていただく作業を丁寧に行っていきましょう!

 

援農当日の流れ

①集合場所に行く&ご挨拶
忘れ物が無いか、当日はどんな天気かを確認してさっそく向かいましょう!遅刻厳禁!やや奥まった場所にある場合も多いので、集合時間の20分前くらいを目安に行くと良いでしょう!迷子対策!

農家さんのご自宅や作業場に挙げていただくかそのまま農場に移動するかの二択が多いと思います。

②説明を聞く
畑には芽が出ていないけれど野菜が埋まっている場所などのいわゆる「踏んではいけない場所」があります。その他、援農させていただく場所ごとにルールがあるので、しっかりと聞きましょう。また、収穫した作物がそのまま商品として出荷されることがあります。どこまで採っていいのか、どのように収穫したら傷つけにくいのかなどを特に意識して聞くと良いでしょう!

③作業
私は2回とも別の作業だったので、一例としてご紹介します。

<1回目>
里芋掘り:午前中の2時間で、畑に埋まっている里芋を掘りました。親芋と子芋、孫芋(どの位置になっている芋かで呼び名が変わるもの)などを分けてかごに入れます。茎や軸の部分は簡単なナイフで削ぎ落として、別の袋に入れます。細かいところは手で土を取ったり、石をどかしたりして収穫していきます。(10:00~12:00)

ご飯:昼食を用意していただき、農家の方と一緒にご飯をいただきました。取れたて野菜がふんだんに使われた食卓が色鮮やかで写真タイムに。SNSに上げるときは、確認のために一声かけることを忘れずに!(12:00~13:00)

里芋掘り:午前のつっづき、終わらなかった分をやりました。この頃になると徐々にコツを掴んで慣れてきます。(13:00~14:30)

にんじんの収穫:最後にお土産用のにんじんを収穫させていただきました!葉っぱの部分まで食べられることを教えていただきました。(14:30~14:50)

片付け:使ったものの汚れを取ったり、収穫したものを一つの大きな袋にまとめたりしました。あとはお礼を伝えて終わり!(14:50~15:00)

 

<2回目>
 草むしり:にんにくを育てている畑の草むしりをしました。無農薬のため雑草が生えやすく、定期的に草むしりが必要だとか。軍手をつけて、一緒に行ったお友達とおしゃべりしながら草むしりしていきます。(10:00~12:00)

昼食:ご飯を用意していただき、農家の方と一緒にご飯をいただきました。作業中にどんな話をしたのかで盛り上がったり、お互いに軽い自己紹介をして出身地などの意外な共通点が見つかったりしました。(12:00~13:00)

草むしり:午前の続き。(13:00~14:00)

種まき:土をプランターに敷き詰めて、その中に用意していただいた種を植えました。再度土をかぶせて、水をかけるところまでやりました。(14:00~15:00)

片付け:借りていた道具を返したり、水筒やタオルを回収したりしました。あとはお礼を伝えて終わり!(15:00~15:30)

 

援農に持って行くべき持ち物

援農の持ち物

⚠大前提としてどこに何をしに行くのかで変わります!また何か道具を用意してくださる場合もあるので、援農先が決まり次第確認するようにしましょう!

<持って行くべきもの>
□水筒(大きめのもの。水ではなくスポーツドリンクなどの方が好ましい)

□タオル(汗かきます!絶対!)

□動きやすく汚れてもいい服装(薄手のパーカーに黒のズボン、中高のジャージなど)

□軍手(WORKMANなどで売られている軽作業様の編み目の細かいものがおすすめ。土が入りにくい)
こんな感じのやつ↓

□帽子(持って行くことを強くおすすめします)

□お金(大金はいらないけれど、交通費+数千円あるといいと思います。)

□スマートフォン

□着替え(汚れたまま帰る、ジャージで来ることに抵抗がある人は必須)

<場合によっては持って行くと良いもの>
□お昼ご飯(お昼の有無は援農先に確認することが大切。周りにコンビニなどがない場合もあるのでしっかり準備しましょう)

□日焼け止め

□クールネックなどの暑さ対策グッズ

□ビニール袋(軍手など土で汚れたものを入れるため。何かお野菜等をいただいたときに入れられる)

 

援農体験レポート

ここからは2回目の援農を体験して何を思ったのか。どう感じたのかをレポート形式でお届けします。書きやすさ重視で文体を変えております。ご容赦を。


私の祖父は家の裏で家庭菜園をしている。だから、自分も農作業にはなじみがあると思っていた。

しかし大学生活が始まって早1年。バタバタと過ごしている間に祖父の農作業を手伝うことは減っていた。私は土に触る感覚を忘れていたのだ。

3月13日(水)援農当日、農閑期ゆえに、収穫ではなく草取り種まきをした。それらを通して、「土に触れる尊さ」、「農作業中に取るコミュニケーションの尊さ」を改めて感じることができた。

 

