食品業界

亀田製菓社員のビジネスライフ!マーケティング部

亀田製菓さんにインタビューしてきました!

 

取材にご協力いただきありがとうございました!
回答者:K.N(男性)
年齢:26歳
趣味:バトミントン、飲み歩き
好きな食べ物:お肉とお菓子
嫌いな食べ物:トマト
食歴:営業を経験して現在マーケティング部在籍

 

―現在担当しているお仕事の内容を教えてください。

マーケティング部カテゴリーチームという部署に所属しております。
ちなみに、マーケティング部はカテゴリーチームのほかに、市場調査や分析を行う「調査・分析チーム」、プロモーション関係の設計を行う「プロモーションチーム」があり、この三つから構成されています。

わたしの仕事は、亀田の柿の種ブランドを中心に、市場・お客様の動向やニーズを探り、ブランドとして政策や商品コンセプトを立案していくことがメインです。
お客様のニーズを解決していくことを考える際、5W1Hは常に心がけ社内・社外へ提案を行っています。

Who(どのようなお客様に買ってもらいたいのか?)
Why(なぜお客様にそのような商品が必要なのか?)
What(解決するために必要なものは何か?)
When(いつ、どのタイミングで?)
Where(どの業態どの売り場で?)
How(値段はいくら?大きさはどのくらい?など)

 

 

―なるほど、考える際にルールを設けるとスムーズでわかりやすい提案ができるのですね!具体的な例を教えてください。

「KAKITANE CAFÉ」の場合
Who:20-30代くらいの女性
Why:20-30代女性において、亀田の柿の種ブランドへの認知はあるのになかなか購買につながっておらず、米菓コーナーへの立ち寄りも低い。チョコレートやスナックといったお菓子の方が人気があるため。
What:誰もが知る「柿の種」をチョコレートとして発売することで、手に取ってもらえるのではないか。
When:従来のようにお酒のおつまみではなく、おやつの時間やオフィス・学校での時間の方が、食べてもらう機会がある。
Where:チョコレート売り場やコンビニエンスストア
How:食べきれる小さなサイズで。いつものイメージとは異なる、インスタなどに掲載したくなるような可愛らしいパッケージで。

 

―同じ「柿の種」でも工夫によってこんなにも雰囲気の異なる商品になるのですね。入社前後の職に対するイメージのギャップはありましたか?

入社前は、社内の上下関係は絶対で、上司・先輩の考えや指示には必ず従わなければならないのではないかと考えていました。

しかし入社してみると、逆に自分の意見や「こうしたい」という強い意志を求められます。上司や先輩であっても、違うことは違うといえる環境であると感じました。

また、少なくとも私の周りの方々はそれに対して柔軟に耳を傾けて、闊達に議論できる場を設けてくれます。

 

―このような環境があることで、ご自身が感じる利点や欠点はありますか?

感じる自分の考えをベースに、先輩方の経験や知識からのアドバイスを頂くことができるので、スキルアップできていると感じます。

また、トップダウンの指示ではなく主体的に行動することで、責任感も芽生えます。欠点だと感じたことはありません。

 

―「働きやすい環境」に人間関係はキーとなるのですね。仕事をする上でどのようなやりがいを感じますか?

一番のやりがいは、「商品を生み出すスタート地点に自分自身が関わっている」ということです。
商品を生み出す過程は非常に大変です。なぜなら、現状の課題を分析することから始まり発売後の構成をシミュレートするためです。

しかし、これらの商品が店頭に並び、実際にお客様が手に取ってくださったときは、これ以上ないやりがいを感じます。

例えば、週末にプライベートでスーパーに出かけた際に、レジで私の前に並ぶ方の買い物かごをふと見ると、自らが開発に携わった「170g亀田の柿の種ソースマヨ味」が2袋入っていました。おいしそう、食べてみたい、と思って手に取っていただいたのだと思うと、とてもうれしく感じました。

 

―身近なところで喜びを感じられるお仕事はとってもステキですね!恥ずかしくて言いたくないけど、今まで失敗を通じて学んだことは何ですか?

マーケティング部は、社内や市場のデータなど数字を数多く扱う部署です。ある時、間違えた数字を上司に報告してしまい、それが社内全体へそのまま報告されてしまいました。
その後修正は行いましたが、「報告する数字に関しては決して間違えてはいけない部署」であると痛感しました。

というのも、私の代わりに修正し謝罪されていた上司の方にも申し訳なく、また間違えた自分に対しても非常に悔しかったからです。

それ以降このようなことがないように提出・報告する数字については、スピード感も大事ですが、とにかく「正確なもの」であることに徹しています。

 

―それだけ、大切なことも若手社員さんに任されるということなのですね。学生時代に心がけていたことはありますか?

とにかく人と話していました。学校の中、アルバイト、サークル活動などを通して、多くの人と様々な話を楽しみ「こんな考え方もある」「こんな人になりたい」など、数多くの刺激を受けました。

私の現在のポジティブな性格や常に前向きなモチベーションの原点であると思います。

 

―それが現在のお仕事にどのように役立っていますか?

マーケティング部とは、商品開発や営業本部などの他部署との連携が非常に強い部署です。そのため、各部署が前向きに仕事をできるように雑談なども含めながら明るい雰囲気にしているつもりです。

ですから、後ろ向きに悩まないように心がけています。「だめだ、どうしよう…」「できない」ではなく「どうすればもっと良くなるか」を常に考えるようにしています。

 

―なぜこの業界に就職したのですか?

私が就職活動を行っていた頃、ちょうどリーマンショックと呼ばれる景気が非常に不安定な時期でした。そんな時代だからこそ、だれかの幸せ・楽しさを考えた仕事をしたいと思っており、お菓子業界を中心に志望していました。
お菓子を食べる場面を思い浮かべると、必ずそこには笑顔があると考えたからです。それと、私もお菓子が大好きだからというのもあります(笑)

 

―最後に、どんな後輩といっしょに仕事をしたいですか?

三つあります。
まず、私自身がそうであるように対話が好きな人です。ただ会話するだけでなく、そこから得られるものを吸収し、仕事に活かせる人物であってほしいです。

二つ目は、とにかく前向きな人です。営業であれば自分の売り上げが厳しいとき、マーケティング部であれば自分が携わっている商品がうまくいかないときなど、困難に直面することは必ずあります。しかし、なぜダメだったかを振り返り、次に活かせる前向きな性格があれば大丈夫です!

最後は、やっぱりお菓子が大好きな人ですね(笑)

 

―お菓子への愛は必要不可欠ですね!(笑)どうもありがとうございました。

以上!誰もが知る「柿の種」の会社、亀田製菓さんに勤める若手社員さんの取材レポートでした!

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