⚠この記事ではFRUITSZIPPERリリースイベントの内容に触れています。内容には気を付けたつもりですが、ネタバレが苦手な人はブラウザバックすることをおすすめします。
⚠本レポートでは完全主観による感想を書いています。推し方、アイドルに求めることは人それぞれで他の意見を否定するものでは決してありません。
金欠大学生によるお金をかけない休日の過ごし方~推し活編~
FRUITSZIPPERのファン、通称ふるっぱーである私がリリイベの現地レポートを書きました。
春休みに入って早一ヶ月。目標のために貯金している私は金欠が常態化しているところです。今回は金欠だけど、推し活を楽しみたい!!という私が、無料観覧可能なイベントに参加してきたレポートをお届けします。
お手柔らかに!
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・私が気づいたアイドルの凄さ
目次
イベント詳細
日時:2024/02/28(水)
開演時間:17:45
内容:ミニライブと特典会
→特典会の参加には事前に対象商品の購入が必要
→上記以外に約一時間前に公開リハーサル
場所:アーバンドック ららぽーと豊洲シーサイドデッキ メインステージ
(住所:〒135-8614 東京都江東区豊洲2-4-9)
参照元:FRUITZIPPER公式サイト
フリー入場(無料観覧)でも楽しめる?
結論、めちゃくちゃ楽しめます!!
でもより没頭する、レス(ファンサ)を貰うためには当たり前ですが、対象商品の購入による優先入場をした方が良いですね。
豊洲では、優先入場の人たちがステージ目の前の芝生と階段。
フリー入場(無料観覧)の人がその周辺といった感じでした。
主は無料観覧の位置から見ていたわけですが、ファンの皆が推しを見やすいように互いに譲り合っていたのが印象的でした。最前列に少しでも多くの人が立って、FRUITSZIPPERのかわいさを堪能できるように!!
ライブ中は曲に合いの手を入れたり、小さく踊ったりして本当に楽しかったです。
とにかく眼福。かわいい。FRUITZIPPERの良さは沢山ありますが、1つはやはりメンバー全員が別のタイプのかわいさを持っているところだと思うのです。
まさに「NEW KAWAII」の体現者たち。
そのかわいさを存分に味わうことのできる、かつ無料でも楽しませてくれる点でリリイベ参加はおすすめです!!
私のように武道館は行きたいけど、その他は金欠過ぎて自粛中という人にこそおすすめしたいリリイベ。
お近くの会場まで会いに来てくれる機会をお見逃し無く。
また個人的な話ですが、たまたま観覧を隣でしていた、同年代の方とお友達になれたのも嬉しかったポイントです。ネット上で初めましてすることに抵抗があるため、こうしたイベントで直接会って、推しの話や情報共有ができるお友達に出会えるのはとってもありがたい機会に他なりません。
アイドルってすごいって思った話
アイドル界隈に片足を突っ込んでいる私ですが、過去そこまで熱中したことがないので詳しくはありません。そのため、新鮮な感想がお届けできればと思います。できるだけ感情のままに書いたので文体が変わっています!
公開リハーサル
私は直前まで公開リハーサルがあることを知らなかったのですが、たまたま場所を確認しに行ったら、公開リハーサルが始まりました。
冷たい風が肌を刺すように痛い、2月の野外会場で半袖オーガンジー衣装を着ている彼女たち。公開リハーサルのときこそ、ダウンジャケット、ダウンコートを身にまとっていましたが、ライブ中は衣装のみ。それでも笑顔を振りまくことが仕事。アイドルは思っていたよりもずっと体力勝負だ。
「お越しくださりありがとうございます!私たちFRUITSZIPPERです✨公開リハーサルをさせていただきます!よろしくお願い致します。」(記憶曖昧のためニュアンスだけ)
と元気溌剌な声で現場の空気を作ったのは、空色担当真中まなちゃん。
公開練習は、定番の「わたしの一番かわいいところ」。
リハーサルだからこその「緩さ」
リハーサルでは省エネモードだけれど、これは手を抜いているというわけではないと思う。
ライブ中やカメラが回る時は、アイドル100%の彼女たちを見ることになる。だからこそ、逆にこの少しだけ緩い感じがまたレア度高くてお気に入り。それでも要所要所でのファンサを忘れないのはさすが、アイドル。
マイクチェックのためのリハーサルだから、1人ずつマイクの調整をお願いするターンに。普段はニコニコきらきらしている彼女たちが、
「1番マイク返し、もう少し上げて欲しいです。」という姿からギャップを感じた。
彼女たちは「職業:アイドル」なのだ。
難しかったので詳しくは以下のサイトから!
