ステンシル
グラフィティ界でも活用されている「ステンシル」。
形に沿って切り抜かれた型紙の上から色をかけることで、絵や文字を転写する方法です。
もともとあるイラストで版を作っても、転写する支持体を変えることでオリジナリティを高めることができます!
今回私は、クローゼットに無地のTシャツが数枚あったので1枚にモチーフを加えることで、オリジナルTシャツを作ります!
・トレーシングペーパー(本当は100均で売ってるステンシルシートの方が好ましい)
・ボール紙(ダンボールなどでもOK)
・アクリル絵の具(絵の具に木工用ボンドを混ぜると耐久性が増します!)
・無地のTシャツ(今回の支持体ー刷りたい所)
・綿棒
・アイロン
・テープ
せっかくなのでエッシャーの「不可能な立方体」に再挑戦します!
3色に分けてトレーシングペーパーに各色の下書きを描きます。
線に沿って切り抜いていきます。
この時全部切ると形が変わったりしてしまう場合は一辺だけ残すなどして2度塗りしましょう。
これで版が出来ました。
では転写を始めます!
絵の具をそのままTシャツの上から塗ると裏の方にまで染み込んでしまうので、中敷きを入れます。家にあったちょうどいいボール紙を使いましたが、いらないダンボールなどでも代用できます!
テープでトレーシングペーパーを固定してアクリル絵の具を綿棒でつけていきます。
コツとしては綿棒を支持体に押し付けながら塗るのではなく、ポンポンとちょっとづつ色をつけることです。
一色目ができました。
同じように2色目、3色目もつけていきます。
トレーシングペーパーの既に用済みの部分にテープを貼り、最初残しておいた部分を切り取ります。
これで2度塗りをします。
完成です!
元の形から絵の具が少しはみ出していますが、ローコストステンシルなので仕方ないです(笑)。
絵の大きさにもよりますが、私は15分ほど乾かしてから新しいトレーシングペーパーを敷いて上からアイロンをかけました。
オリジナルステンシルTシャツの出来上がり!
…大満足です!
「版画」の世界はとても奥深く、ものによれば手順も非常に複雑です。
ですが、種類も多く、今回の記事で実践したもののように気軽に始められるものもあります。ぜひみなさんも作ってみてくださいね!
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