【休学ワーホリブログ＃13】自分は本当に人種差別をしていないのか？自分の中にある偏見に気づく日々

皆さんこんにちは！大学を休学してトロントでワーホリをしています、りこです🌷

さて、今回のブログでは少々シビアな話題について語ってみようと思います。

「自分は人種差別をしていないと言い切れるのか」

私は最近こんな疑問に悩まされています。

私が現在滞在しているのはカナダでも特にグローバルなトロントという街です。

「トロントに行けばどんな国の料理でも美味しい店が見つかる」というほど多種多様な人が行き交う街、トロント。もちろん英語が公用語だけど、英語が母国語である人の方が少ないのではないかというくらい、様々な言語が日常的に飛び交っています。

そのため自然発生的に「〇〇人はこうだよね」というように特定のイメージがあることがあります。

友達と会話をしていても、これは差別なのか、ジョークなのかわからないまま笑って過ごしてしまうこともあります。

正直、「自分の中でモヤモヤしてどうしたらいいのかわからない！」という感じなので、このブログで自分の考えを整理できたらなと思います。

自分の中にある偏見

マイナス系

・白人の高校生くらいの子たちが怖い。（英語ペラペラな上に中高生によくある反発的な態度を醸し出している気がする）

→白人以外だとそんなことない。なんでかわからない。

・アジア系のおじさん世代が苦手に感じる

（私の経験上不必要に親しげにされることが多くて苦手意識がある。ごめんなさい）

・黒人女性、母親くらいの年齢の人で怖い人が多い気がする

（もちろん優しい人の方が多い。もちろん怖いおばさんは人種関係なくいる）

・アジア系の女の子（私と同じくらい）のオーダーはあまり間違えたくない

→注文間違えると結構嫌な顔されるorキレられることが多い（間違えてごめんなさい）

でも逆にあっちの態度が悪くてイラっとした時は結構こっちも「はい？」みたいな態度が取れる（同じアジア系女子だからだと思う）

・白人の方と話していると自分が小さく感じる

→「自分の英語間違ってると思われてるかな」といつも感じないようなことがやけに気になる

・「英語下手なアジア人だと思われているのかな」と時々被害妄想をする

→他の人の人種というよりも自分の人種を気にしている

・「韓国人？」「中国人？」と聞かれるとうんざりする

→別にうんざりしなくてもいいのでは？と自分で思っているのに、「違うよ！日本人だよ！」と心の中で反発してしまう

プラス系

・インド系の女の子大好き

→インド系の女の子はめっちゃ優しくて柔らかい印象。自分がインド系の女の子の顔が好きなのもある。

・日本人大好き

→大体顔とアクセントで分かる。日本人が来てくれるだけで嬉しい。意識はしてないけど自分の中の日本人意識が強いことに気づく。

・黒人の男の人は優しい

→笑顔で話しかけると笑顔で返してくれる人が多い気がする。でもそれって人種関係ないはずなのに、なぜか「黒人の男の人」限定でそんな印象がある。

ざっと私の中に眠る偏見を上げてみました。これでも一部で、他にも南米系（スペイン語圏）やアラブ系、ヨーロッパ系など1日にレジをしてると世界中の人と話します。

皆さんは自分自身の偏見を見つめ直したことはありますか？

偏見って口に出したら誰かを傷つけてしまいそうで中々言葉に表せない。でも、言葉に表さないと自分自身の偏見に気が付くことはできないと思います。

不特定多数の方が見られるインターネット上でブログとして自分自身の偏見を公開することは、果たして正しいのか？今これを書いている間も公開するかは決めきれていません。

加えて、今私は他人の人種を気にすると同時に自分自身の人種がどう見られているのかをも気にしている気がします。「アジア人」「日本人」「韓国人？」「中国人？」

それぞれの国の文化や言葉があるのに、外見で人を判断して勝手な印象を抱いてしまう。大まかな枠に入れて人を見る癖がある。自分自身の人種も気にして、人からどう見られているのか、社会的にどう考えられているのか気にしてしまう。

その思考をやめないと、一生「人種差別」という問題に関して当事者であり、考えている”ふり”をしている偽善者な気がして居心地が悪いです。

あー！結論が全く見つからない！笑　そんなブログもあっていいかと思いながら今回のブログはこの辺にします！

日本は暑い日が続いているようですね…。トロントは夜になると15度くらいになり冷え込みます。秋が近づいているようです。日本にも早めの秋が訪れますように🍂

それではまた、次回のブログでお会いしましょう！

前回までのブログはこちらから！

【休学ワーホリブログ＃12】日本よりも日本らしい、トロントの日本食料理屋で働くということ