ごきげんよう。
突然ですがタイと言われて何を思い浮かべますか?首都のバンコク、仏教、王宮、ゾウ、フルーツなど人それぞれかと思います。
私はタイ研修を通して、それらのある種タイらしい側面はもちろん、それ以外の政治的・経済的側面や国際協力の現場を見ることができました。観光だけでは気づくことの難しい、しかしながら今の等身大のタイを捉えるためには必要不可欠なそんな経験ができた研修について皆様にシェアできたらと思います。
「留学はハードル高いけど海外に関心がある」
「人とは違う経験がしたい」
「初めての海外が不安」
そして何より、
「観光地だけではない現地の人の暮らしに関心がある」
「学生の今だからこそできること、出会える人に出会いたい」
このように考えている方に研修をおすすめする内容となっております。ぜひ最後まで読んでください!
目次
現地NGO訪問
あまり詳しいことを書けないのが申し訳ないのですが、今回私がこの研修に参加する決め手となった現地NGO訪問。
国際協力に関心のある学生にとって、日本の団体はもちろん現地で活動している方からお話を伺う機会はなかなかないですよね。
自分一人で行く場合、友人や家族と観光で行く場合ですと訪問するのが難しいと思います。
内容にもよりますが、私の参加した研修は施設を訪問し、お話を聞いたりその後スラム街を実際に歩いたりすることができてとても良い経験になりました。
本やネットの世界だけではない、「生の声」を聞くことができるこの訪問は、支援活動や自分の将来を今一度見つめ直すきっかけになりました。
街歩きから帰ってきたらNGOの施設の内を見学!
施設内に小さな縫製工場があり、そこで作られた製品を購入しました!
↑こちらが実際に購入した製品。可愛くてお気に入りです!購入した場所で写真をとって良いか英語で尋ねたら素敵な笑顔で応えてくれたのが印象に残っています!また行きたい。
現地高校訪問
これまた詳しく書けず申し訳ないのですが、現地の高校生と文化交流をしました!!日本語を学んでいる学生との交流だったので、少し日本語で会話しましたが、基本は英語での会話でした!!
私は英語が流暢ではないので、現地の高校生の方が話せるという状況でしたが笑、それぞれの言語ではこれについて何というのか、最近はどんなことにハマっているのかなど会話できたことはどれも素敵な思い出です!
<具体的にしたこと>
①タイ語に触れる
②浴衣を着る、着てもらう→写真タイム!!
③お互いの国の料理作り
④昼食
①事前学習として少しタイ語を習って行った+現地でタイ語を教えてもらったため、時にタイ語でも会話を試みて、それが伝わる瞬間は想像以上に嬉しいものでした。
「こんにちは」は「サワディー カー(女性)」
「サワディー カップ(男性)」
「ありがとう」は「コープン/コープクン カー(女性)」
「コープン/コープクン カップ(男性)」と言います!!
簡単な言葉だけれど、事前に学習したからこそ、現地の言語を使用するという経験ができました。
②日本の文化紹介として浴衣を着ましたが、一緒に着た子たちがすごく喜んでくれて私も嬉しくなりました!!
実を言うと、このタイ研修で浴衣を相手に着せるという機会が無ければ、私は一人で浴衣を着ることができませんでした。
そこから、文化交流とは、他の国の文化に触れたり、日本の文化を外に発信していくだけではなく、自分自身が自国の文化への関心を高めるきっかけにもなるのだと思いました。
③現地の高校生がブアローイというお菓子を作ってくれて食べる機会がありましたが、とても甘くて美味しかったです!
私たちは日本の「みたらし団子」を作りました!
事前学習って何するの?準備について知りたい方はこちらから
各種機関訪問
その他タイの日本大使館やJETRO(1)にお邪魔させていただき、政治や経済の観点から今のタイについて学ぶ機会がありました。自分が訪問するまでみてきたタイの景色がどのように作られているのか、その裏にはどのような課題があるのか知ることができ、今までは外から見ていたタイを内側から読み解くこととなりました。
先生の知人がいらっしゃるということから今回お話を聞く機会に恵まれ、普段足を踏み入れることのできないような場所で貴重なお話を拝聴したことは自分の人生の財産になると感じています。
70カ所を超える海外事務所ならびに本部(東京)、大阪本部、アジア経済研究所および国内事務所をあわせ約50の国内拠点から成る国内外ネットワークをフルに活用し、対日投資の促進、農林水産物・食品の輸出や中堅・中小企業等の海外展開支援に機動的かつ効率的に取り組むとともに、調査や研究を通じ我が国企業活動や通商政策に貢献します。
JETRO日本貿易振興機構HP-JETROとは-より引用
まとめ
さまざまな関係上あまり詳細を書くことができなかったので、なかなかイメージがわかなかったかもしれません。
自分だけでは周れないところ、聞けない話、見ることのできない景色だらけで大学一年の夏という早い段階でこのような経験ができたことは自分を見つめなおす良いきっかけとなりました。
「他の人があまりやらないような経験がしたい」、「事前学習をしっかりした上で渡航したい」という方はもちろんのこと◯◯について知りたい・聞きたい(私の場合はこの記事全て)という目的を持って海外渡航したい方に研修という制度は本当に本当におすすめです!
渡航中:日本とのギャップに触れる、互いの国の良さ悪さに気づく
今及びこれから:支援活動を運営する側に回りたい、海外でインターンに挑戦したい、とにかくタイが好きになったのでまた渡航したいなど
→自分の思考が整理され明確な目的意識を持つように!
海外に行く際、留学や観光以外にも研修という制度があることを少しでも多くの方に認知していただければと思います!