やりきる経験を持つことの意味
—就活の話になるのですが、学生が企業を選ぶにあたって、どういった視点で選ぶといいと思いますか?
まず、長く働けるという意味では、安定的に利益を出せているかなどの決算回りのことは調べておくといいと思いますね。
ただ、やりたいことがあって、そのやりたいことをできる会社を選ぶのが一番ではないかと思います。
—情報系の研究室を出た人の中には、社会に出てから自分の専門が活かせるか不安な人もいると思います。それに関してはどう思いますか?
もちろん、自分がおこなってきた研究が、入った会社での仕事にマッチしないこともあると思います。
ただ、その人が研究をする中で、どういう風に学んだかという経験は残ります。
専門が変わったとしても、しっかりと学んだ経験を持った人は新しいことでも学ぶことができると思うので、
不安にならなくてもいいと思いますよ。
—逆に情報系学部以外の出身の人は自分に専門性がないことに不安を感じる人が多いと思うのですが、そちらに関してはどう思いますか?
技術的に劣っている認識があるのであれば、補うために今、何をすればいいのか
ということを考え実行に移してほしいと思います。
ただ、なぜ情報系以外なのにエンジニアになりたいと思ったのか、その理由を大事にしてほしいですね。
きっとそういう人はITの力を信じている方なのかなと思います。その理由を自分でしっかり理解して、勉強していってほしいです。
—それでは最後に学生、ガクセイ基地メンバー にメッセージをお願いします。
僕は、学生のときだからこそできることがきっとあると思っています。
なので、自分が本当にやりたいことを学生時代にやりきって欲しいです。
何かをやりきった経験がある人は、他のことでも同じように
やりきることができると思うので、きっと糧になると思いますよ。
—福田さん、ありがとうございました!
〜〜編集後記〜〜
ポテンシャル採用を実施しているヤフージャパンさんに採用のことや
社内のことをお聞きしましたが、
一番驚いたのがエンジニアとしての技術力だけを重視していないということ。
もちろん技術力を考慮に入れていないわけではないと思いますが、
そこだけを重視しているのではないというのには驚きました。
やりたいことをやりきることが大事とのこと。
しっかり意識して学生生活を過ごしていきたいですね!
福田さん、ありがとうございました!
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