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25歳以下の若者集まれ!アジア初!WE Dayが日本で開催

カナダのトロントで2007年に始まった世界的ライブイベント「WE Day」。2020年、ついにアジア初開催となるこのイベントが日本に上陸します!

イベントまであと1か月余りとなった今、認定NPO法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパンでインターンをしている高柳さんにお話を伺いました。

 

今年度のWe Dayは新型コロナウイルス感染症の情勢とそれに伴う政府の方針を鑑み、今年度の開催は取りやめ、来年度の開催に向けて延期となりました。

 

フリー・ザ・チルドレンとは?
カナダの12歳のクレイグ少年によって設立された団体。日本では1999年に活動を始めた。
「誰一人取り残されない世界」を子どもたちとつくるため、国際的に活動している。
詳しくはこちら(公式HP)
https://ftcj.org/welcometowe

 

 

 

WE Dayとは?
https://ftcj.org/wedayjapan
イベントについて
日時:2020年3月20日(金)13:00―16:00
場所:LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)
東京都渋谷区宇田川町1-1 渋谷駅より徒歩13分、原宿駅より徒歩13分
対象:SDGsに紐づいた国内外の社会課題に対しアクションを起こした25歳以下の子どもや若者
参加費:無料
募集人数:2,000人
締め切り:2020年2月29日(土)※定員になり次第締め切り
イベントが分かる動画:https://www.youtube.com/watch?v=tKuUpspWQBc&feature=youtu.be

 

 

―本日はよろしくお願いします。はじめにWE Dayではいったいどのようなことをするのでしょうか?

WE Dayを一言で表現すると、25歳以下の若者が招待されるトーク&音楽ライブイベントです。参加者の共通点は、身の周りの問題に対してアクションを起こしたことがある人達です。このように表現すると、参加のハードルが高くなってしまうように感じる人もいるかもしれません。しかし、このイベントは、どんなに小さなことでもいいので、問題に対して行動したことがある人たちは皆さん参加できます。例えば、環境のためのマイバッグを持ち歩いたり、社会問題解決を目指す取り組みに寄付をしたりと言ったことです。このような小さなアクションをお互いに称え合うイベントがWE Dayです。

 

イベント会場内では、元少年兵や車いすユーザー、社会問題に対する活動家など様々なバックグラウンドを持った方々が話をしてくれます。彼らの話が、参加者の今後の活動の活力になればと願っています。

 

―社会問題に対してアクションを起こしたことがあると言うと、ハードルが高く聞こえてしまうのですが、実際はどのような人をターゲットにしていますか?

もちろん、これまで社会問題に対して活動をしてきた人も参加してほしいです。また、このイベントが開催されることを知って、参加するためにアクションを起こそうと決心した人、

行きたいけれど、何をしたらいいのか分からない人

行動を起こしたことはあるけれど、自信をもって周りの人に言えない人

など様々な人に参加してほしいです。

 

―カナダで始まって、今回アジアでの開催はオリンピックなどと関連しているのでしょうか?

実は、アジアで特に団体の事業として、若者が社会を変えていくこと、リーダーシップを育成する活動に力を入れているのは日本だけなのです。インドなどにも支部はあるのですが、彼らは人材育成には注力していません。そのため、日本がWE Dayを開催したいと手を挙げて初めてアジアでの開催が決まったのです。

 

―社会課題に気づいているけれども周りの目が気になるという人は多いと思います。逆に、他の地域ではどのくらい社会に対して何か行動をしている人がいるのでしょうか。

私たちの団体の本部があるカナダでは、学校のカリキュラムで卒業までに40時間ボランティア活動等の社会貢献をするように組まれています。そうすると、子どもの頃から社会問題に対して行動することが当たり前になっていきます。

そういった環境が整っているかどうかが日本と比べて大きな違いになっているのではないかと考えます。

 

―やはり教育の差が行動の差にも表れているのですね。

海外ではソーシャルアクションがクールとみられる環境が整いつつあります。それがSDGsなどの行動にも差が出てきてしまうのではないかと考えます。

 

