ベルベデーレ宮殿
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オーストリア旅行記。記事で楽しむ海外旅行!機内で出たツナマヨおにぎりと芸術の街ウィーンで気づいたある3つのこと

みなさんこんにちは!ガクセイ基地のあずなです!

モルドヴァ、筆者

私は大学2年の2024年の夏東ヨーロッパを巡ってきました。そこで、ガクセイ基地の記事として何本か旅行記を残しておこうと思います。

円安が厳しい今、記事を通してヨーロッパを楽しんでいただけたら幸いです!

オーストリアと日本は何が違うの?逆に似ている部分はあるの?という疑問へのアンサーになったら嬉しいです。

なぜオーストリアなのか

▲オーストリア国旗(画像はこちらから)

今回私は、旅行ではなく大学の研修に参加してオーストリアに行ってきました。

オーストリアの他にも北マケドニアセルビアモルドバクロアチアの計5カ国を回る豪華研修🎀

他の国も旅行記を残せればと思っているのでぜひ楽しみにしていてください!

久しぶりの脱日本!

オーストリア航空

今までタイとラオスに行ったことがある私は、約8ヶ月ぶりに海外に行くことに。海外に行くときはワクワクと不安と準備の大変さと……と感情が忙しい。

研修記事はこちらから【あずな】タイ研修記事一覧

8月某日、成田空港近くのホテルに前泊。朝食はしばらく食べられないであろう和食をいただいた。お味噌汁とご飯はやっぱり日本人の心に沁みる。

国際線は3時間前に空港に着いておくのが定石。まだ朝も早いころに空港に集合し、これから14時間飛行機に乗ることへの心の準備をしていた。

機内に乗り込むと、隣の席は2人のイタリア人。とても気さくで、イタリアの観光スポットや日本旅行の思い出を教えてくれた。

一番の思い出は、金沢旅行だとか。私も金沢一人旅の経験があるので、とっても楽しく感想を言い合ったりした。

★関連記事はこちらから→【大学生1人旅】予算2万の金沢旅行が楽しすぎた。

自分から振った話題としては機内食として出たおにぎりの包装の開け方や、自分が今から行く5カ国について。簡単な英語だったけれど、やっぱり国際交流は楽しい

 

ツナマヨおにぎり、機内食

▲機内食のおにぎり

長時間フライトは疲れたけれど、飛行機における個人的三種の神器
ネックピロー
②アイマスク
③分厚い上着
を使って爆睡に成功し、意外とあっという間だった。

この三種の神器は私の今後の旅においてパスポートと同等の重要性を持っていると言っても過言ではない。

機内はたいてい寒いので、暑い国に行く場合でも持ち物には入れるべし。というか暑い国に行く時こそ機内が激寒率高めなので、持って行った方がいいかも…。

人生初 Europeは意外と田舎

芸術の町オーストリアは、漢字で墺太利と書くことを知っているだろうか。

空港に着くと、思ったより畑や自然が豊かで、ビルなどは見えなかった。風景が地元に似ていたおかげで、ドキドキよりも安心を感じられた。

オーストリア、景色

▲夕焼けが綺麗な墺太利の空

1日目は疲れもあるのでそのままホテルにチェックインして就寝。

滞在2日で気づいたあること

2日目:ホテルでビュッフェスタイルの朝食を食べた。

朝食

▲ホテルの朝食

当たり前だけど、お米もお味噌汁も納豆もない。でも恋しくなるには早すぎる。卵料理は絶品だったし、甘さ控えめのヨーグルトは海外の朝食らしさを感じさせてくれた。

サラミが好きすぎるあまり、毎日食べていて、今更ながら塩分を摂りすぎたのではと後悔中。

朝食を食べ終え、駅まで移動する最中、あることに気づいた。

オーストリアの街並みは色味が薄い。

オーストリアの街並み

建物は白基調が多く、その他の色でも淡い色が使用されている。日本の夏は葉が生い茂るため緑が濃いが、オーストリアは植物の色味も薄い。

空に至っては、以前行ったラオスが原色の青!みたいな感じなのに、オーストリアは空色(スカイブルー)が似合うような淡い色味だった。(もちろん天気にもよるため、オーストリアでも青の濃い日はあったが、ラオスほどの色鮮やかさは感じなかった)

空の色の比較

▲左:ラオス、右:オーストリア

駅の改札がないカルチャーショック

券売機にて電車やバスなどの乗り放題チケット、通称72時間チケットを購入。(17€(¥2,800くらい))

日本で週6回電車を利用する私を驚かせたのは、改札らしい改札がないということ。噂では聞いていたが、本当に改札が無いのはなんだか変な感じがした。いつもの癖でつい交通系ICカードをピッとする動作が出てしまいそうだった。

改札は無く簡易的な柵(?)だけがあるものの、72時間チケットの場合は、時間を明記する必要があり、柵横の青い機械に差し込み打刻した。

無賃乗車し放題かと思ったら、検閲の人が不定期にやってきて、その時にTicketを持っていなければ高額罰金という制度らしい。一駅くらいなら買わずに乗ってしまう人もいるのかな。私はもちろん全部買いました。

全身でオーストリアを体感する

最初に向かったのは聖シュテファン大聖堂

聖シュテファン大聖堂

この緻密さと建物の作りにやっとこ海外らしさを感じてきた。日本のビルとはまた違う大きさで、迫力がある。中も綺麗だから見て欲しいけど、アップして良いのか不明だったので、辞めておきました。気になる方は調べてみてください!

