将来、自分で起業したいと考えている方は多いのではないのでしょうか?
そこで、今回は大学4年生で起業された黒須遼さんにお話を伺いました。
― 黒須さん、よろしくお願いします!はじめに、どんな分野で起業されたのかを教えてください!
webサイト制作やwebサイトデザインなどの分野で起業しました。
Webサイト制作は知り合いづてや、自分で直接オファーをして仕事をもらい活動しています。
Webデザインは自社制作のもので、オンライン上での教育コンテンツを制作しています。
Web制作チームは全部で4人、webデザインチームは全部で3人。高校の後輩などのメンバーで、仕事を回しています。
― なるほど、、、なぜ大学生で起業しようと思ったのですか?
他の大学生と違うことがしたかったというのがまずあります。
それに、僕は今はビジネス側をやっているのですが、起業当初は自分でプログラミングをしていて、それが性に合っていたんですね。
そして、僕の父親が経営者だったというのもあります。起業という選択肢は身近にありました。
実は親からは就職して欲しいと言われていたのですが、僕は10年後にちゃんと親孝行できるのはどちらかと考えて起業という道を選びました。
― 起業を通して学べることは何だと思いますか?
会社というのは自分一人では成り立たないものなので、チームメンバーとの関わりについて考えさせられます。ですので、人間関係やチームビルディングに関して学ぶことが一番多かったように思います。
僕は起業をした当初、プライドが高く自分が言ったことを全て通そうとしていました。
しかしそれでは、誰もついて来てはくれなかったんです。
最初はうまくいきませんでしたが、素直に人の意見は聞くようにしてからうまくいくようになりましたね。
また、メンバーにモチベーションを持って働いてもらえるよう、試行錯誤したことも良い経験だったと思います。
モチベーションを持って働いてもらうためには、一人一人がそれぞれ自分の成長を意識することが大事なんです。そのために、一人一人にあった勉強方針を決めてあげるようにしています。
― 人間関係以外で仕事の大変なところや、やりがいを感じることはなんですか?
大変なことはお金を回すことです。従業員の給料だけでなく、法人化していく資金も必要ですから。
私は現在21歳なのですがそれでも社会人に勝たなくてはいけません。
やりがいを感じるときは人に「黒須さんに出会えて良かった」と言われる時です。会社を作ってからいろんな人と会って影響を受けてきたので、少しでもこちらが影響を与えられたのかなと感じられた時はすごく嬉しいですね。
― 今後の仕事に対する意気込みはありますか?
アメリカにCODE PENという、個人が自分で作ったサイトを自慢し合うサイトがあって、僕はそれがすごい好きなんですが、日本にはまだ進出していないんですね。なので、日本版CODE PENを作りたいなと思っています。
それによって、日本でもプログラミングがもっと普及していく未来を作れたらなと思っています。
ー 日本にもプログラミングの魅力を発信していくのですね!! 黒須さん、貴重なお話ありがとうございました。最後に起業に興味のある学生へメッセージをお願いします!!
もし、起業に興味がある人がいるのであれば一度はしてみてください。
僕自身、借金が溜まったりご飯が食べられない生活があった日がありましたがそれも経験の1つです。
これは起業をしている人にもしていない人にも伝えたいのですが、自分を賢いと思ったら終わりだと思います。もし、同年代で頭が良かったとしても、ビジネスの世界では年齢なんて関係ありません。
だから、そこは素直になってどうやったら30歳の人に追いつけるか考えるべきです。
「分からない」、「知らない」という言葉を怖がらないで、本を読んだりして勉強していくのが大事だと思います。
特に本をたくさん読むことがすごい重要だと思っていて、私自身、本を1日一冊読んでいます。
例えば、人間関係のことだって、本にそのヒントが書かれているんですね。私は、昔の人から学んでそれを実践するということをしてきました。この方法はオススメなので、ぜひ本を読んでもらいたいですね。
ー 黒須さんありがとうございました
Add Comment