こんにちは。
今回の好きをつなげようではドラマ「3年A組 今から皆さんは人質です」からフェイクニュース問題について考えたいと思います!今回紹介・解説するのは、2019年の1月から放送されていたドラマで、菅田将暉さんが主演されました。
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目次
ドラマあらすじ
卒業まであと10日を控えている3年A組。生徒達は浮足立って賑やかです。ところがそんな生徒達を前に突然菅田将暉さん演じる柊先生が「今から皆さんは人質です」と切り出します。生徒達は冗談として振舞いますが、その後、柊先生校舎内を爆発。爆発によって3年A組の生徒達は物理的に孤立し、柊先生の最後の授業を受けることになっていきます。
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フェイクニュースって何?
フェイクニュースとは別名「虚偽報道」とも呼ばれています。「虚偽」という言葉の通り、偽のニュースをマスメディアやSNSなどの媒体で報道すること、またその報道そのものを指しています。虚偽情報が出回る事によって、本来傷つくはずのない人、批判される必要のない人が誹謗中傷の対象になってしまう危険性があります。
ドラマの中では?
ドラマの中で、重要なキーになる「フェイクニュース」「フェイク動画」。
3年A組のクラスメイトであった景山澪奈は自殺をしてしまいました。その原因となったのが水泳選手であった彼女の選手生命を断ってしまったドーピングのフェイク動画。それがSNSに投稿されたことによって、彼女はたくさんの人から誹謗中傷を受けてしまいます。
本当はドーピングをしていないのにも関わらず、それが本当であるかのように拡散されたことによって、理不尽に非難され、命を絶ってしまうほどの重みがフェイク動画、フェイクニュースにあることが分かります。
実際の事件
フェイクニュースの具体的な事例について一つ取り上げます。2016年の熊本地震の際、地震の影響で動物園からライオンが逃げたフェイクニュースがTwitterに投稿され、数時間で2万以上のリツイートが行われました。動物園はこのフェイクニュースの報道によって、問い合わせが鳴りやまなかったそうです。最終的に、そのフェイクニュースを流した犯人は偽計業務妨害罪で逮捕されましたが、本人は「悪ふざけのつもり」だったと供述したそうです。
じゃあ、これからどうすればいい?
では、これから私達はどのようにして、フェイクニュースに対して行動すればいいのか考えていきたいと思います。
絶対にフェイクニュースを作らない!
まず、絶対にフェイクニュースは作ってはいけません!軽い気持ちであったとしても非常に危険な行動であり、それは犯罪にあたる場合もあります。自分自身が逮捕されてしまう可能性はもちろんのことありますし、他人を巻き込むこともあるのがフェイクニュースです。絶対にやってはいけません。
すぐに拡散しない
不用意に拡散してはいけません。フェイクニュースかどうか吟味したうえで拡散するかどうかを選択しましょう。自分からの情報発信を控えるというのも自分や周りの人の身を守る、大事な手段です。
事実確認の徹底
それが本当に正しい情報かどうかちゃんと確認しましょう。新聞や雑誌、記事、サイトなどを確認することも大切です。
過激な表現や刺激的な言葉が含まれているとすぐに拡散しなくちゃ、と思ってしまうかもしれませんが、事実確認をしたうえでそれをしないと、間違った情報が広まってしまいます。
※くれぐれも拡散する時にはちゃんと情報を確かめる事、本当に拡散したいと思うものか再度確認してください!
まとめ
今回の記事では「フェイクニュース」について取り上げました。フェイクニュースは決して他人ごとではありません。WEBやSNSを使っている日常的に使っている世代にとっては無視できない問題であり、いつ当事者になってしまうかわかりません。自分がフェイクニュースを書かなければそれでいいだろう、ではなく、自分が拡散している、その情報が果たして正しいものなのか、それを一歩立ち止まって考える事こそ、とても大事なのです。
この記事を通して、少しでもフェイクニュースについて改めて考えていただけていたら、幸いです。紹介したドラマも本当に魅力的で面白く、深いテーマがある作品ですので、ぜひご覧になってみてください。
加えて、先日、このドラマの主演である菅田将暉さんを始めとした俳優さん、女優さん、モデルさんなどの片田方が「選挙」について述べる動画が公開されました。若者の投票率の低さは近年の社会問題とされています。この機会にぜひ動画もご覧になってみてください。
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