画像引用元:TBS
好きをつなげよう

【ドラマsilentロスのあなたへ】大ヒットドラマ『愛していると言ってくれ』がおすすめな理由

 はじめに

12月22日に最終回を迎えた話題のドラマ「silent」

既にsilentロスになっている人も多いのではないでしょうか?

「silentロスから抜け出せそうにない…….。」そんなあなたに朗報です!

「silent」を大好きになったあなたが必ず共感し、切なくも優しい気持ちになれる究極の恋愛ドラマがかつてありました。

そのドラマこそが、1995年TBSにて放送された北川悦吏子さん脚本の「愛していると言ってくれ」です。

大学生の私自身が震えるほど衝撃を受けた作品、今の若者に絶対に見てほしい理由をご紹介します!

「愛していると言ってくれ」って? 

「愛していると言ってくれ」は、1995年にTBS系列にて放送された、恋愛ドラマの名手・北川悦吏子さん脚本のテレビドラマです。

当時人気上昇中だった俳優の常盤貴子さん豊川悦司さんが、それぞれ女優を目指す20歳の女性聴覚障害を持つ33歳の新鋭画家を演じました。

言葉の壁を越えた純粋で繊細なラブストーリーとして、最高視聴率は28%を超えるなどドラマ史に残る名作となっています。

 「愛していると言ってくれ」のあらすじ

20歳の水野紘子(常盤貴子)は、女優になるという夢を叶えるために東京の劇団で舞台稽古の日々。そんな中、ひょんなことから耳の聞こえない33歳の新人画家・榊晃次(豊川悦司)と出会う。女優になるため一生懸命努力する紘子と聴覚障害を持ちながらも画家として活躍する晃次はお互い次第に惹かれていくが・・・・

【みどころ①】携帯の無い時代だから常に全力疾走!?

このドラマが放送された1995年当時は、まだ携帯電話が広く普及していない時代でした。

なので、ドラマで出てくる連絡手段のほとんどが、家の電話・FAX・手紙・公衆電話です。

紘子と晃次、お互いが「会いたい!」と思えば、まず2人とも家の外に飛び出し、居るかも分からないお互いの家へ全力疾走するのです。(笑)

時には公衆電話の向こうで聞こえる電車の音を聞き分け、「駅の近くにいる!」と居場所を突き止めたりするシーンも。

いつでも簡単に連絡を取れる現代人の私たちにとって、この状況には衝撃を受けますよね。

さらに、自分の書く文字に伝えきれない相手への精一杯の気持ちを込めるFAXと手紙はこのドラマの中で大きなファクターとなっています。

これら数々の時代を感じさせるシーンは、何不自由なく生活する私たちが忘れてしまっている“本当に大切なこと” を教えてくれるような気がします。

【みどころ②】年齢差と身長差に胸キュン!

紘子は東京に出てきたばかりの夢を追う20歳の女の子。

一方の晃次は、画家として活躍しつつもなかなか人に心を開けない30歳そこそこの男性。

紘子は本当に真っ直ぐ純粋に晃次を愛し、そんな紘子に心動かされていく晃次の姿は年齢差をも越えていくのです。

そして身長差にも本当にキュンキュンします。

紘子は身長185㎝以上ある晃次をいつも真っ直ぐに見上げ、晃次は紘子を優しく包み込むように見つめます。

ちなみに・・・

晃次は、第二ボタンまで必ず開けた白シャツチノパンサンダルというほとんどずっと同じ服装です。

それがまたカッコイイ……。ぜひご注目を!

【みどころ③】 手話がもたらす切なさと無音の美しさ

このドラマの最大のみどころは、やはりなんといっても「手話」です。

「手話があるから2人は繋がれる・・・」
「手話があるから2人はすれ違う・・・」

物語が大きく動いたり、心動かされるシーンには全て手話が関わっているように感じました。

「僕の言葉を覚えてくれてありがとう。」

手話を覚えた紘子に晃次が言うシーンには、言葉の壁を超えた愛の美しさを垣間見ました。

このドラマでは本当にたくさんの手話が出てきます。

スピードも速く、当時のスラングなど実際に若者が使う手話を再現したそうです。

晃次を演じる豊川悦司さんの大きく美しい手にもぜひ注目して見てください!

【みどころ④】 ドラマを彩るドリカムの名曲「LOVE LOVE LOVE」

ドリカムが歌う主題歌のLOVE LOVE LOVEも、「愛していると言ってくれ」を有名にした一大要因です!

「ねぇ どうして すっごくすごく好きなこと  ただ伝えたいだけなのに  ルルルルル  うまく言えないんだろう……」

この冒頭のフレーズが、このドラマの全てを物語っているような気がします。

声で「愛してる」を伝えたい、でも伝えられない。

まさにタイトルの「愛していると言ってくれ……。」

言葉以外にも、紘子と晃次には様々な試練が立ちはだかります。

果たして2人は、言葉の壁を越えて結ばれることができるのか……?

おわりに

今から27年も前の作品「愛していると言ってくれ」は、私たちが忘れかけている何かを思い出させてくれる、時代を経ても色褪せない名作です。

これまで200作品以上のドラマを見てきた大学生の私にとって、「愛していると言ってくれ」最高峰のラブストーリーでした。

「silent」ロスの、特に1995年にはまだ生まれていなかった方々にぜひ見てほしい作品です。

「愛していると言ってくれ」はTVer、 Paravi、U-NEXTで配信中!

Amazonより
※ちなみにParaviでは、紘子を演じた常盤貴子さんと晃次を演じた豊川悦司さんの2年前に行われた25年ぶりの「リモート同窓会」が配信されています。当時の撮影秘話など、大物俳優になった2人の対談は、ドラマ視聴後に見ると最高です!

 

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