こんにちは、ガクセイ基地のあずなです!
今回は、SNS総フォロワー約100万人、走る楽しさを広めるために活動していらっしゃるインフルエンサーの三津家貴也さんに【好きをシゴトに】というテーマでお話しを伺ってきました。
三津家さんについてもっと知りたい人、好きなことを仕事にしたいけど悩んでいる人は必見です!
「ん~、やってみよう!」に込められた想いや(髪の)ハイトーン維持方法もお伺いしたので、ぜひ最後まで読んでください!
目次
具体的なお仕事内容
好きを仕事にする良さ
好きを仕事にする難しさ
髪をハイトーンに維持する大変さ
インフルエンサーを仕事にするまでの経緯
知識に基づく陸上への出会い
極める陸上から楽しさを伝える陸上への出会い
ずっと速くなるためにやってきた陸上でしたが、楽しんでもらうことが一番だと日本選手権に出場したことで、気づきました。
そこでTikTokを始めました。日本選手権に出場しても、お金が貰えなかったという話があったと思うのですが、それどころか選手は出場料を支払っているんですよね。だから、もっと陸上業界を盛り上げたいと思ってインフルエンサーとして発信に力を入れるようになりました。
-なぜTikTokから始めたのですか?
YouTubeはタイトルとサムネを見て、再生するかどうかを決めるじゃないですか。だから、「ランニングだ!見たい!」となる人は限られているな、と思って。自分の「楽しさ」を広めたいという想いと相性が良くないから絶対広まらない。だからTikTokから始めました。興味のある人しか見ないという関心の壁を壊すために。
速さから楽しさ重視へ
陸上の楽しさを広めるとは言っても、初めは速さを見せていました。自分が速く走れば、バズるかなと思って、実際にバスりはしたのですが、ただ再生数が伸びるだけで、そこまで大きな反響はありませんでした。
その時は、陸上、仕事、SNSの三足のわらじを履いている状態だったので、過労で倒れてしまって、2ヶ月間引きこもりの生活をしました。
その時、お世話になっている先輩からジョギングに誘われて,外に出てみたら、一気に心と体が健康になって。そこで、ランニングは速く走ることだけではなくて、健康のためとか、楽しむためにもやっていいんだと気づきました。
そのおかげで、TikTokでの活動はより一層「楽しさを広げること」にフォーカスするようになりました。
@takaya_mitsuka 奈良マラソンで42km走ってきました!最高に楽しかったし鹿がいました。#奈良マラソン #やってみよう ♬ Chu,Tayousei. – ano
好きから恩返しへ
自分がランニングによって救ってもらったから、ランニングの楽しさを広げる人になりたいと思っています。好きというより、今は恩返しをしたいです。
若い世代に伝えたいこと
・出し切れではなく、楽しむ!
僕は出し切ることに囚われてたくさん損してきました。大学四年間で自己ベストもでず、犠牲にしてしまいました。だからこそ、若い人には「出し切ることが一番良いことではなくて、何をするか考えることが大切だ」と伝えたいです。
単に努力しろ、だと陸上を嫌いになってしまうのではないかと思います。結果的に追い込むことは別に良いですが、追い込むことが目的ではないですから。
楽しむことが継続とかのめり込むことに繋がればなと思います。
・ピンチはチャンスだ!
大学四年間上手くいかなかったのですが、だからこそ勉強しました。知識がついたからこそ、院でベストがでました。働き出して、過労で倒れて立ち直るときにランニングをしたこからこそ、極めるものではなくて、楽しむものでもいいんだという新しい価値観に出会えました。そして今、それが仕事になっています。
学生の皆さんは、苦しいこととか、失敗したこととかって多いと思うのですが、それって意外と全部チャンスに変わるかもしれないよ、と伝えたいです。
・好きなことば1「二兎追うものは二兎を得る」
二兎を追ったものしか、二兎をも得られないじゃないですか。何かを制限するのではなくて、良いところ取りしちゃおうという考えです。
僕はお菓子もジュースも好きなので、制限するのではなくてその分、走る量を増やして調整します。
・好きなことば2「過去は全部変えられる」
過去は変えられない、という言葉が一般的に知られていると思うのですが、僕はそうではなくて。
「過去は全部変えられる」と思っています。
その時は失敗だ、ピンチだと思っても、今こうして話すことでその時の経験があったからこそチャンスになったよと伝えられている。
だから、自分の失敗やミスも成功に変えられるように、これからの人生を前向きに、ポジティブに生きて欲しいです。
色んなことに「やってみよう!」してくれたら、と思います!
ん~、やってみよう!に込められた想い
僕は、いつも動画とかの最初で「ん~、やってみよう!」という言葉を言うんですけど、これには意味があって。
悩んだら、やってみよう!という意味なんです!
(ん~(=悩んだら)、やってみよう!)
何でもかんでもやってみようは違うなと思っていて、迷うぐらいならやってみようよという想いを込めて使っています。
なので、やる気満々でも、一応悩んでます笑
基本的に迷った時点で、やらなかったときに後悔する。迷ったり、悩んだ時点でGOなんですよ。逆にやって後悔することは多分無くて。
例えば、ランニングして帰ってきた後に「うわ、今日ランニングしなきゃ良かった」って思うことはなくて、外に出て、走って良かったと思う。
大学生は何でもできるけど、何でもできるからこそ、何もやらない人も多いのかなと思って。自分自身大学四年間は受動的にただ練習して、追い込んでいただけだったので今思えばもったいなかったなと。
皆はもっと若い時に何でも挑戦できるので迷ったり悩んだりしたら色んなことに「やってみよう!」して欲しいです。
挑戦することが怖い人に向けて
-挑戦するのが、怖いという人に向けてもメッセージをいただけますか?
闇雲にやり始めるのではなくて、戦略を立てることが大切です。
僕は自分に自信がないんです。ネガティブなんですよ。だから、根拠を作るようにしています。根拠があると挑戦できる。TikTokを始めるときは、怖かったので全部戦略をnoteに書き起こしました。
三津家さんのnoteはこちらから↓
マラソンだって、いきなり走れと言われたら、誰だって自信がないと思います。半年練習することで、マラソンを走りきれるかもしれないという自信を付けられる。その自信を根拠に挑戦できるじゃないですか。
だから全てにおいて、自信を付けるために、根拠を見つけてから挑戦したらいいと思います!!
編集後記
今回は、ランニングの楽しさを広めるために活動していらっしゃる三津家貴也さんに取材させていただきました。マラソン中も、ファンサを欠かさず常に笑顔の三津家さんですが、取材中も終始笑顔で、大学生の私にも丁寧に取材に応えてくださいました。個人的には「ん~、やってみよう!」に込められた想いに感銘を受け、私自身も迷ったら挑戦してみる、それが怖い時は戦略を立てるということを心がけたいと思います。この記事が、好きなことをシゴトにしたいと悩む大学生の背中を押す存在となれば幸いです。
この記事を書いた人↓
[三津家貴也さん]
[ガクセイ基地]
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取材記事はこちらから↓
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