こんにちは!ガクセイ基地です🙌
今回は8月28日に開催された、「Simeji」(運営会社:バイドゥ株式会社)とPercify株式会社の共同イベント『Z世代会議』を取材してきました!
「Simeji」は、20万種類以上の顔文字・絵文字やキーボードきせかえを楽しめる、Z世代を中心に大人気のキーボードアプリ。使ったことのある読者の方も多いのではないでしょうか…!
今回のイベントには、そんな「Simeji」をより魅力的なアプリへ進化させるために、Z世代の大学生22名が集結。5つのチームに分かれてSimejiの新機能を考案し、そのアイデアを競い合いました。
最後は審査員により、最優秀チームも決定!当日の模様をたっぷりとお届けします🕊
目次
チームで考えた新機能案を発表!
今回は、既存機能の紹介&グループワークの後に行われた、計5チームの新機能案プレゼンの様子を徹底ウォッチ!👀
審査の基準は、「➀論理性、➁妥当性、➂独自性、④発表態度」の4つ(各10点)。
皆さんもどの班が優勝したのか、ぜひ予想しながら読んでみてください!
A班:口パク文章化機能
A班は、満員電車の中などの文字が上手く打てない・声が出せない状況での利便性に着目。
読唇術を持ったAIを実装し、口パクでの文字入力を可能にする機能を提案しました。
ただし口パクだけでは、複数の変換候補の中から当てることは難しいという課題が残ります。
そこで、例えば「かえる」という言葉であれば、
➀なら左ウィンク、➁は右ウインク、➂は上下瞬き、というように目の動きで選択まで出来るような機能も合わせて考案していました!
B班:ビジネスモード機能
続いてB班が課題として挙げたのは、「変換候補に要らない絵文字が表示されてしまう」というもの。
確かに友達とのやりとりには便利な機能ですが、仕事中に絵文字を誤送信してしまうのは少し怖いですよね。
そこでB班は、「ビジネスモード」をON・OFF切り替えできるような機能を考案!
仕事中は絵文字が表示されない設定にすることで誤爆を防ぐという、ビジネスパーソンの利用拡大も期待できそうなアイデアでした。
C班:敬語サポート機能
C班は、「正しい敬語をネットで調べてから、入力画面に戻るのが面倒…」という課題感からアイデアを構想。
SimejiにはAI機能が既に搭載されていて、文章の敬語化も可能です。
C班ではその機能をより使いやすくするために、3つの改善策を考えていました。
➁敬語の種類や硬さのバリエーションを増やす
➂敬語モードのON・OFF切り替え機能を搭載する
画面がごちゃごちゃしないように、ON・OFFを切り替えられるのはナイスアイデア…!
D班:ショートカット機能
D班は、PCにはあってスマホにはない「ショートカット機能」に着目。
スマホ版のキーボードにもCtrlキーを付けることで、「コピー」「取り消し」「全選択」といった操作を簡単に行えるように…!
50音から自分の好きなカスタマイズでショートカットを追加できるのも、嬉しいポイントですね!
E班:就活お役立ち機能
E班は「中高時代は使っていたけど、今は(Simejiを)使っていない…」という班メンバーの経験を元に、就活生がUターンして使いたくなるような機能を考えていました。
具体的には、
- 個人情報入力の手間を削減できる機能
- エントリーシートの添削・文字数調整
- 目上の方に連絡する際の文章校正
- エントリーした企業の情報を自動保存
ありがたすぎる機能…私も就活時にこの機能が存在していたら使いたかったです。笑
最優秀チームは…
全チームの発表が終わり、いよいよ審査と結果発表へ。
見事、最優秀を獲得したのは…
敬語変換のサポート機能を提案したC班でした!!!!!🎉
今日出たアイデアが実装されるかも…!?
イベント終了後、バイドゥ株式会社「Simeji」運営責任者の古谷由宇さんが、ガクセイ基地の個別取材に応じてくださいました…!
ーお時間をいただきありがとうございます。まずは今回のイベントを振り返っての感想を伺いたいです!
レベルがとても高かったなと思います。皆さんそれぞれ自分たちの課題を感じていて、我々のプロダクトに対しての課題もしっかり指摘していただいて、色々と解決すべきものが多いなと、実りのある会でした。
今後に関しては、もちろん最優秀を獲得したC班の機能もそうですし、各チームから出た課題をもう一度まとめて、何かしら機能に落とし込んでいけたらなと思っています。
ーそれは楽しみです…!改めて、Z世代の抱えるテキストコミュニケーションの課題をどのようにご実感されていますか?
メッセージアプリでのラリーが多く、レスポンスが早くなったことで、絵文字や感情の配慮が欠けてしまいやすく、意味の取り違えなどが発生してしまう…であったり、
上の世代の方々も仕事でメッセージアプリを使うことが増えて、語気が少し強めに感じてしまったりということも起きやすくなっていると感じます。
ーそうした課題に、Simejiを通してどのように向き合っていきたいとお考えでしょうか?
キーボードアプリはスマートフォンの行動の根本でもあるので、注意喚起や言い換えを提案できたらいいなと思っています。
今はAIに一度聞いてから返すという形ですが、そこをもっとリアルタイムに提案できるようにしていきたいですね。
ーありがとうございました!
編集後記
参加学生の新機能案を聞くのも楽しかったですし、何よりもユニークな機能が既に数多く搭載されていることに驚きました…!
例えば「クラウド超変換」という機能。Simejiのキーボードは独自のクラウドに繋がれていて、5年前の新元号発表時には、スタッフがすぐに「令和」を追加したそうです!
味気ないものになってしまいやすいテキストコミュニケーションですが、Simejiを使えばもっと楽しくてストレスフリーなやり取りができるはず🙌
「きせかえや絵文字のアプリ」という印象が強かった方も多いかもれしませんが、それだけではありません…!
大人や社会人にも便利な機能が既に色々と搭載されていますし、今後も新たに追加されていくと思うので、是非利用してみてはいかがでしょうか^^
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