今回は、インシュリンの話をしてみようと思います。
普段、糖尿病の話が出る時、インシュリンのことがいつも出てきます。
私たちの日常を支えてくれるインシュリンの存在についてもっと詳しく見ましょう。
- インシュリンを刺激しないこと!?
- インシュリンが脂肪を作る仕組みとは?
インシュリンは基本的に食事後、血液中に放出され、体の必要な場所にブドウ糖を伝達をする役割をし、結論的に血糖を下げる役割を果たします。
食後であれ、空腹であれ、いつも空腹の時100g/mlを維持してくれるため、体は正常な活動ができるのです。 最も活発に上がる時が食後2時間以内で、この時、重要なポイントは急に血糖を上げないことです。なぜなら、血糖が急激に上がると、その値を下げようとインシュリンが過度に分泌され、通常より早く血糖値を下げてしまうことにより体が糖を自然に消費できる時間がなく、残った糖が脂肪に転換され体の中に蓄積してしまうからです。
- インシュリンを刺激しない食べ方に変えてみよう。
同じ内容の食事をしても、血糖を急激に引き上げない方法があります。 日本関西電力医学研究所研究結果によると、ご飯を食べる前に魚や肉類を先に摂取すると血糖が急激に高まるのを防ぐことができるということです。 同じ食べ物を食べても、食べる順序を変えることで血糖の急激な上昇を防ぐことができるということです。
研究の内容までみると!
出典 : http://www.asahi.com/articles/ASHDX5GN5HDXPLBJ001.html
つまり、
‘野菜>魚、肉>ご飯’の順で食べると血糖値の急上昇を防ぐのに役に立つ!’ということです。
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また、矢部副所長は”ご飯を食べる前に野菜を先に食べると、糖の吸収が遅くなって血糖値が急激に高まるのを抑止できる”、”野菜、魚、肉、ご飯の順で食事すれば、より良い効果を得ることができるだろう”と話しました。
このような研究結果を考えてみると、日常の食事で簡単に実行できる方法だと思います。
- インシュリンを刺激しない炭水化物の種類
GI指数とは、食品を食べた時、血糖を上げる速度を言います。 ブドウ糖を100だとしたら、55以下の場合は抵糖指数、56~69の間は中糖指数、70以上を高糖指数と言います。 GI指数が高い食べ物を食べるほど、私たちの体の中で急速に吸収され、血糖が早く上昇します。 したがって、パンやケーキ、お菓子を腹いっぱいに食べた間もない間、 また食べたくなる理由がまさにこれなんです。
出典 : http://www.yomeishu.co.jp/genkigenki/feature/111227/
同じ炭水化物が入っている食べ物を摂取する時はGI指数が低い食べ物を摂取するのがいいです。 同じ量を食べても満腹感が長く維持され、脂肪に返還される可能性が低いからです 。 白米よりは玄米が、ジャガイモよりはサツマイモがGI指数が低いことで同じ量を食べても血糖値は全然違う結果になります。 果物も同じです。 ダイエットをする時にはカロリーも重要ですが、GI指数を考慮して食事をすれば、最も効果的なダイエットになると思います。
★ もし、 GI指数が低い食べ物が食べられない状況ではどうすればいいですか。。。?
もし、外食でもするようになったら私のお進めた通りに食べられない場合が多いですよね。 そんなときには食事+サラダ(ドレッシングなし)を一緒に食べることをお勧めします。 上に書いたように、繊維質は血糖の急激な上昇を食い止めるからです。 玄米が白米よりGI指数が低いのは、繊維質が米粒を含んでいるからなんですね。
というわけで、外食などで食事を選べない時には、 可能であれば、野菜を一緒に摂取できるようにしてみましょう。 イタリアンレストランならサラダはほとんど売っているでしょうし、他にもたとえば、ラーメンを食べる時はもやし・キャベツ・ほうれん草などのトッピングを追加してみるなどの工夫をしてみましょう。
こんな風に食事一つ一つに気を使っていると、それまででは考えられなかったような良い結果を得られること間違いなしです!
ついに、これでダイエットコラムも終わりです!
次のコラムでは、私が実際にこれらの方法を試してみた報告をします。
どんな結果が出たのか、気になりませんか?
では、次のコラムで会いましょう!!!
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