こんにちは!トロントでワーホリをしてるりこです🌷
1ヶ月ほど更新が止まっていて自分でも時の速さにびっくりしています汗汗
こちらはカナダの超過ごしやすい最高な夏を楽しみ過ぎています!!(日本は暑そうすぎる、皆さん大丈夫ですか??)
ということで今回はトロントで6月31日に行われたプライドパレードについて紹介します😄
目次
そもそもプライドパレードとは?
「プライドパレード」ってそもそもなんじゃという方に、というか私もよく分かっていないので東京非営利活動法人東京レインボープライドさんの公式ホームページに載っている言葉をお借りしますと、、
「プライド(Pride)」という単語は、英語の一般名詞で、「誇り・矜持」を意味しますが、それだけではなく、「セクシュアル・マイノリティ(性的少数者)のパレード」を指すものとして、広く国際的に認知されています(パレード前後のイベントを含めた総称として使われることもあります)。 |
とのことです。
「セクシャルマイノリティ」とまた難しそうな単語が出てきましたが、これについては私もどう説明したらいいのか分かりません。というのも、私はセクシャルマイノリティ=LGBT+Qの人だと思っていたのですが、そんな単純なことではなさそうなのです。
LGBT+Q以外にもこの世の中には定義できないたくさんの性があり、全てを単語で言い表そうとしても不可能に近い。だからこそ「Pride」という総称を用いて、マイノリティーの人もマジョリティーの人も同等に暮らせる社会をつくろうよ、ということがプライドパレードの真意ではないのかなと勝手に考えています。
(まだまだ私も勉強不足で誤った表現をしているかもしれませんがお許しください)
正確な情報については先ほど引用させていただいた東京非営利活動法人東京レインボープライドさんの公式ホームページを見ていただければよくわかると思いますのでリンクを貼っておきます!
トロントのプライドパレード
さて、ここからは私が実際に経験したトロントのプライドパレードについてお話しします。
本当にいろいろな刺激をもらって書きたいことが渋滞しているので、その中でも特に伝えたい経験を書いていこうと思います!
①全裸で自転車に乗り、トロントのダウンタウンを走り回る50人くらいの集団に遭遇
その日は確かプライドパレードが行われる1週間前。カフェで仕事をしていた時の話です。
私が働いているカフェは、大きい通りに面していてパレードが行われる日はまさにメイン通りになる場所に位置しているのですが、いつも通りのんびり仕事をしていたらびっくりする光景が店の窓から見えたんです。
それは、「全裸の自転車集団」
しかも驚くことにその人数。50人くらいが暴走族みたいに走ってるんですよね。お客さんも同僚も「ええー」って感じでカフェにいた人全員、口開けてびっくりしていたと思います。
本当に真っ裸なんですよね。しかも自転車は日本でいう代チャリみたいな笑
え、あなた乗った後に乗る人いるけど大丈夫そう??笑って感じでしっかり大切な場所がサドルについてましたね。。
②オネエバーで踊ってたら気づいたら女性私だけだった
友達と行ったオネエバー。トロントにはオネエバーが集まる道があるのですが、その道の中心にあるオネエバーに友達と入りました。
プライドパレードが行われる直前だったせいかバーの中は大盛り上がり。もうほぼクラブ状態でわけもわからず踊っていたら、なんとびっくり。周りが全員ゲイの方。
こっちのゲイの方って日本で考える「オネエ」とは少し違う感じで、ムキムキの人が多いんですよね。あと身だしなみにすごい気を遣っていて、ハンサムな人が多い。
気がついたらムキムキのハンサムニキたち(みんなゲイ)に囲まれていて、びっくりしていたらめちゃめちゃ熱いキスが繰り広げられてて笑
ちなみに一緒に行ったのは男友達だったのですが、ハンサムニキたちに狙われ過ぎてて逃げ回っていました笑
トロントに行ったらぜひオネエバーに行ってもらいたいです。
③メインの道は全部閉鎖!プライドパレード当日の大掛かりさにびっくり
さて、いよいよプライドパレード当日。トロントのプライドパレードの大きさは本当に世界でみても異常な大きさ。
同じ場所でパレードを最初から最後まで見ようと思ったら2時間くらいはかかると思われます。
パレードはチームごとに一応塊があり、アフリカチームやインドチーム、日本チーム(よさこいを踊ってました)があったり、Google、銀行会社などがスポンサーをしてる団体など本当にいろいろな団体が声を張り上げ、プレートを持って街を練り歩きます。
最初のプライドパレードの意味を説明した時に、セクシャルマイノリティはLGBT+Qであると思っていたが、そうではないらしいと考えたのもその時のパレードをみて感じました。
というのも、ある団体が掲げていたプレートが私にとっては初めて知る性だったからです。
「私たちは複数のパートナーを持つことに賛成します」
つまり、「ポリアモリー」と呼ばれる人たちです。
妻や旦那がいるが、別に愛するパートナーがいること。そして複数のパートナーたち同士もお互いを認識している状態。
日本のメンヘラ界隈にどう思う?と聞いたら超反論をくらってしまいそうですが、、、、
これも性の一つなのです。
私は自分の体の性と性自認が「女性」で一致していて、恋愛対象は男性です。いわゆるマジョリティー側にいて、マイノリティの人たちを知ろうとすれば知ろうとするほど自分ではなんと言えばいいのかわからない感情が芽生えます。
ポリアモリーについて知った時も然り。これは賛同するか賛同しないかの問題ではなく、認め合うことの問題だって分かってる。だけど、もし自分の好きな人が「ポリアモリーだ」と言ってきて自分の他にもう1人パートナーがいると言われたとしたら私は認められるだろうか。
セクシャリティの問題だけではなくて、社会問題について考える時、自分はマジョリティ側にいるせいかなんだか本気で自分ごとにできない。常に偽善者みたいな立場で考えている気がして本当に自分で理解するまではそれを誰かに発信しようとも思えない。
だからこのブログの着地点をどうしたらいいのかとても迷います。「もっとマイノリティーを理解しようね!」なんて上から目線のことは言えないんです。
なのでひとまず、考える機会を与えてくれたこの経験に感謝し、セクシャルマイノリティに関する映画や本をもっと見て自分が今の社会状況を完全に自分ごととして考えられる日が来るように、いろいろなものに触れようと思いました。
📣ガクセイ基地の過去の記事で、セクシャルマイノリティに関する映画や著書のおすすめを書いている記事があったので興味がある人はぜひ見てみてください!
またまた話が脱線してしまいましたが!!今回はこんな感じでトロントのプライドパレードについて書いてみました🌈
トロントでは毎年大きなプライドパレードが行われます。トロントにその時期にいる方はぜひ行ってみるといいと思います!
ではまた次のブログでお会いしましょう🌷前回までのブログはこちらから!↓
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