あけましておめでとうございます。
ガクセイ基地のノドカです🌞
2025年も皆さんのお役に立てる記事を書けるように頑張りますので、よろしくお願いします!
本日は、読書好きの私が、年始に読みたい本を5冊ご紹介します。
読後、清々しい気持ちになれる本ばかりなので、年始にぴったり!
ハッピーエンドと読後の爽快感をお約束いたします!!
目次
①瀬尾まいこ/そして、バトンは渡された
あらすじ
森宮優子、十七歳。継父継母が変われば名字も変わる。だけどいつでも両親を愛し、愛されていた。この著者にしか描けない優しい物語。「私には父親が三人、母親が二人いる。家族の形態は、十七年間で七回も変わった。でも、全然不幸ではないのだ。」身近な人が愛おしくなる、著者会心の感動作。 (amazonより)
読み終わって、本を閉じたとき。
心がぽっと暖かくなって、それなのになぜか清涼感さえ感じられる。
そんな1冊です。
少しくらいぐれてしまいそうなものですが、五人の両親からたくさんの愛を受けた主人公・優子ちゃんの性格はまっすぐで少しドライ。
色々な本を読んでいると「なんでこんなことしちゃうんだ〜」と思ってしまう主人公に出会うこともありますが、優子ちゃんは至極まっすぐです。
主人公の性格、言動に納得や共感をすることができるので、特殊な設定もすんなり受け入れることができます。
読んで損はない、読んでいないと損!と言いたいくらい、素敵な一冊です。
②椹野道流/祖母姫、ロンドンへ行く!
あらすじ
祖母が「一度でいいからロンドンに行きたい、お姫様のような旅をしたい」と告げたことから、一族総出で支援する5泊7日の豪華イギリス旅行が決定。
大英博物館、ハロッズ、オリエント急行、五つ星ホテルのおもてなし、そして憧れのアフタヌーン・ティー。初めてのふたり旅は、楽しいこともトラブルも山盛りで、毎日が刺激的だ。自己肯定感ストップ高の頑固で優雅な祖母姫の名言続出!著者がまだ「コムスメ」だった頃の、「自己肯定感」にまつわる極上エッセイ! (小学館公式サイトより)
一読すれば、なぜ”祖母”ではなく、”祖母姫”なのかがわかるはず!
ちょっぴりわがままで、でも不思議と憎めないその振る舞いは、まさにプリンセス。
祖母姫に振り回されているうちに、あなたの人生観も変わっていることでしょう。
基本、祖母姫のユニークな振る舞いに笑いっぱなしなのですが、しっかり散りばめられている刺さる言葉の数々。
昨今よく耳にする、「自己肯定感」という言葉。
ちょっと耳にしすぎて疲れていた私は、この本を通してその大切さを知った気がします。
ただ、「自己肯定感」という言葉を使っていないものの、祖母姫に振り回されていると「ああ、もっと自分を磨こう」と自然に思えるのがこの本の魅力です。
③益田ミリ/僕の姉ちゃん
あらすじ
ファッション誌は立ち読みで済ませ、エクササイズ本は一回やっておしまい。「ゴミの日に捨てるもんある?」と問われれば「あるある、がんばりすぎる心」と即答。絶妙に軽やかなベテランOL姉ちゃんが、新米サラリーマンの弟を前に繰り広げるぶっちゃけトークは恋と人生の本音満載、共感度120%。 (amazonより)
魅力的すぎる姉ちゃんと、いい人過ぎて損しそうな弟。
あなたが共感するのは、どっちの意見??
二人の会話を覗き見すれば、年始早々ほっこり、時々ぐっさりすること間違いなしです。
すっかり姉ちゃんの虜になって、全巻制覇しています。
一話完結型の四コマ漫画(?)なので、どの巻からでも手軽に楽しめます。サクッと読める、その手軽さも魅力の一つ。
また、姉弟の掛け合いが面白すぎるので、兄弟・姉妹がいる人には特に刺さるはず。
④彬子女王/赤と青のガウン
あらすじ
女性皇族として初めて海外で博士号を取得された彬子女王殿下による英国留学記。待望の文庫化!
≪赤と青のガウン。それは、私が博士課程を始めたときからいつか着る日を夢みてきたものだ。五年間の留学生活中、何人もの友人が博士課程を無事修了し、オックスフォードを旅立っていく様子を何度も見送ってきた。晴れ晴れとした表情でこのガウンを身にまとい、学位授与式が行われるシェルドニアン・シアターから出てくる友人たちの姿は、誇らしくもあり、またうらやましくもあった。オックスフォード大学の厳しい博士課程を成し遂げた者しか袖を通すことを許されない赤と青のガウンは、くじけそうになったときにふと頭に浮かび、オックスフォードに来たときの自分に立ち返らせてくれる「目標」だった。≫
(あとがきより抜粋)
(amazonより)
読後、背筋がすっと伸びるようなそんな一冊。
読みやすい文章から滲み出る圧倒的な品の良さは、新感覚の読書体験。
大学生をはじめ、勉学に打ち込む人には一度読んでみてほしいです。
ところが、いざ読んでみると、お高く留まったようなところは一切なし。
読みやすい文章で紡がれる、英国での奮闘は、リアルでハード。筆者である彬子女王の視点の付け所にうならされます。読後には必ず、「私も頑張ろう」と思えるはず。
⑤小川糸/ライオンのおやつ
あらすじ
男手ひとつで育ててくれた父のもとを離れ、ひとりで暮らしていた雫は病と闘っていたが、ある日医師から余命を告げられる。最後の日々を過ごす場所として、瀬戸内の島にあるホスピスを選んだ雫は、穏やかな島の景色の中で本当にしたかったことを考える。ホスピスでは、毎週日曜日、入居者が生きている間にもう一度食べたい思い出のおやつをリクエストできる「おやつの時間」があるのだが、雫は選べずにいた。 (ポプラ社公式サイトより)
食べることは生きること。
生きることって何だろう。
年の始めに、一から考えてみませんか?
これ以上涙が出ない、と思うほど切ない物語ではありますが、年始から涙活するのもいいかもしれません。
読後には「ちゃんと、生きよう」と思える活力がふつふつと湧いてくることでしょう。
🖋️「涙活って何??」と思った方はこちらをチェック☑
📍ストレスから解放 自ら泣いて心を癒す「涙活」とは/日本経済新聞
いかがでしたか?
「この本読んでみたい!」と思える一冊はありましたか?
どの本も、人生の節目に読み返したくなる一冊です。
2025年がよい年になるように、本を読んで自分のもやもやをリセットしてみるのもいいかもしれませんね。
皆さんの1年が素晴らしいものになりますように!