大学生の皆さん!
いまだにイマイチ正解がわからないまま、書いちゃってるあれ、ありませんか?
そう、リアペ(リアクションペーパー)です!
授業の最後に紙を配られ、感想や考察、質問なんかを書けといわれる、あれのことです。学校によっては授業内レポートや小レポートと呼ばれることもあります。
今回は、その「リアペ」でよい評価を取るための書き方を伝授します!
目次
ポイント:一箇所を掘り下げて書く
次の内容の「恋愛心理学」の授業での、リアペの例を見ていきましょう。
授業内容
高いつり橋の上で異性に電話番号を渡すと、普通の道で渡した時よりも電話をかけてくれる確率がかなり高くなる、という心理学の実験がある。これは、揺れる橋で感じるドキドキとした緊張感を恋愛のものと勘違いするためである。これを「つり橋効果」と呼ぶ。
悪い記入例
はい、残念な例の典型ですね。文量はある程度確保できていますが、まるで中身がありません。
「どんな点が興味深かったのか?」「自分がどんなことを考えたのか?」という重要な内容が含まれていないため、レポートとしては0点です。
「自分に彼女がいない」という情報は、教授にまったく必要のない情報ですよね。笑
良い記入例
続いてはいい例です!
自分の感情を「いま私は恐怖でドキドキしている。」と客観的に原因と結びつけて考えることができれば、感情の誤認を防ぐことができるはずだ。しかし現実には、自分の感情に結びつける原因が、本当に正しいという保障はなく、実際に異性に魅力を感じている可能性も排除しきれない。そのため、感情の誤認を完全に防ぐことは難しいであろう。
そもそもこの問題は、自分自身では感情を誤認しているか断定することは不可能である。そのため、「感情の誤認をしている可能性がある。」ということ考慮して、自身の感情を考察することが個人ができる最善の策であろう。そうした場合、感情の誤認を防ぐ効果がどれほどあるのか興味がある。
長々と持論を展開していますが…
ポイントは「一箇所を掘り下げて書くこと」
これだけです。
90分以上ある授業全体の話をまとめ「こういうことが分かった。」「こういうことが面白かった。」と漠然と書くのではなく、
「話のどこになぜ興味をもったのか」「こういうことが起こる背景は何か」「自分の身近な例でどのようなことが考えられるか」など自分なりの考察を書きましょう。大切そうだなと思った1箇所だけでいいので、深く掘り下げてみるのです。
教授によって、「こういうことがタメになった。」「授業がすごい面白かった。」とありきたりで見え透いた嘘を書かれるのが嫌な方もいます。もちろん本心なら嬉しいですが、これだけの文ではただの文字稼ぎという印象なので嫌だと思われるのでしょう。
授業内では必ず新しい発見があるはずなので、新しく知ったことの背景やこれからどうなるか、自分の経験や身近なもので例えられる現象はなにか、など。
自分の考察として深めて、書いていくことが重要です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
慣れればすぐに書けるので、どうせ書くなら少しでも内容のある授業内レポートにしたいですよね!また、テストに自信がない方は、これで平常点を満点にしておきましょう!
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