先日、ワールド・ビジョン・ジャパンさんにより「すべての人に“何もかも”は出来なくとも、誰かに何かはできる。」という理念のもと開催された難民支援のアイディア・コンペティションの決勝大会を見学してきました。
与えられた課題テーマは、ビディビディに住む子供達にとって一生忘れられない授業を考える。その授業のテーマは“平和を築く上で大切なこと”でした。
実は、実際に私も友達と４人でこのコンテストにエントリーしました。
応募しようと決めてからは、難民や南スーダン、ウガンダについての本をたくさん読み、実際に現地に行かれたことのある人にもお話を伺うなどをし、情報収集にたくさんの時間を使いました。
その結果私たちの考えた授業はダンゴドロップという競技を用いて、チームビルディングを構築させ、他者を思いやることの大切さに気づいてもらおう！といったアイデアでした。
ダンゴドロップは、アメリカで広まっている理科実験「エッグドロップ（egg drop）」を卵では無く「泥団子」を用いる私たちオリジナルのアクティビティです。
しかし、結果は、決勝大会出場ならず！！！！
最後までベスト８の候補に残っていたみたいでした…。
４週間本気で取り組んだ分、結果メールが届いた時は本当に悔しかったです。
そのため、決勝大会ではオーディエンス側として参加してきました（泣）
目次
決勝大会の様子
決勝会場は、表参道にある東京ウィメンズプラザで行われました。
映画「ビリギャル」の主人公である小林さやかさん、交際教育支援NPO e-Education創業者の税所篤快さん、医師 NPO法人あおぞら代表の葉田甲太さん、BuzzFeed Japan創刊編集長の古田太輔さんの豪華審査員のみなさんと、決勝大会出場の８グループで会場は緊張感に包まれていました。
[決勝大会進出を果たしたアイデア達]
・Peace Misanga Project byあゆのおかず（北海道）
・アフリカを変える紙飛行機プロジェクト by県相紙飛行機研究会（神奈川）
・見せてとびきりの笑顔〜Let’s share smiles〜 byチェカチェカ（埼玉）
・花じろう先生の世界１受けたい授業！〜石鹸作りをした平和〜 byチョコミント（東京）
・Open your text book〜未来の自分に会いに行く〜 by獨協大学米山ゼミ（千葉）
・カカオ豆とその後〜チョコとココアで世界のおいしいを味わおう〜 byひなあんゆーな（三重）
・じゃんけんで笑うけん！〜びでぃびでぃで創る世界一の夢みかん〜 by夢みかん（福岡）
・ビディビディ２０２０ Undoukai by LJKレボリューション（福島）
高校生や大学生、また小学校の先生などと様々な方が参加されていました。
どのグループも個性豊かで、アイデアに込めた思いが強く伝わってきました。
結果、優勝は兄弟で参加したチェカチェカによる、見せてとびきりの笑顔〜Let’s share smiles〜でした。
懇親会の様子
私たちも懇親会に招待いただき、参加してきました！
審査員の方々、決勝大会に出場された８組、惜しくも決勝には出られなかったもののコンテストにエントリーしたグループや去年優勝されたチームの方々も参加されていました。
一人一人のコンテスト応募に至るまでの経緯や想いは様々で、なんだか熱くなりました（笑）
中には部活の引退試合を休んでこのコンテストに参加した学生や、優勝することができず涙を流した女子高校生もいました。
彼らの本気さから、改めてがむしゃらに頑張ることの素晴らしさ、カッコ良さに気付かされました。
最後に
このビジネスコンテスト、未来ドラフト２０１９に参加し、改めて人との繋がりや誰かと一緒に一生懸命に取り組むことの素敵さに気が付けました。今現在、将来の夢が見つかっていなくてもいいと思います。
自分のやりたいことなんて、そんな簡単に見つかりはしません。やりたいことを探して、自分の人生をちゃんと考えている気になったり、逆に見つからない自分はダメだと責めたりする人もいるかもしれません。
そこで私は自分の持っているものをどう生かすかが大事なのであって、「探す」こともいいけど、「してみる」のもいいかもなんて思いました。
皆さんも、ぜひ自分の持っているもの「個性」だったり「強み」もしくは「弱み」と向き合い、自分が出来ることを考えてみてください。夢を見つける第一歩になるかもしれません:)
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