こんにちは〜🌸 皆さんいかがお過ごしですか?
日本はだいぶ暖かくなってきていると聞きましたが、私がいるトロントも一気にお花が咲いてきて毎日気持ちよく過ごせています!
トロント大学の近くに咲いていた満開の花
その反面「五月病」というのがあるように、梅雨の時期になってだんだん雨が多くなると、新学期の疲れもあり、なんだか気力が湧いてこない日々も出てきますよね。
「天気のいい国に住む」というのは案外暮らしていく上で重要になるんじゃないかなと思います。
さて、今日はカナダで感じる「アウェイ感」について書きたいと思います。
私はトロントにいく前にバンクーバーに4日ほど滞在していたのですが、初めてのカナダ、北米、ということでみるもの全てが新しく、新鮮でした。
特に「信号」が最初は全くわからなかった。日本のように赤・青で表示してくれればいいのですが、こちらは手のマーク。
止まれは🖐️で進めは🙌
こんな感じなんですよね。いや、わかりにく!!
止まれと言っているのか進めと言っているのかわからなくて大通りを堂々と信号無視してしまい、バスに思いっきりクラクションを鳴らされました。笑
こんな感じで海外きた時あるある、自分が社会の中でアウェイ感を感じてしまう時もあったのですが、カナダでは意外に「感じない」というのが私の感想です。
もちろん、言語の問題で「アウェイ」感を感じることはありますが、カフェやスーパー、ホステルの人など私の拙い英語を当たり前のように理解しようと努力してくれるんです。
これは、アメリカやカナダ特有なのでしょうか? やはり、「移民の国」。英語がネイティブの人の方が実は少ない。だからこそ社会全体が国籍関係なく人を受け入れる体制ができていて、お互いを理解しようとすることが最低限の思いやり・マナーとなっているなと感じました。
これを日本に置き換えると、なかなか面白いです。日本は「日本人であること」をかなり気にしている気がします。英語で話しかけられても、「英語できないの。ごめんね」と返してしまう人は多い気がします。わからなくても「あなたが言いたいのはこういうこと?」とこちらからわかってあげようという人はどのくらいいるんでしょうか。
前のブログにも書きましたが、私は日本の悪い点をいうのが嫌いです。だって、自分の生まれた国、家族も友達も住んでいる国。だからこそ「ここ日本と違うな」「日本もこうであればいいのに」と少しでも思った時は、ネガティブな方向に捉えるのではなく、「おもしろいな」と捉えようと思っています。
日本人が日本人意識が強い点も、国籍を大事にする点も、すごく面白い。
何が面白いって、日本とカナダでは歴史が違う。育んできた国民性が違う。日本ってどこの国にも征服されていないんですよ。植民地にされたことないんですよ。
え、すごくない??笑
そりゃーカナダとは他の人種と絡んできた「年数」が違うから「カナダのように外国人を受け入れろー!」と日本に言ってもそんな簡単には行かないよなー。
ガクセイ基地の取材で難民支援団体の方と一緒に東京の品川にある入管へ面接に行ったことがあります。日本社会から隔離された入管の姿を見て、日本社会が外国人をいかに「違うもの」として扱っているのかを目の当たりにしました。
日本の政府が悪い。日本の社会が悪い。何か問題がある時、人は「悪者」を作ってそれを批判することで自らが感じている「罪悪感」や「責任」を他のものになすりつけようとする気がします。
でも、カナダに来て分かったこと。日本の社会や政府を責める前に、まず日本という国はどういう歴史を歩んできたのか、移民を多く受け入れている国とどう違うのか、構造レベルから考えていかないときっとダメなんだろうなと感じました。
なんだか真面目な話をしてしまってすみません😅
私の性格上、最初は「おもしろー!」と単純に思ってたことでもなんだか複雑に考えてしまうので「またまた始まったか」と思ってください笑
ちなみに難民についての取材記事関連で2本記事を書いていますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください!
・取材記事
そんなこんなで私もカナダでは「移民の1人」。しかも仕事も探しているので立派な移民です!笑人生の貴重な移民体験をしているので、毎日考えることや感じることを大事にしたいな〜と思います!
では、今回はこんな感じで☘️ みなさん良い1日をお過ごしください〜🌷
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p style=”text-align: center;”>バンクーバーにあった壁画
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