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【ドラマ『silent』にハマっているあなたへ】ドラマ『オレンジデイズ』がおすすめな理由

  はじめに

皆さんは、現在フジテレビ系列にて木曜22時から放送されている話題のドラマ『silent』をご存知でしょうか?

『silent』では切ないラブストーリーを軸としながら聴覚障害にも焦点を当て、手話が劇中で出てきますよね。

このドラマをきっかけにして聴覚障害手話に興味を持った方も多いのではないかと思います。

今回の記事では、そんな方におすすめのドラマ『オレンジデイズ』について『silent』との比較も交えながらご紹介していきます!

 

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 『オレンジデイズ』って?

『オレンジデイズ』2004年にTBSにて放送された北川悦吏子さん脚本の青春ラブストリーで、日本を代表する俳優、妻夫木聡さん柴咲コウさんが主演を務められています。

妻夫木さん演じる結城櫂と、柴咲さん演じる病気で聴覚を失った萩尾沙絵の大学4年生ふたりを中心に「学生最後の青春」の日々を仲間たちと紡いでいく物語です。

彼らが交わす「手話」が物語の大きなファクターとなり、最高視聴率は23%を超えるなどドラマ史に残る名作となりました。

 『オレンジデイズ』のあらすじ

大学4年生の結城櫂(妻夫木聡)は就職活動がなかなかうまくいかず、本当にやりたいことも見つけられずにいる平凡な社会福祉心理学専攻の大学4年生。そんな時、大学でバイオリンを弾いていた耳の不自由な萩尾沙絵(柴咲コウ)と出会う。櫂は大学で手話を学んでいたこともあり、次第に沙絵と仲良くなり、お互いに惹かれ合っていく。沙絵の親友・茜(白石美帆)や、櫂の親友・翔平(成宮寛貴)、啓太(瑛太)も交えて同盟「オレンジの会」を組み「学生最後の青春」を過ごしていくことを誓うが・・・。

 『オレンジデイズ』の3つのみどころ

① 共感しやすい舞台と時代設定である

『オレンジデイズ』の舞台である大学は、私たちが共感しやすくみどころな部分です!

主要な登場人物がみんな大学生なので、彼らが将来のことで悩む姿や、好きな人や仲間たちと思いっきり楽しんだり、時には苦しんだりする姿に共感します。

『silent』では、高校時代の回想に共感し思わず切なくなってしまうシーンが多くありますよね。

やはり青春時代を思い出すのにドラマは最高の材料なのかもしれません(笑)

②本格的な手話が多く使われている

劇中では、耳の聞こえない沙絵だけではなく、彼女のそばでたくさんの時間を過ごす櫂や仲間たちも手話を多用します。

特に、沙絵は全く言葉を発さないので全ての会話を手話で表現しています。

手話の量も速度も本当に耳が聞こえないのではないかと思うほど、初めて見た時は衝撃を受けました。

一方の櫂は口話を交えながらなのですが、たくさんの手話を使っています。

当時の取材で妻夫木さんと柴咲さんは「覚えるのは大変だったけどやっているうちに楽しくなった」「人間楽しんでやろうと思えばなんでもできる」と答えていました。

私たちも俳優さんたちの凄まじい努力に学ぶところがありそうです。

さて『silent』の方はというと、オレンジデイズほど手話の量は多くないですが、紬(川口春奈)が耳が聞こえない想(目黒蓮)のために手話を覚え、披露するシーンには心打たれますよね。

どちらのドラマでも基本的な手話が学べるので、勉強してみるとより登場人物に共感できるでしょう。

③一話一話の内容が豊富である

『オレンジデイズ 』では、一話一話に物語が詰まっていて、連続ドラマとしてものすごく立体的であると私は感じました。

主演の2人だけでなく「オレンジの会」の茜や翔平、啓太たちもそれぞれ恋や人生に迷い葛藤していく姿がしっかりと描かれています。

恋愛だけではなく、それぞれが未来に向かって夢を追い求めることも含めた「青春」が、形を変えて一話一話紡がれていきます。

 時代を感じさせる『オレンジデイズ』

『オレンジデイズ』が放送されたのは2004年です。

彼らが使っているのはガラケーであり、『silent』で使われているスマホの音声自動翻訳機などは出てきません。

また『オレンジデイズ』の中で、沙絵は耳が不自由なために「事務職」しか就職先として紹介してもらえないシーンがありました。

ろう者の選択肢の幅が当時まだ全然広がっていなかったのだと実感した瞬間です。

今は、当時よりももう少しろう者の方が就労しやすい環境になったのかもしれないと最近難聴の方の講演会を聞いて感じました。

18年も前のドラマなので、現代の若者である私たちが見ると驚くこともありますが学ぶことも多いです✨

 おわりに

ドラマ『オレンジデイズ』は、耳が不自由な人がどんな悩みを抱えて生きるのか、またその周りにいる人たちがどう支え、考えるのかを繊細に描いています。

多様性の中で幸せを見つけ生きることはどのようなことなのか、とても考えさせられます。

私はこのドラマを見てろう者の方の生き方や手話に興味を持ち、手話の勉強を始めました。

『オレンジデイズ』で多くの人が「青春」「多様性」について考えたように、現在放送中の『silent』も含め、社会の一側面を映し出すドラマがこれからも私たちに様々なことを教えてくれるのかもしれませんね。

『オレンジデイズ 』は《paravi》《U-NEXT》で配信中ですのでぜひ見てみてください⭐️

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gakuseikichi

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