農家さんのお宅にお邪魔し、畑に向かうと、そこの空間が持つ澄んだ空気と落ち着くのどかな雰囲気がその土地の持つ豊かさを教えてくれる気がした。

川があり、山があり、畑がある。人間が人間らしい生活を送っていた頃の血が騒ぐような、そんな心持ちがした。

作業は一見すると地味かもしれない。草むしりだから、作業をしている間はそこまで自分の視界の絵面は変わらない。しかし、ふと顔を上げ、作業していた方を眺めて思う。思ったより見た目でわかるものだと。

作業前、作業後
左:作業前 右:作業後

作業をしながら、土のぬくもりを感じたり作物に栄養が行き届くように草取りしたりしているうちに自ずと食への関心も高まってくる。

午前中に2時間作業したあとは、美味しい美味しい昼食をいただいた。

採れたての新鮮な野菜は、野菜が苦手な私でも美味しく食べられた。菜の花もいただいたが、ほっぺたが落ちそうなくらいだった。

 

後に出てくる「アンパンマン話」に花を咲かせながらではあったが(?)時が来たので農作業に戻る。

午後は2時間の草むしりと少しの種まき。

種まき
種がピンクに着色されている。

芽が出たときに鳥などに食べられてしまわないように、種に消毒がされていることを初めて知った。まだまだ知らないことだらけである。

最後はキャロットケーキとクミンのパイ、玄米茶をいただいた。どれも優しいお味で疲れた体に染みるおいしさ。

ケーキとクッキー
左:キャロットケーキ
右:クミンパイ

援農を終えて今、再び農業に思いを馳せる。

私たちが普段当たり前のように食べているご飯は全て、このような作業と愛の結晶なのだ。
陳腐な言葉でしか表せないのが悔しいが、そう思った。

私が大学に入ったばかりの頃。ここまで、農業に関心を抱くとは思っていなかった。しかし春学期に地域活性化の授業で農業の深刻な若者離れを客観的な数値と共に知り、当事者意識が芽生えた。そこから稲刈りや援農などを体験したり、秋学期にイタリアの農業について学んだときにアグリトゥリズモを調べてみたりして今がある。

今回お邪魔した農家さんは、元々農家の血筋ではなかった方が就農して農家になったそうだ。農業体験は楽しいし、このように多くの学びがあるが、それでも就農数が増えないのは、「価格を自分で決められないから」だそうだ。

私は日本の食が大好きだ。素材の味が存分に活かされた、体に良いものを摂取している感覚は他の何にも代えがたい。

でもこのままだと私が大好きな食も、この素敵な農業でのつながりも途絶えてしまう。

自分に何ができるのか。等身大の自分なりに手を尽くしたい。そう強く思う援農体験であった。

 

援農中の会話

ここまで大真面目に書いて来ましたが、援農中の会話を簡単にまとめます。これが現役女子大生のリアルです。

話のテーマは「アンパンマンの材料費及びサザエさん家の年収」です。

 

世界的に材料費の高騰が相次いでいます。輸送コストだって馬鹿になりません。

アンパンマンは困っている人に自らの顔をちぎって差し出す心の優しさを持っています。ここで思い出してみてください。アンパンマンが差し出すあんぱんには、その僅かなかけらにもしっかりと餡子がのぞいているではありませんか。

すなわち、顔全体を10とすると、7〜8割は餡子なわけです。砂糖が大量に使われていると予想すると、かなり高価なあんぱんと言えるのではないでしょうか。

 

農業をすると議題も食べ物関連になって来ますね。そこに大学同期が話し相手であるという要素が加わると、学問的視点での議論が発生したりする訳です。

ばいきんまんとの戦う演出がある日は、たいてい一度は顔を取り替えます。つまり、1日2つはあの巨大あんぱんを作る必要があるのです。

それにパンの平均賞味期限は4日、消費期限は1~2日だとすると、かなり定期的に取り替える必要がでてきます。

 

この記事では年間1,000万ほどの材料費が見込まれていますが、昨今の情勢を鑑みるとより増額していること間違いなし。↓

アンパンマンの顔は〇〇万円!?どれだけの材料費が掛かるか調べてみた | ガールズちゃんねる – Girls Channel –

 

サザエさんの家は、平屋の中でもそこそこ大きく、マスオさんは都会に会社を構える企業で働いています。波平だって、フネが綺麗なお召し物を着られるだけの稼ぎはありつつ、盆栽やゴルフなどの娯楽にも回せるだけの収入はあるのでしょう。

 

やはりサザエさんの世界線は隠れカネモ(金持ちの略)が多いのでは!?

 

そんな馬鹿げた話を4時間繰り広げながら、お腹が痛くなるまで笑いあった時間は尊いものでした。みなさまも是非援農へ。


援農について、またアンパンマンの材料費について関心をいだいていただけたでしょうか!

この記事を読んでくださった方の中で少しでも興味の湧いた方は、お近くの地域×農業ボランティアなどで検索していただき、体験してみてはいかがですか?きっと素敵な体験になるはずです!

農業のイメージが大変なものから尊いものへと変化するきっかけになってくれたら幸いです。

 

最後まで読んでくださりありがとうございました!

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