https://www.shellbys.com/entry/live-monitor
いざ、ステージへ
異次元の顔の小ささをもつ彼女たち。楽屋から姿を現すや否や、「わぁぁ( ; ; )」という歓声が。
キャー!!!という黄色い声援よりは、つい漏れてしまう感激の声。小動物を見つめるようなそんな愛くるしい目をするファンの姿が印象的だった。
寒いはずなのに、そんなそぶりを見せずにまだかまだかと待ち侘びていたファンに笑顔で手を振る。優先エリアにいる人はもちろん優先だからまずはそこへのファンサ。
でもこれはリリースイベントで認知度を上げたり、まだガッツリファンじゃない人やあまりお金をかけられない学生も見にきていると知っているからこその上や後ろへのファンサ。
アイドルに必要なのはきっと、視野の広さと骨の髄まで染み込んだ献身性だ。
箱推しを実感した話
ベビーピンク担当松本かれんちゃん
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私とは似ても似つかない圧倒的ゆるふわ系女の子。バブちゃん🍼みたいな顔をしてスタイルは良く、マカロンボイスが印象的。場を和らげる、ついみんなが笑顔になってしまうような言動が1番の推しポイント。
アイドル初めてとは思えない急成長を遂げ、錚々たるメンバーに囲まれながら抜群の可愛さを見せつけてくれるわたかわ(わたしの1番かわいいところ)は本当に良い。自分がメインのパートじゃなくても、口パクで歌詞をなぞったり、キメ顔以外の自然体の可愛さを体現したりしているかれんたんをみることができて大満足だった。
もちろんリリイベではかれんたんを目で追い、かれんたんパートを踊るわけだが、他のメンバーやこのグループ全体が好きだからこそ他のところも見る。
黄色担当早瀬ノエルちゃん。
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ラップパートなどかっこいい系を得意とする末っ子。ステージの左端が立ち位置の時も、照明なんてなんのその。目一杯大きな振り付けで、可愛さが溢れ出ていた。今回はセレクトされた曲にソロパートが少なかったため、端に来ることも多かったが、1番上の方の席まで目線をくれたり、手を振ってくれたりしていた。アイドルってセンターだけが輝くわけじゃない。「届けたい、私はここだよ」という思いは意外と振り付けにでるものだなと実感した。
紫担当仲川瑠夏ちゃん。
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圧倒的歌姫として知られている、才女るなぴ。それはもうリリイベ当日も美声を響かせていた。そしてソロパートがそこそこあったるなぴはきちんと自分のメンバーカラーである紫のペンラを持つファンへその都度アピール。
アイドルには洞察力や場面把握も必要なようだ。
自分のことを応援してくれている人を見つける。これもアイドルの仕事の一つ。振り付け、移動、細かいファンサをしながら常に自分のファンの位置を把握するのは思ったよりも難しそう。
私が見ていた場所には小さい子も来ていて、ずっとお母様がお子さんに「ほら、今むらさきの子歌ったね!」って話しかけていたのについ笑みがこぼれた。
ミントグリーン担当櫻井ゆいちゃん。
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リハーサルの時から体を冷やさないという強い意志を感じる真っ白なベンチコートを見に纏っていた。アイドル10周年を迎えた彼女は、アイドルといえばを体現する人。どの角度が可愛いか、どんなポーズをしたら映えるか。常に頭に入っているし、意識せずともできるほどきっと裏では練習している。その彼女の圧倒的ステージ映えする存在感を全身で浴びる経験だった。
赤色担当月足天音ちゃん。
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るなぴと合わせて歌姫として知られている。心なしか赤色ペンラの多かったリリイベでは要所要所で自カラーのペンラ目掛けてファンサをし続ける。誰よりも自分の盛れる角度がわかってるあまねちゃんは、その他の細かい所作も1番こだわりが強く感じた。どのタイミングで振りを止めるのか。効果的なポイントでは、あえて流れるような振りをする。推しカメラとかで研究したいくらいだ。
オレンジ担当鎮西寿々歌ちゃん
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NHKで積み上げてきたキャリアが、ステージトークで活きる。そのハキハキした話し方と、ステージ映えとはまた違うゴージャスさを合わせ持つ。このグループに覚悟をもたらす存在と言われているが、それは時としてプレッシャーにもなりうると思う。自分が覚悟をもたらす存在として相応しくないといけないからこそ、誰よりもストイックにならなければいけないから。でもそのプレッシャーや難しさを外には出さずにプラスな、ポジティブなエネルギーを降り注ぎ続ける姿はまさに覚悟という二文字がお似合いだ。
空色担当真中まなちゃん。
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このグループにリーダーはいないが、もしいるとするなら彼女だろう。いつでも謙虚で、健康オーラ全開の笑顔は見る人を魅了する。リリイベでも場の空気を作る、引き締める役割を主に担っており、元ダンサーの経験を活かしてライブ中でさえ振り付けにメリハリをつける。ライブ前後も、スタッフとのやりとりをしたり、小さいお子さん連れ専用ブースにしっかり手を振ってから降壇したりと気配りができるところはぜひ真似したい。
アイドルって何だ?
それぞれの良さが出ていたリリイベを見て、私が今、もう一度アイドルについて考えるなら。
アイドルは、とにかくステージ上で、自分の存在をアピールしなければならない。他でもない”この私“がステージに立っているということを、ファンにその場所を知らせる必要があるから。そのためには、高い自己プロデュース力が必要だ。ひたすらに自己を研究し、鏡と向き合い、ビデオを確認しなければならない。
そしてきっとアイドルは裏でその努力をしている。アイドルの凄さと難しさはそこにあると思う。可愛くいるためにメイクを研究する、髪や肌のお手入れをする。それは努力無くしては到底できないことだ。でもファンに幸せを、笑顔を届けるためにアイドルという存在があるから、その努力を全面に出すわけにもいかない。疲れが顔に出ないように体力をつけなければならない。可愛く踊るためには、筋肉と柔軟性が必須。
「完成されたアイドルの自分」が商品だからこその苦悩もあるのだと私は思う。
アイドルって大変だ。でも尊くて、たくさんの人を幸せにできる素敵な職業だ。
人それぞれ推しとの距離感やお金の使い方は違う。だけど、完成された姿だけではなく、その裏に潜む確かな努力の過程と細かなこだわりに気がつけるファンでありたい。
そう思わせてくれるリリースイベントであった。
最後に
日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞し、日々進化を遂げる彼女たちの成長を応援していきたい。
FRUITSZIPPERはいいぞ。
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