STEP5:レファレンスサービス!Reference Service!とにかくみんなに「レファレンスサービス」を知って使ってもらいたい!!!
課題やレポートでしらべものが必要になる大学生にこそ紹介たいのが「レファレンスサービス」です!私が初めてレファレンスサービスをお願いした時は感動してしまったほどなので、ぜひみなさんには使ってもらいたいです!
「レファレンスサービス・・・?」となったかもしれませんが、
簡単に言えば「図書館員があなたの調べものを手伝ってくれるサービス」です!
・・・ということは・・・
「あの、英語の資格を取りたいのですが…」
「こちらが英語にまつわる本の棚になります。ここに英検各級、TOEFL、TOEICなどの参考書もあります。」
「◯◯っていう本を探しているんですけど…」
「その本は現在貸し出し中になっていますが、本キャンパスにならあるようです。お取り寄せいたしましょうか?」
「お願いします!」
・・・というふうに気づかないうちにみなさんもレファレンスサービスを使っていたのかもしれませんね!
ですがそれは「その場で解決する」する相談が多いと思います。
実はもっと、詳しいしらべものもお願いできるのです!
図書館員が親切か否かにかかわらず、しらべものの相談にのってくれるのですよ!
サービスの受け方は簡単です。図書館員に「レファレンスサービスをお願いします」と言えばいいのです。図書館によってはカウンター、相談窓口に行ったり、レファレンスサービス用紙に記入したりすればお願いできます。
質問は様々ですが大きく分けると、次のようなレファレンスサービスが受けられます:
①知りたい情報そのもの(事実調査)
「海の日っていつできたの?」「トマトって野菜なの?」
②本を特定する(書誌調査)
「◯◯っていう本はありますか?」
③テーマから資料を探す(大学生オススメ!)
「光が活かされている家づくり、光が特徴となった建築について調べたいです」
「“シャクシャイン”とういう北海道、アイヌの人物について知りたい」
④どこの図書館にあるか(所蔵調査)
欲しい資料は特定できたけど、その図書館にない場合、相互貸借システム(利用者が個人で他の図書館の資料を借りれない場合でも、図書館を通して全国の図書館から資料が入手できる制度)が使われたりする。
⑤調べ方の相談(利用案内)
「OPACってどうやって使いますか?」
「こういう資料でもリクエストできますか?」
他の人の力が加わることで、インターネット検索ではでない情報をGET!
前回の図書館のフル活用法①と今回の第2弾を通して現代のインターネットだけでなく「歩き回れるインターネット」も使えるようになりましたか?図書館は決して、地味じゃないのです。うまく活用すれば、課題の評価だけでなく、人生まで豊かにしてくれるかもしれません。今後の皆さんの図書館の利用を期待しています!
『町の図書館でしらべる』編集委員会『町の図書館でしらべる』(柏書房、2002)
奥野宣之『図書館「超」活用術』(朝日新聞出版、2016)
高田高史『図書館が教えてくれた発想法』(柏書房、2007)
寺尾隆『図書館徹底活用術』(洋泉社、2017)
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