みなさんお久しぶりです!カナダのトロントでワーホリしているりこです🌷
ワーホリも2ヶ月目に突入。トロントは最高30°くらいまで気温が上がるようになってきて、みんな外のテラス席で楽しそうにお酒を飲んでいます🍺
私も毎週友達といろんなパブに出掛けては昼まで寝るという生活をしていて、そろそろダラダラしすぎなのではと危機感を持っています。
でも楽しむことが一番😉そしてカナダの夏は貴重なのです。たったの3ヶ月。9月になると長ーい冬が始まります。
なので今のうちにたくさんトロントを開拓して、外で美味しいお酒を飲んで夏を満喫しよう!という気持ちです。
こんな感じで外にたくさん席があってほとんどの人が外の気持ちい風に当たりながらお酒を飲んでます!
さて、トロントに来て2ヶ月。友達や親からよく聞かれることがあります。
「カナダ人の友達できた?」
カナダ人というのはみなさんどんな人を想像しますか?目の青い白人?ヨーロッパ系?アジア系も時々いるんじゃない?
私は「カナダ人は白人」というイメージがあったのですが、正直こっちにくるとそのイメージは全く違いました。
要するに、カナダ人とは特定の人種を表す訳ではありません。外見がアジアだろうが、インド系だろうが、白人だろうが、黒人だろうが、南米系だろうがみんなカナダのパスポートを持っていれば「I am from Canada」と答えます。
アメリカは人種のるつぼという教育はされてきましたが、カナダもそれに然り。「カナダ人だよ。でも両親ともに元々中国生まれだよ」「メキシコ生まれだよ」「ブラジル生まれだよ」「イラン生まれだよ」…etc
とにかく本当にグローバル!カナダ人と言っても皆どこかの国にバックグラウンドを持っているんです。
だから「カナダ人の友達できた?」と聞かれると少し迷います。
カナダ人の国籍を持っている友達ができたか聞かれているのか、英語スピーカーの友達ができたか聞かれているのか、カナダに長年住んでるけどカナダ人ではない人はどうなのか…とか
友達の1人に15年前エクアドルからカナダに移民してきた友達がいます。彼は家族みんなでエクアドルを去り、カナダのトロントで生活を始めました。
もちろんカナダのパスポートをとること、すなわちカナダ人になるためには大変な苦労とコストが必要です。
移民たちが最終的に目指すのは「permanent residence」つまり永住権。
それを得るためには色々なルートがありますが、
①学生ビザを使ってアルバイトをしながら学ぶ
(学歴を得ると行った方がいいかもしれない)※学生ビザで働ける時間は週20時間と決まっている
②就労ビザをとって働く
(就労ビザをとるにはもちろん就職先のバックアップが必要。その就職先を見つけるという難題が①の期間に含まれる)
③永住権獲得のために定められた労働時間やその他細かい条件をクリアする
(条件は年によって更新されることもある。来年には取れると思っていたもののルールが厳しくなり先送りになってしまうこともあり得る)
こんな感じで本当にたくさんの工程があり、体力的にも精神的にも本当に大変な永住権獲得までの道です。
私のエクアドル出身の友達は、4年間ほぼ睡眠なしで働いて本当に大変な思いをし、4年前くらいに永住権を取りました。今でも悲しいことがあった時はカナダのパスポートを見てパスポートにキスすると言ってました笑 日本では考えられない状況だけど、これが「移民の国」カナダ人になるために世界中から人が集まっているんだなと感じました。
余談ですが、私がカフェの他にもう一つ仕事をしてる先のオーナーさんは外見も日本人だし日本語話せますがトロント生まれトロント育ち。ご両親が移民としてカナダに来て、いわば「2世」の立場だそう。
日本人の両親がいればあまり普通の日本人と変わらないんじゃない?と思いがちですが、その人によると「日本人であるはずなのに日本に行くとカルチャーショックを受ける」とのこと。日本人でももちろんカナダに移民してくる人は一定数いるんです。
そんな移民社会で私も一応「移民」の1人。一年だけの期間限定移民生活だけど、しっかりとこの環境を目に焼き付けて感じようと思います。
仕事が本格的に始まってきて仕事中心の生活になりつつありますが、仕事に飲み込まれないように、ワーキングホリデーのホリデーの部分もしっかり楽しみたい!!と思います🌟
サッポロビールとトロントの眺めが最高すぎる!
ではまた次回のブログでお会いしましょ〜!
↓前回までのブログはこちらから!
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