 

―WE Dayのイベント参加の魅力は何でしょうか。

WE Day のイベントのポイントは、様々なバックグランドを持つ人から話が聞けるということです。一般な社会問題に対するイベントとなると、教育者や研究者が集まる傾向にあります。しかし、これでは何か壁を感じてしまうでしょう。

WE Dayでは、社会問題を自分事化してもらうために、身近な人から芸能人などのみんなが知っている人が出演します。今回は、土屋アンナさんがスペシャルアンバサダーとして登壇します。土屋アンナさんは4児の母でもあるため、子どもや一人の女性としてジェンダーに強い思い入れがあります。

 

―このイベントを通じて、参加者にはどのように変わってほしいですか。

イベントに参加して、活動の輪を広げてほしいです。NGOが主催するイベントは内輪感がある傾向があります。それだと結局自分たちの中で完結してしまうため、活動が広まりません。

WE Dayでの出演者の話を聞いてインスパイアされたり、同じ志を持つ人がたくさんいることに気づいたり、今は「意識高い」と思われている活動でもクールな活動環境を創り、世間のイメージ覆せるようになってほしいです。

 

 

―このイベントをきっかけに行動することも大切だと思うのですが、周りとのギャップを埋めて自信を持って行動するための取り組みは何か考えているのでしょうか。

いくつか構想中です。例えば、WE Dayに参加した人の横の繋がりを持てる機会を作っていきたいと考えています。

加えて、このイベントは参加者によっては学校単位、学年単位と言ったように、学校を通じて参加している人たちもいます。こういった人たちが継続的に意識を持てるよう、社会問題に対する取り組み方を教材化したものをリリースする予定です。概要はこちら:https://ftcj.org/we-movement/weeducationprogram

イベントだけでなく、学校でもこのような取り組みの輪が広がっていってほしいと願っています。

 

―社会問題というとSDGsが最近話題の言葉ですが、SDGsの分野の中でフリー・ザ・チルドレンが大切にしている分野は何でしょうか。

SDGsの特定の分野と言うよりは、子どもたちが身の回りに起きている問題を自分たちで解決していこうという姿勢をサポートしています。例えば、ファストファッションの問題や、LGBTQ についてのイベントを開催したり、貧困地域への支援を行うために物品販売したりと、様々な分野で活動する子どもたちのバッグアップをしています。

―現在の日本は少子化ですが、そんな中で、若い世代が主体的に行動することが大切になってくると思います。WE Dayに限らず、フリー・ザ・チルドレンでの活動として、どのような環境を創っていこうと考えていますか。

環境を整えることは難しく、時間もかかりますが、実践することの大切さを伝えていきたいです。例えば、私たちから自分の身近なところで問題発見の機会を提供したり、何か問題に対して行動したいという人が自信をもって行動できる機会を作っていったりすることが理想です。もし、周りの目が気になってアクションを起こせない人には、安心して取り組める環境があることを伝えていきたいと思っています。

 

 

―本日はありがとうございました。

 

 

イベントについて
日時:2020年3月20日(金)13:00―16:00
場所:LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)
東京都渋谷区宇田川町1-1 渋谷駅より徒歩13分、原宿駅より徒歩13分
対象:SDGsに紐づいた国内外の社会課題に対しアクションを起こした25歳以下の子どもや若者
参加費:無料
募集人数:2,000人
締め切り:2020年2月29日(土)※定員になり次第締め切り

 

 

SNS

FTCJ Official Instagram:https://www.instagram.com/freethechildrenjapan/?hl=ja

       Twitter:https://twitter.com/FTCJ

 

 

 

編集後記
よく、行動したいけど、周りの目が気になって思うように動けないという人がいる。それはもったいない。私自身もそういった経験がある。思い立ったら行動した方が今後の人生が豊かになると思う。
新しいことにチャレンジするのには勇気がいるが、WE Dayに参加すれば自分の考えや価値観を変えるきっかけになるかもしれないと感じた。

 

 

 

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gakuseikichi

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