大混雑で有名な王宮には早朝に行った。

シェーンブルン宮殿

これまた勝手な想像に基づくTHE ヨーロッパな建物。音声ガイド片手に回るため、日本人であってもしっかりと内容を理解できる。(たしか日本語だった気がする…)豪華絢爛なような、慎ましやかでお淑やかな美しさのようなそんな絶妙な塩梅で装飾されていた。

ここで、オーストリアの定番料理を記録しておきたい。めちゃくちゃ量の多かった「シュニッツェル」である。(絶対的に⅓の大きさでいい…)

シュニッチェル

油で揚げた衣の中には薄い豚肉が入っていて、見た目の割には重たくない。でもちょっと大きすぎた…。周りの客もほとんどがこれを頼んでいたので、オーストリアに訪れた際はぜひ一度はお試しあれ。ちゃんと美味しいです!多いだけで!!

オーストリアに国連があるって知ってる?

国際協力について大学で学んでいる私は、国連センターのガイドツアーに参加出来てたくさんの刺激を受けた。

国連

 

国同士に優劣はないということを象徴するように、広場にはぐるっと一周円の形で195の国旗が並んでおり、圧巻の光景だった。ガイドツアーは質問をしたり、されたりと終始こちらのペースに合わせてくれる。ただ英語なので、不安な人は日本人ガイド(を個人で手配)と一緒だと安心かも!

ガイド付きツアーは1時間で、学生は€13.78で参加できるようです!詳しくはこちらのサイトに記載があります!

美術の鑑賞の仕方は人それぞれ。

ベルベデーレ宮殿

ベルベデーレ宮殿

洋風以外の何物でもない宮殿と庭は数ヶ月経った今でも当時の情景を鮮明に思い出させてくれる。

このスポットから写真を撮るなら中に入る前がおすすめ。かなり戻りにくいので、撮り損ねないように!!!!!!

展示物で印象に残っているのは、クリムトの『接吻』。日本画に影響を受けたとも言われているクリムトの作品は授業で取り扱っていたからこそ、より深く作品を鑑賞できた。

作品を鑑賞する中で感銘を受けたのは、美術作品を立体で表現する説明書があったことだ。おそらくネット上に公開できないため写真がないのが申し訳ないけれど、点字での説明文と共に、パネルを積み重ねることで絵の立体感を手の感覚で理解できるようになっていた。

これなら、視覚障害を持っている人や、ご高齢であまり細かい線が認識できない人でも美術作品の細かな部分を鑑賞することができる。絵を心で感じる配慮がなされていたように感じた。

オーストリアの中の日本

シェーンブルン宮殿の近くには、日本庭園が設けられていた。

日本庭園

日本にいると、日本のダメなところに目がつきやすく、他の国はいいな〜と漠然と思ってしまうこともある。

しかし海外に出て、ポケモンやナルト、日本庭園に着物などの日本のものが広く認知され、愛されていると知ることで少しばかり誇らしくなる。

異国の地に居ながら、母国を感じられる瞬間は尊い以外のなにものでもない。

まとめ

書きたいことはまだまだあるけれど、一旦まとめてみる。

1.人口密度の違い

知りたいのはそんなことではないと言われてしまいそうだけど、本当に人口密度が違うと思った。大学が新宿区にある以上、日頃人混みを避けては通れない私は、過密ではない通りにゆとりを感じた。

日本は窮屈で過ごしにくいと感じる人もいると思うが、日本でのルールの多さやマナーを守る大切さが重んじられているのは、人の多さから来ている部分も多いだろう。

オーストリアはそこまで人がごった返していないからこそ、ある程度一人ひとりが思いどおりに行動してもそれを迷惑だと感じることが少ない。

2.意外と高い日本の知名度

失礼ながらオーストリアへの知識がさほど無い私にとって、現地の方が日本について知ってくれていることが嬉しかった。

電車でたまたま隣の席だったお兄さんに、「日本好きだよ」と声をかけてもらったり、駅のホームで前からきた少年に「こんにちは~」と声をかけてもらったり。

異国の地にいて、自分の国を知ってくれている人がいる嬉しさを感じたからこそ、今後は日本で私が歓迎の気持ちを示していきたい。

3.芸術が手に取るように近い

街を適当に歩いていれば、宮殿や美術館に辿り着く街。それがウィーン(オーストリアの首都)だと思う。

正直、少し疲れてしまうほど沢山の芸術の雨に打たれた。色々な国の人が一緒に住むオーストリアにとって、寛容な雰囲気がより創作意欲をかき立て、これほどまでに芸術が花開くことになったのかもしれない。

番外編

水が飲める安心感!!!豊かな水源を誇る日本で暮らしていると、蛇口をひねれば飲料水が出てきますよね。

でも海外ではそのテンションで水を飲むとお腹を壊す…。だけど、ここオーストリアは日本と同じで水道の水が飲めてしまう!

歯磨きの時や野菜を食べるときなど、変な心配をしなくて済むのが本当に快適だった。

海外に行きたいけど、なんとなく不安!という人は、1カ国目に水が飲める国を選んでみてはいかがでしょうか?

※でもなぜかスーパーで買ったお水は正直美味しくなかった…。みんな、飲み水は街のドリンクスタンドから汲んで飲もう!無料だし!

終わり

円安が酷すぎて、何をするにもお金がかかりすぎるユーロ圏だけど、歩き回って色々感じ取った5日間。

蚤の市や宮殿、美術館、街並みなど書き切れなかったものもたくさん。

それでも芸術の街ウィーンを巡った経験は私に「豊かさ」を考えさせてくれました。

感じたことを絵や歌に表現することはできないけれど、何かしらの形で昇華したいと私は思いました。それが芸術の街ウィーンなのでしょう。

 

この記事を書いた人→奥野梓菜/Azuna Okuno

【副代表】奥野梓菜/Azuna Okuno

 

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