目次
会議に参加して
―実行委員をやろうと思ったきっかけは何ですか?
タクール小迫さん
単純に2回日米学生会議を経験したかったからです。参加者として2回以上参加することは出来ません。実行委員をやれば、2回経験することができます。アメリカでの会議、日本での会議、どちらも経験することができるのです。また、今年参加して良いと思ったことが実行委員の視点だとどのように見えるのかという点にも興味があります。参加者は身の回りのことしか見えませんが、実行委員なら全体を見ることができ、面白みがあります。だから実行委員をやろうと決意しました。
南さん
近年、様々な学生会議やプログラムが増えている中で、日米学生会議の輝きが無くなってきているように感じました。過去の参加者の話を聞くと、誰もがこの会議を話す時に輝いているように感じました。過去のように再び輝ける会議にするために自分が何か行動をしたいと思い、実行委員を志望しました。来年の会議では、参加者以外に向けてのメッセージを発信したり、日米関係を考え、日米が社会に与える影響なども考えていきたいです。
―様々な学生会議がある中で、なぜ日米学生会議を選んだのですか?
タクール小迫さん
高校生の時に参加したHLABの創設者の方が日米学生会議の参加者で、HLABを作った人4-5人が10年前の教育分科会の参加者でした。その時に日米学生会議の存在を知りました。また、同じ大学で実行委員がいて、たまたま遊びに行ったときに思いだし、申し込みました。
南さん
大学一年生の授業で社会思想を学び、社会があまりよくないと思いました。たまたま学校のカリキュラムで半年海外へ行った際、ホストファーザーがよく、自由に暮らしているように感じました。社会をうまく利用していると気づき、自分もそうしようと決意しました。また、地方の県議会の秘書をやっていた際、様々な人と交流し、社会の在り方を実感した。そのような経験をしている中で、たまたまFacebookでこの会議を知り、応募しました。
―学生団体を運営する難しさはありますか。
一般財団法人が主催している学生会議です。そのため、学生のみで活動を行っているわけでなく、全てが思い通りにはいきません。やりたいことだけでなく、実際社会で何が起きているのかを考えながら進めていく必要があります。
また、アメリカ側の実行委員もいるため、コミュニケーションの取り方、仕事の共有、働き方など、違いが多々あります。それをどうやって乗り越えていくか考えながら進めています。
―実際、どのように困難を乗り越えてきたのですか?
準備をしっかりと行うことです。また、自分と意見が違ったとしても、初めから否定するのではなく、物事を客観的に見ることも大切なことです。
そうすることによって、何か決める際に長引くことはなくなります。決して楽をするわけではなく、運営を進めていくうえで、どこまで追求できるか、逆に妥協するのか自分たちで線引きするのも重要だと考えます。
―今後参加を考えている学生に一言お願いします。
タクール小迫さん
「自分で日米学生会議を作ってみたい」という学生と活動したいです。このプログラムは自分から進んで考え、行動することが大前提です。その心意気がある人が楽しめる会議となっています。野心あふれる人、是非お待ちしています。
南さん
「何かを成し遂げたい」「何かしたいけど、何をすればいいのか分からない」「きっかけが欲しい」などと考えている人に是非参加してほしいです。この会議はあくまで通過点であって、本会議で自分のやりたいことを見つけたり、将来に生かすことを目標として取り組んでほしいと思います。
イベントについて
第70回日米学生会議報告会並びに第71回日米学生会議の説明会が開催されます。
【報告会】
・参加者の声をパネルディスカッション形式で行う
・活動内容について
【説明会】
・どのような活動をするのか(ディスカッションのトピックや訪問都市についてなど)
・第71回の活動方針
・座談会形式で参加者と交流会
日時:12月15日(土) 13:00開場、13:30開演(3時間程度を予定)
場所:明治大学駿河台キャンパス グローバルフロント内1階多目的室
備考:入退室自由、参加費無料
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