みなさん、こんにゃくにどんなイメージをお持ちですか?
味がしない?作るのが大変そう? 、、、地味?
そんなこんにゃくの生産量日本一の群馬県に、大注目のレジャー施設があります。その名もこんにゃくパーク!!
何と言っても魅力は「こんにゃく無料バイキング」。こんにゃく商品を使った料理をお腹いっぱい試食できます♫
でも、タダでこんな幸せ体験ができるのはなぜ?
今回はこんにゃくパークを運営する株式会社ヨコオデイリーフーズ 管理事業本部の佐藤直昭さん、柴山敦樹さんにお話を伺いました!
目次
こんにゃくのイメージを変える!
—こんにゃくパークはどのような施設なのですか?
今や観光施設として知名度は上がっていますが、株式会社ヨコオデイリーフーズの広報部門としての役割を担っている施設です。
日本の伝統食材である“こんにゃく”を、和食文化の一つとして100年後も食べられる日本であるように、こんにゃくの美味しさと文化を多くの方にお伝えします。「食べない」を「食べる」に引き上げる役割を担っています。
—こんにゃく生産量日本一の群馬では、消費量も多いイメージですが…。
群馬県の消費量は、1番ではないんですよ!
「地味な食材」というイメージをもたれている消費者の方は、県内県外問わず多いと思います。そのイメージから離れて「親しみやすさ、楽しさ、美味しさ、健康&美容」を感じて頂ける様な施設を目指しています。
こんにゃくパークに潜入!
それでは、実際にこんにゃくパークを覗いてみましょう!
GWや夏休みには、お客さんが1日で5000-9000人も訪れるほど大人気です。
こんにゃく工場見学
想像より細かいところまで見られると思います。パネルなどの表示も使い、わかりやすく自由に学ぶことができます。
こんにゃく詰め放題
在庫によって変化しますが、ゼリーは3−5種類、こんにゃくは大きさの違う白滝なども含め6−7種類の中から選ぶことができます。
無料バイキング
おすすめの時間帯は朝一か夕方です。昼時が一番混み合います。
レシピカードも無料で配布しているので、バイキングで食べたレシピをご自宅で再現できますよ。
おすすめはこんにゃくラーメンです。
足湯
なぜこんにゃくパークで足湯!?
実は、工場の蒸気を活用しているそうです。エコな足湯ですね!
大学生は写真をたくさん撮りますよね…(笑)インスタ映えスポットも用意されていました!
おいでよこんにゃくパーク!
やっぱり謎、タダの秘密
—初めて来たのですが、とっても楽しかったです!何より、無料で美味しいこんにゃく料理が食べられることに驚きました。
ここで出す料理は、バイキングの横で販売している商品で簡単に作ることができます。気に入っていただけたらお家でもこんにゃく料理を食べてください!
—最初におっしゃっていた、「食べない」を「食べる」にする役割を果たしていますね。お土産に買ってしまいました(笑)
試食という意味でバイキングを楽しんでいただいていますが、無料にすることはプロモーション効果を期待して行っています。「こんにゃく」の魅力を再認識して頂き、お客様の購買意欲を高めて頂ければ幸いです。
—利益を得ることができる仕組みをきちんと作っている、ということですね。
都内に住む学生の皆さんは、施設まで遠いと思いますが是非一度お越しください。「タダ」と聞いて想像するより、ずっと高い満足感をお届けします!
—最後に、ガクセイ基地の読者へメッセージをお願いします!
こんにゃくパークは群馬県にあります。皆さんは「地方」にどんな印象をお持ちですか?
私は県外出身者として「地方をどうイノベーションしていくか?」に興味を持っています。移住して気がついたこと、それは「見えること」です。地方は都心に比べて「人」「産業」「地域」が見えやすいと私は考えます。
東京圏への一極集中と地方の衰退について、新聞やテレビでよく取り上げられています。昨年当社は経済産省より「地域未来牽引企業」に選定されました。地域の特性を生かして高い付加価値を創出し、地域の事業者等に対する経済的波及効果を及ぼすことにより地域の経済成長を力強く牽引する事業を更に積極的に展開することを期待されています。私たちは、どの様な形で「人」に貢献し、「産業」に貢献し、「地域」に貢献できるかを考え、活動していくことが求められています。
若い皆さんに伝えたいことは「地方に移住しましょう」とか、「実家がこちらにあるならUターンしましょう」ということではありません。皆さんにお伝えしたいこと、それは「現代日本の状況にもっともっとアンテナを張ろう!」ということです。「東京への一極集中」「地方の衰退」「人口減少」等々、現代日本の状況について興味関心を持ち、皆さん自身の将来を左右する問題として考えてみては如何でしょうか。
ありがとうございました!
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